普通の日々

ごく普通の日々の事

どう考えても誤解される発言

2013-07-08 21:55:48 | ニュース関連
「どんどん心筋梗塞に」大阪・柏原市長が発言 市立病院活用で (スポーツニッポン)
【大阪府柏原市の中野隆司市長が7日夜に同市で開かれた参院選大阪選挙区の日本維新の会公認候補の演説会で、市立柏原病院の活用促進に関し「市民の皆さん、どんどん心筋梗塞になってください」と呼び掛けていたことが8日、分かった。
 中野氏は、橋下徹大阪市長が代表を務める政治団体「大阪維新の会」の顧問。取材に事実関係を認め「循環器内科の医師が充実したので『病気になっても安心してください』との趣旨で発言した。誤解を招いたら、申し訳ない」と釈明した】

「皆さん、どんどん心筋梗塞に」…演説会で市長(読売新聞) - goo ニュース
【演説会には市民ら約200人が出席。応援演説に立った中野市長は、心筋梗塞について同病院の診療体制が充実したとアピールしたうえで、「どんどん心筋梗塞になって下さい」「1回手術をやったら、病院に250万円入る」と述べた。
 中野市長は、「心臓病のいい先生が来てくれたので、安心して柏原病院を使ってほしい、という意味だった」と話した】

 『循環器内科の医師が充実したので『病気になっても安心してください』との趣旨で発言』・『心臓病のいい先生が来てくれたので、安心して柏原病院を使ってほしい、という意味』と言いたいのならそう言えば良いでしょうが。それが何をどうすれば『どんどん心筋梗塞になって下さい』と『1回手術をやったら、病院に250万円入る』と言う発言になるんですか?こんなの誤解を招くに決まっているでしょう?『誤解を招いたら』なんてレベルではない。なのにこの程度の認識なんですからね、呆れるしかない。まあ、こういう認識だからこその発言とも言える訳ですが…。
東京都内、高齢者の万引増加 初めて少年上回る (東京新聞)
【東京都内で2012年にあった万引で、65歳以上の高齢者の摘発者数が19歳以下の少年を上回ったことが7日、警視庁の調査で分かった。詳細な統計が残る1989年以降初めて。高齢者による万引の摘発件数は年々増加傾向にあり、孤独感や生活困窮などが背景にあるとみられる】
 『高齢者による万引の摘発件数』が年々増加傾向になるのはある意味で自然な展開でしょう。年々19歳以下の人口が減るのに対して、65歳以上の高齢者の人口は増えていくんですから。その『背景』で人口構成の変化というものにも触れて欲しいですね。
 それとこの調査では記憶力の減退によって起きた万引きというのはどう扱っているんでしょうか?『孤独感や生活困窮』と一緒に纏めて扱うのは一寸どうかという気がするんですが?


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