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理解不能、何故これで110番に掛ける?

2008-05-06 22:02:46 | ニュース関連
「雨なので家まで送って」非常識110番急増、警察業務に支障も(読売新聞) - goo ニュース
【緊急性のない110番や事件事故と関係のない相談に、各地の警察が苦慮している実態が読売新聞の調査で明らかになった。
 少なくとも37都道府県の警察本部が業務と無関係な通報や苦情の実例を把握しており、中には「雨が降ってきたので家に送って欲しい」という要求まであった。
 警察庁によると、110番の受理件数が減少傾向にある中、こうした通報は増え続け、昨年は95万件に増加。専用回線がふさがってしまうなど業務に支障も出始めている】
【具体的には「○○さんの自宅の電話番号を教えて」(山口県警)と110番を電話番号案内代わりに使うケースや、「新しく買った携帯電話の電源が入らない」(九州地方の県警)といった相談のほか、「公衆トイレにいるが、紙が切れて困っている。持ってきて」(埼玉県警)など私的な要求が目立っている】
【しかしモラルに欠けた通報が重なった結果、警察官の現場到着が遅れるなど影響も出ており、警視庁では週に1度は30秒以上、110番回線がふさがる事態が起きている。
 警察庁は「110番にかけるべき通報かどうか良識を持って判断して」と訴えている】

 何故こういう事を110番に掛けるんでしょうか?『電話番号を教えて』はNTT、『携帯電話の電源』は販売店かメーカーに連絡を入れるべきであって、110番をしても解決するとは思えない。『家に送って欲しい』と『持ってきて』は論外、警察を何だと思っているんだとしか言えない。おそらくアンケートを取れば全員がそう答えるでしょう。でも、実例があるという事はこういう事で110番をする連中が一定数いるという証明ですよね。
 この原因は一体何処にあるんでしょう?最近は学校でのモンスターペアレントが報道されていますが、ああいうのと何か関連性があるんでしょうか?

若い男から110番、出てみれば「ゴキブリが気持ち悪い」(読売新聞) - goo ニュース
【「ゴキブリが家の中に出てきて、気持ちが悪い」
 昨年夏、大阪府内の警察署に、若い男性から電話がかかってきた。対応した署員は「自分で駆除できるはず」と考え、この依頼を1度は断った。
 しばらくして再び同じ男性から「本当に困っている。来てくれ」。最寄りの交番にいた50歳代の男性警部補が男性宅を訪ねると、おびえた目つきでゴキブリを見つめる若いカップルが待っていた。警部補はゴキブリを駆除し、死骸(しがい)をビニール袋に入れて持ち帰った。
 この警察署の副署長は「市民が助けを求めてきた以上、むげに断ることはできないと判断したが、ゴキブリの処理は警察の本来の業務ではない」と語る。
 今年2月中旬、千葉県内の警察署に女性から「恋人に振られてしまった」と電話があった。女性は約20分間、相手の人柄や交際の経緯を話し続け、翌日から連日のように電話をしてくるようになった。夜の当直体制で人手が少ない時間帯にかかってくることも多かった】
【ある警察の広報担当者は「緊急性がなくても警察が役立てる内容であれば相談に乗りたいが、個人的な要求も増えており、対応に苦慮することも多い」とため息をついている】

 このカップルはゴキブリを発見してそのままフリーズしちゃったんでしょうか?そうでなければ一旦部屋から逃げ出して殺虫剤を購入してくるという手があったと思うんですけどね。もしかしてそのゴキブリが玄関辺りにいたんだろうか?ってか、警官到着までそれなりの時間が経過した筈だが、その間ゴキブリは何をしていたんだろうか?
 『振られてしまった』という相談電話。まあ、話を聞く事でその女性が自殺とか復讐という方向に進まないのであれば、電話の相手をする意味があるというものなんでしょうが・・・・その警察署の他の番号に掛けて貰うという事に出来なかったのかなぁ・・・・。