足の向くまま、気の向くまま

気付いたこと、気になったことなどを
勝手気侭に・・・
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画期的判決

2009年09月30日 22時49分52秒 | Weblog
今日の最高気温は25度。雨が降り、爽やかとはいきませんでしたが、秋はもうそこまで。木々の色づきを楽しめる季節になりますね。


先回の参院選、一票の格差は最大で4.86。 最高裁大法廷は、合憲の判断を下しましたが、今の参院の選挙区のあり方について、「格差縮小には整数是正ではなく、抜本的な制度改正が必要」としました。

合憲判決とは云え、15人の裁判官のうち、5人は違憲判断ですから、そのことも一つの要因として、抜本的云々と言及したのでしょうかねぇ。いずれにしても、ズバリと踏み込んだ画期的な判決を出されました。大歓迎です。

衆院も現在格差が、一応合憲とされている2倍を超えていることは、ご存じのとおりです。

来年の参院選には間に合わないでしょうが、その次の2013(平成25)年の参院選、そして、任期一杯なら衆院も同じ年ですから、ここ2年の間に衆参両院とも、定数削減を含め、抜本的な見直しを行い、選挙法案の改正を願いたいものです。勿論、ネットの活用や電子投票も含めてです。


新内閣、あれも廃止、これも見直しと大変なことですね。どうもしっかりとした司令塔が無いように見受けますが。
本来は、副総理のところでやるんでしょ。でも、一向にニュースになりませんね。あるコメンテーターが言ってました。「NPO出身で経済のことなど分かっていないから無理。本来は財務大臣の人がやらねば」とね。それと、「細川政権のときと似ています」とね。

総理が閣僚はこのようにと見せたら、幹事長がそれを阻んだとか。幹事長と財務相、最近は疎遠なんですよ。献金問題で「あんた、降りろ」って言われてからね。

細川政権の時と似てるってことは、なかなかまとまりが付かずに、短命ってことでしょうかね。

一方の野党、昨日、三役を決めましたけど、攻撃的というか、どうも活発さに欠ける顔ぶれのように思いましたが。これで、解党的改革が出来るのでしょうか。「みんなでやろうぜ!」は、大丈夫かしらねぇ。


MS社が、無料セキュリティソフトMSE(Microsoft Security Essentials)のDL提供を開始したそうです。
稼動するのは、XPsp2/sp3、Vista、Win7で、日米など19の地域のMSサイトからDL出来るとのこと。

TM社のvbの使用期限がまだ十分にあるので、使い勝手などの情報を待って、判断しようと思っています。

政権交代

2009年09月29日 20時59分13秒 | Weblog
再度政権に就けるかどうか、新執行部が出来ました。

数年先のことを云うと、鬼が高笑いすると思いますが、もし、もしですよ、次回の衆院選でもう一度政権交代が起こったら、高速道路は有料化ですか。あるいは、八ッ場ダムは建設再開ですか?

こんなことになれば、政治屋はそれでいいのかも知れませんが、大迷惑するのは国民ではありませんか。

国の根幹に係わることが、あっちへ行ったりこっちへ行ったりしないような仕組みを作って貰わねばね。


さて、政権党は閣内不一致や舌足らず発言が。

連立で入閣したお大臣は、「担当大臣はわたしだ」と気炎を。首相は「そこまでの合意はしていません」と言ったものの、担当大臣は「全て分かっていますからよろしくお願いします、と言われた」とまた反論。

円高推移にびっくりのお方、「わたしはそこまでは言っていませんよ」と、火消しに躍起。でも、聞いた方は容認と受け取ったから円高になったわけでしょ。後で釈明しても遅いし、影響が出たことは取り戻せません。
誤解を生むような発言は、絶対に止めて下さいよね。
野党のときは、散々にそう言って与党を追及してきたでしょうにね。

ここの幹事長、相変わらずのむっつり。公党の責任者が、何の情報も発信しないとはどういうこと。いい加減にしてほしいね。


Win7発売まで、3週間余り。各社の冬モデルがぼちぼちと。
とても気になります。

全員野球

2009年09月28日 19時17分31秒 | Weblog
今日午後発表の確定数
届け出順   1   2   3
総数199  43  35 120 
総数300  11 109 180 
合計499  54 144 300

身内で43もあるのに、一般では僅かの11。これはちょっと極端過ぎませんかねぇ。何かが裏であったような!?

