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詐欺グループそのものの摘発数は?

2013-07-06 20:51:06 | ニュース関連
警視庁特別部隊:ステルスチームが「オレオレ」水際阻止 (毎日新聞)
【被害が増え続けている手渡し型の「オレオレ詐欺」の現場で、現金受け取り役の「受け子」を捕まえる警視庁の特別部隊「ステルスチーム」の奮闘が目立っている。今年1~5月の摘発件数は計78件で昨年同期の約2倍に。実態がつかみにくい詐欺グループの捜査進展に、期待が集まっている】
【チームの詳細は公表されていないが、態勢を拡充しているとみられ、摘発数は09年の8件から12年は139件に急増。今年の実績が昨年を上回るのは確実な情勢だ】

 摘発数が増えているのは結構ですけどね、肝心なのは「受け子」の逮捕を詐欺グループ中枢の摘発に繋げる事でしょう?初期の頃なら兎も角、今の「受け子」は逮捕覚悟の使い捨て、何処からか集めてきたアルバイトが殆んどの筈。そういう重要な情報を持っていない「手足」をどれだけ逮捕しても、詐欺件数の大幅な減少はそんなに期待出来ないんですから。
 でも、この記事にはそうして中枢に辿り着いたケースについては何も書いていない。それは中枢に辿り着いたケースが殆んど無いからじゃないかという気がするんですが…さて、どうなんでしょうか?

【同本部は「受け渡し場所は犯人と接触する唯一の機会。ここで犯人を捕まえることがグループの実態解明につながる」と話す】
 記事の最後にこういう文章が載っていたんですが、詐欺事件でなら兎も角、誘拐事件でこれはやって欲しくないんですけどね。が、どうも日本警察には人質の安全優先という考えが足りないらしく、『ここで犯人を捕まえること』に力を入れる傾向があるんですよ。おそらくこの傾向は「痛い目」に遭うまでは続くんだろうなぁ。


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