普通の日々

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説明不足の映画

2006-07-31 20:31:59 | 雑感
大邱地下鉄惨事で延期された映画『チューブ』が公開へ (朝鮮日報)
【目が回るほどスケールが大きく、激しい銃撃シーンで始まる映画の欠点はすぐにばれる。チャン・ドジュン、カン・ギテク、ソン・インギョンなどの主人公たちには「なぜ」という言葉が抜けている。テロリストの凶弾で失った恋人を刑事がどれだけ愛していたのか、カン・ギテクはなぜテロリストになったのか、スリがなぜ刑事に片思いをするようになったのか、などに対する説明が足りず、登場人物たちの格を自ら下げてしまっている。
 手抜きで作られたドラマの上を1時間以上も走る列車の乗客たちは不安でばつが悪い。『シュリ』の助監督を務めたペク・ウンハク監督は、CM監督の限界をそのまま表している。ハリウッド映画『スピード』の設定を真似た『チューブ』には、早い場面転換と短く強烈な台詞が存在するのみで、人もいなければ話もない】

 上記の評価が全てですね、付け加える事は何もない。特に『スリがなぜ刑事に片思いをするようになったのか』は、全く何も説明がないから単に混乱するだけ。興行が失敗したのも当然でしょう。
 まあ、他にも色々突っ込みたい部分はあるんだが、特に突っ込みを入れたいのは刑事の命を救った金属製のカード。
 えーと、女スリさん。
あのカードはガンダリウム合金製か?それとも超合金Zなのか?
 例えチタン製のカードでもあの薄さでは、近距離から9ミリの弾をああやって防ぐ事は無理だと思う。多分上記の金属でなければ、オリハルコンか硬化テクタイトだろう。
 それにしても主犯が生死不明で、主役刑事が死亡というのは珍しい映画だ。


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