さて、どんな全員野球をするのでしょうか。
野球もベンチに入れるのは25人で、出場するのはDH制でも10人。
監督・コーチの現場指揮官に、2軍の面々。広報や人材発掘、球場の管理など、多くの裏方さんが必要ですし、この人たちのご苦労がなければ、成り立ちません。

閣僚や党役員を勤めた人たちが、裏方として、草むしりや球拾いなどを文句も言わずコツコツとやってくれるのでしょうか。やらなければ、再生はないはずなのですがねぇ。

早く陣容を知りたいし、臨時国会での論戦を見てみたいものです。


次は2日の2016五輪ですね。

調整力と決断力

2009年09月27日 23時22分51秒 | Weblog
連立で入閣した大臣が、「やります!」と大声を上げています。国交相も防衛相も、いやいや各大臣がみな、難題を抱えています。
党の大物を無視出来ない中で、未知との遭遇の連続です。どう調整し、どう決断するのでしょうか。いよいよ本格始動です。

この大物氏、英国からの帰国を、個人的に行ってみたい所がと、2日延ばして、今日帰国。
交通費、滞在費の精算は? 公私の区別、当然ですよね。


他方は明日、選挙。議員票199の多くは全員野球氏に。地方の300票の行方はどうでしょうか。いつぞやのようにダントツはあるのか。そこそこに伸びるも、一発で決まるのか、決選投票になるのか。議員、党員の決断や如何に。


政令都市になって初めての市長選、三選を目指す相乗り氏が敗れました。
こちらも、新しい風が吹きました。市会議員はどんな思いなのでしょうね。これからの議会に注目です。


38歳最後の日に、13年ぶりのツアー優勝。この人は本当に凄い。明日からは、この大会で引退する日本の女王が出ている東京・有明に参戦。
世界中を飛び回る日程も超過密。本当に頑張っていますよね。

一方はV3。これで呪文は解けたと喜んだ向きも多かったようですが・・・
他方は、2位、3位争いがとても面白くなってきましたよ。

以前注意されたのに、またガッツポーズですよ、土俵上でね。膝で蹴ったように見えた相撲もあったでしょ。心技体のお手本、いつになったら示してくれるの、実業家さん。ここの親方、蚤の心臓さんでね。キチンと注意が出来ないんでしょう。


JR西と事故調、あれは酷い。役員も委員も戦力外通告だ!


せんぼくトレインフェスタ2009
 10月17日(土) 10:00~15:00 雨天中止
 泉北高速鉄道光明池車庫 泉北高速鉄道光明池駅下車 徒歩約10分
 参加費:無料
 詳細は、こちらです。

交通フェスティバルin名谷車両基地
 11月15日(日) 10:00~15:00
 神戸市交通局名谷車両基地 市営地下鉄 西神・山手線「名谷駅」より
 市バス76系統乗車、神戸医療センター下停留所から徒歩5分
 参加費:無料
 詳細は、こちらです。


国土交通省近畿運輸局 「鉄道の日」の催しのお知らせ
 京阪神地区を中心に、鉄道の日の催しもの情報がまとめられています。
 PDFは、こちらです。

台風15号

2009年09月26日 20時49分48秒 | Weblog
今日の夕方6時過ぎ、台風15号は潮岬の西15kmほどのところに上陸、北北東に進路を取っています。これから深夜までが大阪に一番接近します。
上陸時の気圧は930mb(ミリバール)です。

こんなことをラジオで聞きながら気象観測をしていたのが、丁度50年前。
高校2年の秋、1959(昭和34)年9月26日(土)のことでした。
この時は、折角観測しているのに、大阪を離れ東を通るなんて、ガッカリと友と話をしていたのですが、翌日以降になってびっくりするやら驚くやらでしたね。死者・行方不明者は5100人、負傷者は4万人近くに及ぶ大きな被害を出しました。

伊勢湾で南からの強い風が吹き付け、高潮による大きな被害が出、伊勢湾台風と名付けられましたが、潮岬上陸後、琵琶湖北部を通過し、富山湾から日本海に抜けました。そして、秋田県能代付近に再上陸後、青森県三沢付近で太平洋に出ました。

室戸や第二室戸は、室戸岬に上陸しているのでこの名が付きましたが、伊勢湾台風も室戸と同じように伊勢湾を北上したのでと思っておられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。上に書いたように、進路は紀伊半島縦断、伊勢湾の高潮で大被害を受けたことから付けられた名前なのですね。

