ちょっといい話

「よし、輪島まで行っちゃる」

既にご存じの方も多いと思いますが、先月１７日に石川県輪島市にある日本航空石川高校の推薦入試を受けようと埼玉県川越市から母親と一緒に出かけた女子中学生が、長岡駅で新幹線から乗り換える予定の在来線の夜行列車が大雪のため運休。もう間に合わないと泣いている娘を「絶対あきらめない」と母親はヒッチハイクをしてみようと。
吹雪の中を２時間半の歩き続け、午前４時半、ガソリンスタンドで給油中の大型トラックの運転手に事情を。神戸まで行くというヨコヤマさんは「金沢までなら」と。中三の娘を持つヨコヤマさんは、金沢に近付いたところで、「よし、輪島まで行っちゃる」と進路を変更。高校には入試開始の１０前に到着。「がんばれよ」の声とともに走り出した。
試験の作文の題は『私が感動したこと』で、深夜から学校到着までの出来事を懸命に原稿用紙に。
後日、将来は空自の操縦士になるのが夢というこの子に合格通知が。
お礼の気持ちを伝えようにも、「当たり前のことをしただけ」と連絡先は教えてもらえなかったとのこと。

ここまでは、昨日の朝刊に。

そして、今朝のＴＶ番組では、連絡先が分かったとのこと。

いやあ、ほんとにいい話。
ちょっといい話ではなく、ごっつエエ話を、本当にありがとう！！


今日は建国記念の日。紀元は弐阡六佰七拾年でした。