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COBOLはまだ現役なんでつなぁ~

2024-03-03 07:10:29 | 情報技術
COBOLは、コンピュータ創世記からある言語。
理系に強いのがFortranで、COBOLは事務系になるのかなぁ~

COBOL誕生から60年以上を経た今でも、多くの国、多くの企業においてCOBOL言語で作ったシステムは
現役で活躍しているでつ。
COBOLの歴史はと言うと。

COBOL言語は、1959年に事務処理を目的としてアメリカで誕生したプログラミング言語。
同じ時期にいくつものプログラミング言語が登場したでつが、どれも扱おうとすると高い学習能力が求められるものばかり。
その中でもCOBOL言語は、使用される文法が比較的理解しやすいことから、入門用のプログラミング言語として注目を集めたでつ。
現在でも、COBOL言語はあらゆる基幹システムや事務処理のシステムで活用。

そのため、それらのシステムに携わりたい方でCOBOL言語を学習したいと考える方も多いでつ。
COBOL言語のメリットとデメリットを知っておけば、COBOL言語に見合ったシステムやソフトウェアを開発・導入しやすくなるでつ。

COBOL言語のメリットは…
 ・英語に近い構文のため可読性が高い
  COBOL言語は英語に近い構文であるため、可読性が高い言語。
  ここでいう可読性とは、言語の読み取りやすさ。
  ソースコードの組み方が英語に近いと、プログラミング言語特有のソースコードの組み方を知らなくても、ある程度簡単にソースコードが組めるでつ。
  そのため、COBOL言語はプログラミング言語初心者向け。
  また、英語の構文に近いとそのまま文章として活用できるため利便性が高い。

 ・保守性が高い
  COBOL言語は半世紀以上保守管理され続けている実績があるため、保守性が高い言語。
  保守性とは、一定の条件下で修理や交換などの保守作業をすることで、その対象物の機能や状態を維持するでつ。
  また、保守作業は本来専門知識が必要で、その分、人員を確保する手間暇がかかりやすい。
  だけど、規格が統一されていて誰でも似たような構文を作りやすいために、COBOL言語は保守作業にかかる手間を軽くしてくれるでつ。

 ・計算処理が得意
  COBOL言語は金額の計算などの事務処理を目的として導入された言語であるため、計算処理に強みを持つ言語となっているでつ。
  ほかのプログラミング言語だと、計算結果に小数点が出て曖昧な処理が行われて誤差が生じてしまう場合があるでつ。
  だけど、COBOL言語では小数点も2進化10進数を用いて、小数点の誤差がない数値を出せるのがメリット。

ではデメリットは…
 ●扱える技術者の高齢化が進んでいる
  歴史が古い分、技術者の高齢化がCOBOL言語のかかえる大きな問題。
  COBOL言語はいまだに現場でも使える言語として使用されているでつ。
  現在ではAI技術の発達によってPythonが注目されたり、高い人気を持つJavaScriptのシェアが増えたりといった事情・
  新しくCOBOL言語を学ぶ人が少しずつ減ってきているでつ。
  最近ではExcelとPythonを組み合わせて使い、事務作業を自動化させているケースもあるでつ。
  Pythonは汎用性が高い言語であるため、COBOL言語を新たに習得するメリットが希薄化しつつあるのが現状。

 ●COBOLで開発するような案件がない
  Python等を使用する事情もあって、COBOL言語で開発する新規案件はなくなりつつあるでつ。
  多くの場合、すでにCOBOL言語で事務処理システムを構築している企業から保守作業の依頼が入るでつ。
  現状、Pythonに移り変わる流れができつつあるでつ。
  そのため企業がPythonで構築したシステムを導入するようになれば、保守案件さえもなくなる可能性があるでつ。

では、COBOL言語は、以下のような現場のシステムに使われているでつ。
 ・金融業界の業務システム
 ・行政システム
 ・企業の基幹システム
 ・ホテルや座席の予約システム

COBOLは古い言語だけどまだまだ継続して使われそう。
それは以下の4つの理由があるからでつ。
 ・大規模な保守案件が多い
 ・リプレース案件も多い
 ・言語自体は拡張され、「オブジェクト指向」にも対応している
 ・エンジニアの数が減ると希少価値が高まる

でもコンピュータ創世記から知るものとして、COBOLが健在なのは驚きの部分があるでつ。
そう言えば、BASICは多分、COBOLベースで出来た言語のはず。
真似っこ好きなゲイツさんが、開発したBASIC。

こりも、息が長いというか初心者向けというのが、息の長い言語となってるんだろうね。
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