中学時代は学校の天体望遠鏡で、月や土星の輪を眺め、高校時代は物理部で気象観測を。実は天体観測もしたかったのですが、屋上にある天体望遠鏡用のドームの中は空っぽでした。一度、保管されていた天体望遠鏡(屈折式)を引っ張り出しましたが、とても古いもの(多分旧制中学時代のもの)で、使い物になりませんでした。また、夕焼けの空を行く通信衛星エコー、確か直径30mで表面にアルミ箔(?)を貼り付けたもの、を物干しから眺めました。
この高校に地学の授業があれば、進む道は完全に変わっていたと思います。


       当時、高校の屋上から見た南海電車と通天閣


「私なりの仕事が出来たと思っております」と述べ、帰国の途に。
さて、鳴りを潜めている検察、故人献金疑惑の解明はどこまで進んでいるのでしょうか。今後の捜査はどこまで及ぶのでしょうか。そして、その動きが表に出るのは何時のことなのでしょうか。


残暑お見舞い申し上げます。9月上旬から中旬の陽気だそうですね。

霞ヶ関の常識は・・・

2009年09月25日 23時18分50秒 | Weblog
米大統領が議長を勤めた国連安保理首脳会合で、全会一致で「核なき世界」を目指す決議が採択されました。核保有国が拒否権を持つ常任理事国として君臨する(?)なかでの全会一致は、実現までの道のりは遠いでしょうが、核廃絶への道の第一歩として素直に喜びましょう。
「・・・潜在的核開発能力はあるが、唯一の被爆国として・・・」と首相。
これを機会に、11月に来日する米大統領、是非、広島・長崎へ。


国交相、大変ですね。八ッ場ダムにJAノL。そこへ事故調からJR西への情報漏れ。「今考えると・・・ 反省しています」、こんな言葉、もう何回聞いたでしょうね。

年間8億円の賃貸料の消費者庁。これを決めたお役人たち、2時間にも満たないたった1回きりの審議で決めたんですってね。
今までにも、高額の資料作成料やお車代を出費していたお役所。
永田町の常識は、世間の非常識と同じように、霞ヶ関の常識は、世間の非常識ですよね。

お役人はオーケストラの団員。指揮者が変われば、その指揮者に従うのが基本ですよね。演技者も同じ。監督や演出家の指示に従うのが基本。
政治屋にも非常識なのも結構いるようですが、ここは、脱官僚や脱霞ヶ関ではなく、意識改革を行なうように、上手に指揮をして下さいな。いや、誰かさん見たいに、灰皿、投げますか(笑)。


政令都市になって初めての市長選挙、三選を目指す相乗り氏までがLRT建設について、市民の声を十分に聞いて・・・と言いはじめましたよ。
府知事が押す候補には、衆院議員から名古屋市長になった人までもが応援演説に。離党したのですかねぇ。


その府知事、WTC、再提出。まだまだ、厳しい状況のようですが・・・

JAノL問題では、外国の航空会社が国内線を飛べるようにすべきだと。

夕方の報道番組、客扱いが高圧的、もう一方の会社はうまくやっているのだから、役員に来てもらって・・・などと。御尤もごもっとも。

31.2%

2009年09月24日 22時48分02秒 | Weblog
昨日の25%削減云々、2006年の数字をそのまま使いました。
全国地球温暖化防止活動推進センター国立環境研究所のサイトを見ると、

二酸化炭素に換算した総排出量は・・・
 基準年  12億6133万1418トン
 1990 12億 780万トン
 2006 13億4210万トン
 2007 13億7430万トン

基準年とありますが、これは、ガスの一部に1995年の値を使ってもよいものがあり、日本政府は2006年8月に確定作業を行ないました。

京都議定書では、2008~2012年の間に6%削減しなければならないのですが、これに反して、2007年では9%の増加となっています。

25%減というのは、基準年値の75%ということで、2007年値から見れば31.2%減、即ち、現在の排出量を凡そ2/3にするというとてつもない数字なのですね。

各国首脳や国連事務総長が、歓迎の意を示したのも頷けるというものです。

これには但し書きがあり、米中など全ての国が参加したならば、です。
そして、25%を実現するではなく、目標とするです。
11年先の2020年、政権与党はどこ? 首班は何方?


