空母、競売で買い手つかず 中国企業、観光用に購入 (産経新聞) - goo ニュース
【中国南部の深セン市で、テーマパークとして利用されていた旧ソ連の退役空母ミンスク(四二、〇〇〇トン)が競売にかけられたが、買い手がつかず、その行方が宙に浮いている。中国にはミンスク以外にも、旧ソ連製などの三隻の空母が民間企業の手に渡っているが、ミンスク同様、大きなお荷物になっているようだ。
ミンスクは一九七八年の建造で極東地域に配備されたが、退役後は武器装備、エンジンが取り除かれ、軍事転用はしないことを条件に、五百万ドルで中国の民間企業に売られた。二〇〇〇年九月から深セン市のテーマパークで展示され人気を集めたが、次第に客足も遠のき、この企業は昨年二月、八億七千万元(約百三十億円)もの負債を抱えて倒産した。
このあと、ミンスクは先月中旬、競売にかけられた。ただ、初値が約一億三千万元(約十九億五千万円)と高値だったこともあって、買い手がつかなかった。今後も競売は続けられるという】
軍事転用しないという条件があるのだから、元の航空巡洋艦や他の艦種に再改造する訳にはいかない。かといって民間用の船に改造しても需要についての保証は殆ど無い。となるとスクラップ以外の利用法が無い。が、スクラップとしてはこの価格は高すぎるだろう、買い手が付かないのも当然だ。
ただ、中国に売却された3隻の内、重航空巡洋艦ワリャーグは修理や新たな塗装が施されているそうだから、『大きなお荷物』という状況じゃないと思うんだけどなぁ。
【中国南部の深セン市で、テーマパークとして利用されていた旧ソ連の退役空母ミンスク(四二、〇〇〇トン)が競売にかけられたが、買い手がつかず、その行方が宙に浮いている。中国にはミンスク以外にも、旧ソ連製などの三隻の空母が民間企業の手に渡っているが、ミンスク同様、大きなお荷物になっているようだ。
ミンスクは一九七八年の建造で極東地域に配備されたが、退役後は武器装備、エンジンが取り除かれ、軍事転用はしないことを条件に、五百万ドルで中国の民間企業に売られた。二〇〇〇年九月から深セン市のテーマパークで展示され人気を集めたが、次第に客足も遠のき、この企業は昨年二月、八億七千万元(約百三十億円)もの負債を抱えて倒産した。
このあと、ミンスクは先月中旬、競売にかけられた。ただ、初値が約一億三千万元(約十九億五千万円)と高値だったこともあって、買い手がつかなかった。今後も競売は続けられるという】
軍事転用しないという条件があるのだから、元の航空巡洋艦や他の艦種に再改造する訳にはいかない。かといって民間用の船に改造しても需要についての保証は殆ど無い。となるとスクラップ以外の利用法が無い。が、スクラップとしてはこの価格は高すぎるだろう、買い手が付かないのも当然だ。
ただ、中国に売却された3隻の内、重航空巡洋艦ワリャーグは修理や新たな塗装が施されているそうだから、『大きなお荷物』という状況じゃないと思うんだけどなぁ。