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スペースデブリ

2005-01-23 22:40:30 | ニュース関連
「宇宙ごみ」の被害防げ 安全管理へ国際指針 (朝日新聞) - goo ニュース
【寿命が尽きた人工衛星やロケットの残骸(ざんがい)、破片からできた「宇宙ごみ(スペースデブリ)」による被害を防ぐため、日本など67カ国が加盟する国連の宇宙空間平和利用委員会で、ごみの削減策や安全な管理法を定めた国際指針を作ることになった。地球の周囲では、数百万個の宇宙ごみが猛スピードで回っており、人工衛星に衝突したり、地上に落下したりする危険がある。各国は2月にウィーンで会合を開き、指針案の合意を目指す】
『使い捨てられた人工衛星、シャトルが切り離したタンク、ステーション建造時に出た廃棄物、宇宙に浮ぶ沢山のゴミ、スペースデブリは、実はとても危険な存在です』-思わずアニメ「プラネテス」の冒頭の台詞を使ってしまいました。「プラネテス」で描かれていた様に実際に人の手でスペースデブリを回収・処分するのはまだまだ先の事になるのでしょうが、これからも各国で人工衛星の打ち上げは続くのですから今回の指針は重要な事だと思います。
 記事や「プラネテス」の台詞にあるようにスペースデブリは危険な存在です。例え空き缶の様な物体でも【平均で時速3万6000キロの猛スピードで周回している】のですから、衝突された方に被害が出る可能性が格段に高くなります。実際にフランスの小型衛星シリーズがスーツケース大のデブリと衝突し、本体の一部がもぎとられるという事故も起きているそうです。この事故の様にデブリが新たなデブリを産み出すこともあるのです。

 放送・通信・気象観測など、人工衛星は今や我々の生活に深く関わっています。その人工衛星の安全・確実な運用の為にもスペースデブリの対策は必要です。今回の指針案が採択される事を強く願っています。

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