さて、電事蓮(電気事業連合会)のサイトを見るとちょっと気になることが。

電気の源の比率ですが、
1980(昭和55)年は、原子力:17% 石油等:46 石炭:5 天然ガス:15 水力:17%で年間発電電力量が4850kWhでした。
それが、2007(平成19)年では 原子力:26 石油等:13 石炭:25天然ガス:27 水力:8 その他:1%の10303kWhで、 原子力・石炭・天然ガスがほぼ1/4ずつになっていて、 石油が大幅に減り、逆に炭酸ガスの排出量の多い石炭火力の復活ぶりに大いに驚きました。

実数としては、原子力825kWh⇒2679 石油2231⇒1339、石炭242⇒2575kWhで、原子力は3倍、石炭は10倍超で、石油は半減に近くなっています。

その理由は・・・
石油の値段が高くなり、しかも産油国からの輸入ですから何かが起これば、必要な電力が賄えなくなってしまいます。一方、石炭は産地が石油のように偏っていないため、安定供給が可能です。我が国は今、輸入に頼っていますが、いざとなれば、国内にもまだまだ石炭はあります。
(石油は42年で枯渇しますが、石炭は133年だそうです)

炭酸ガスの排出についても、天然ガスと比べても遜色のない熱効率を目指す石炭ガス化複合発電の試用が行なわれており、石炭火力の発電効率は他国に比べ高いものになっているそうです。


双方向クイズ にっぽん力「鉄道スペシャル」
 9月26日(土) 22:00~23:30
 BShおよびBS2
番組サイトは、こちらです。


いやあ、今日は暑かった!!

大きな拍手

2009年09月23日 21時53分52秒 | Weblog
英語で10分間の演説をし、その中で温室効果ガスを25%削減すると述べると、議場に大きな拍手が。ニュースを御覧になった方は、この場面、見られましたね。そして、出てくるのが、各国の排出量比率の円グラフ。
米中が20%。日本は4%。これは2006(平成18)年の数字で、細かく云えば、米:20.3% 中20.2 EU:11.6 日本:4.3%です。
日本が国民に大きな犠牲を強いて削減しても、 全体の1.1弱の削減にしかなりません。米や中が11%の削減を実現すれば、日本の現排出量を上回る削減になるのです。

西隣のお国からは、春先には黄砂が飛来、これは自然現象だから仕方ないといえばそうかもしれませんが、彼の国の国民も困っています。そして、自身を発展途上国と位置付け、大量のガス排出をこれからも続けさせろという論調が見え隠れしています。
海の向こうのお国は、今まで自分流を国際基準だと、世界に押し付けてきたました。新大統領になり、世界との協調に軸を移す気配は見せていますが、一筋縄ではいきません。

ここは何としても、この二大排出国を枠組みの中に呼び込まなくてはなりません。そのための方策はあるのでしょうか。お手並み拝見です。


国交相、現地でも「中止」と明言。ただし、現在建設中の付替え道路は完成させると。今朝の新聞、あと1400億円の出費で完成するが、中止によりそれ以上の金が掛かったとしても、無駄なものは排除することの象徴的なものにすべきだと。1万、2万のお金じゃないのですけどね。


新旧分離案が浮上してきた航空会社。これは採算の取れている優良路線だけを新会社に移し、不採算路線は旧会社(現)が順次精算するというもの。
国内外の50路線の廃止が盛り込まれているらしいですが、それじゃあ、社名から日本の文字を外してもらいましょうね。
日の丸を想像させる尾翼の塗装も、無様なことでスンマセンと、恥ずかしそうにしているこじんまりしたものに変えてくださいな。


関空の上下分離方式、この際、キチンと実現してもらいましょうよ。
国交相の考え、早急に聞きたいものですよ。


一昨日は敬老の日でしたけど、お国からは、子育て支援の26千円や高速の無料化のような、お年より向けの施策は何も出てきませんね。


最高気温が30度を切った日々が続いていますが、やはり25度を下回らないといけませんね。

SWは今日でお仕舞いですが、木金と休暇を取って、9連休の人も結構いらっしゃるのではないでしょうか。1000円で遠くまで行けるからといってお疲れが溜まりませんように。

これでいいの?

2009年09月22日 22時35分41秒 | Weblog
野党の総裁選、ニュースに出てきません。今日は盛岡と郡山。昨日は札幌と新潟。首相、外相の映像は当然にしても、高速のSWの渋滞や事故のことは伝えてもです。これでいいのですかねぇ。

で、三人の内二人は知っているけれど・・・


明日国交相が現地に。でも、知事以下関係者は会わないと。
会う前から、マニフェストに書いてあることですから、工事中止は変わりません、と。何を根拠に中止を決めたの? 野党の時と政権与党になった今とは違うのですよ。ここは白紙に戻し、話をじっくりと聴いてから、判断すべきではないのですか。

事務次官会議は廃止、次官の記者会見は禁止。新しい政治手法を示そうと、今までやってきたことは全て駄目だといわんばかりのお達し。
連立ゆえの大臣発言の不一致も出ています。
支持率は高いものの、一票を投じたことが間違いであったと思い始めた人がじわりじわり増えているようです。

大臣、副大臣、政務官の政務三役を政府に送り込む与党、人材が豊富なんですね。臨時国会の場での論戦を早く見たいものです。


ちょっと遅れて目を通したある鉄道誌。C62の写真がいっぱい。その中には勿論、C622も。梅小路で見、写真に収めた機関車です。
写真を見ながら、あの機関車がこんな所を走っていたんだと、何だか不思議な思いになりました。C5345機は、この目で見たから余計にですけど。


再び「1080」

2009年09月21日 22時37分20秒 | Weblog
15日から転車台南側に展示されていた1080は、今日から23日まで、扇形車庫内で、運転席の特別公開が行なわれました。


   列んで待つこと20分ぐらい? やっとわたしの番がきました


       見学記念券を頂き、ヘルメットを被りました


 日本は左側通行で機関士は左席 でも100年以上前の1080は右席






直ぐ隣では、番号板の拓本取りをやっていて、ここもお子さま連れが沢山列んでいました。こちらも待つこと20分? 

   
クレパスが何色も用意されていて、数色の色を塗っている家族連れもいましたが、一色でやってみました。とても柔軟性のある紙で、左右のみをセロテープで留めているので、中央部の位置はブレブレです。また、下の形式は文字が小さく、クレパスではなかなか上手く取れませんでした。

   
        これは釜蓋に取り付けられているものです

   
これは左側タンクに取り付けられたもの 微妙に違うように見えますが!?


   
隣には6289が。こちらも列んで1080と同じ色で取りました。この二つの番号板の大きさは全く同じ。二つの拓本取りには訳がありました。


これは、もう20年以上も前に某焼肉店で静態保存されているものを、使用済みカレンダーを指で擦ったり、押さえつけたりして取った形を基にして、ボール紙で作ったもので、上の二つと縮尺は同じにしています。



特別公開が終わると、他の機関車と同じように扇形車庫内での展示されます

ここで、1080号機について、展示室の説明を基に触れておきましょう。
(18日の説明と重複する部分があります)

1897(明治30)年、東海道線の旅客用として英国のニールソン(Neilson)社から2Bのテンダー車を18輌輸入し、D9形と名付け京浜間で試用しましたが、性能が良いため増備し、50輌となりました。その後、同一仕様で英のダブス(Dubs)社から25輌を、米アルコ・クック社から24輌、独のハノーバー社から36輌輸入し、計135輌となりました。

この1080は、1901(明治34)年にダブスから輸入され、651号機として東海道線で急行列車の先頭に立っていました。
1909(明治42)年、機関車の形式称号変更によって、ニールソン社製は6200形、ダブス社製は6270形、アルコ・クック社製は6300形、ハノーバー社製は6350形と区分し、651号機は6270形の6289号機となりました。(それで、この番号板が拓本に)

その後、8620形など国産機関車が登場するにつれ、地方線に移ったり、また、6200形からは25輌、6270形からは24輌がテンダー車からタンク車に改造されて、車輪配置が2Bから2B1の1070形となりました。この6289号機(D9・651号機)は、1926(大正15)年に浜松工場で改造され、1080号機になったのです。

1938(昭和13)年に鉄道省の除籍を受けるまで、岐阜機関区、美濃太田機関区所属で、構内入れ替えや高山線を走っていました。
1940(昭和15)年、鉄道省から日鉄鉱業に売却され、新潟県の赤谷鉱山専用鉄道に配置、鉄鉱石や従業員輸送に従事していました。

1957(昭和32)年、栃木県の葛生鉱業所羽鶴専用鉄道に移動し、石灰石の輸送を行なっていました。
1979(昭和54)年に引退しましたが、他の機関車が次々と姿を消すなかで、栃木県佐野市の日鉄鉱業栃木事業所で大事に保管されていました。

そしてこの度、JR西日本に寄贈され、7月26日未明、梅小路蒸気機関車館に搬入後、慎重に修復整備され、この15日に正式に譲渡式が行なわれ、公開となったものです。



        DE101104(左)とDE101118



         休日限定運転のN電(日本最初の市電)





              D51200





         東寺の五重塔 久々に足を向けました



   天満橋で降り、八軒家浜で「水都大阪2009」をちょっぴり





            ライラック・アライバル
     シャッター速度 1/2 中央下の煙突は関電堺港発電所

神戸空港沖から大和川河口に向け進路を取り、右旋回をして、関空に向かう(←)ところです。右の小さな光は、神戸沖に向っている(→)次機です。