モバイルが欲しいとこなんだけど、ちと悩むでつなぁ~
というのもSurface Pro 9 with 5G 9かiPadで悩むところ。
最近、iPadが使いにくいとこもあるでつなぁ~
そいと…
Surface Pro 9 のが使い勝手が良さそうなんでつなぁ~
今回発売となるSurface Pro 9は2種類のCPUを選ぶことができるでつ。
一つはSurface Pro 8の後継として米インテルの第12世代Coreを搭載したインテル版。
もう一つが、米クアルコムのCPUである「Snapdragon」をベースにしたMicrosoft SQ3を搭載したSQ3版。
2020年に第2世代モデルが登場した「Surface Pro X」の後継機に当たるでつ。
それぞれのモデルの正式名称はインテル版が「Surface Pro 9」、SQ3版が「Surface Pro 9 with 5G」になるでつ。
今回試用しているのは、後者のSQ3版。
SQ3版はクアルコムと共同開発したチップということで高速通信規格「5G」の利用が可能なモデムを搭載。
インテル版のSurface Pro 9は、5Gや現行の通信規格「4G」の通信には非対応。
SQ3版のSurface Pro 9 with 5GはWi-Fi環境がなくても、5G通信でビデオ会議などに参加できるでつ。
契約者情報を記録したSIMカードで最も小さい「nanoSIM」に加えて、オンラインで契約者情報を
書き換えられる「eSIM」にも対応。
このためオンラインで4つの携帯電話通信キャリアやサブブランド、仮想移動体通信事業者と契約して、
その場でeSIMに契約者情報を書き込んで5G通信を利用するということも可能。
筆者もNTTドコモのオンライン申し込み専用プランで月額の通信データ容量計100ギガバイトを
利用できる「ahamo 大盛り」の契約情報をeSIMに書き込み、街中などでWi-Fiにつながずに試用。
オンラインで手続きをして、Surface Pro 9 with 5GでQRコードを読み込んでeSIMに情報を書き込めたでつ。
ただ当初は通信ができず、ネットワークへの接続窓口となるアクセスポイント名を自力で入力した後に通信が可能。
本体のデザインや重量などは、インテル版もSQ3版も違いがほとんどないでつ。
端子に関してはインテル版がUSB 4.0やThunderbolt 4 に対応したUSB-C端子が2つあるのに対して、
SQ3版はUSB-C 3.2が2つという構成。
大きな違いはセルラー通信関連と、バッテリー寿命。
スペック値ではインテル版が15.5時間なのに対して、SQ3版は19時間となっているでつ。
Snapdragonはもともとスマートフォン向けのチップということで、高性能な処理と高速通信をしながらも省電力を
実現するというのが特徴。
クアルコムとしては、スマホ向けチップで培ったノウハウをパソコン向けでも武器にしようというわけ。
マイクロソフトは19年からクアルコムと共同開発したSQ1というCPUを搭載したSurface Pro Xを出しているでつ。
これまでのSurface Pro Xは独自のラインアップというか、お試し的に市場に投入している感があったでつ。
今回はSurface Pro X以外のど真ん中のシリーズでインテル版とは別の選択肢としてラインアップを増やしてきたでつ。
マイクロソフトとしてはインテルとクアルコムをガチンコで戦わせたいという狙いがあるでつ。
競争をさせれば将来CPUの調達もしやすくなるでつ。
SQ3版にあってインテル版にはない特徴としては、人間の脳のように学習して情報処理ができる
ニューラルプロセッシングユニットがあるでつ。
マイクロソフトの基本ソフトの最新版である「Windows 11 2022 Update」からサポートされた音声の認識や解析を
行う「Windows Studio」に対応。
これらを組み合わせることで、人工知能(AI)によって画像認識や音声の解析が可能。
どういったシーンでユーザーはAIの恩恵を受けることができるのかというと、Teamsなどのビデオ会議。
前面カメラは顔や体が動けば、オートフレーミングという機能で被写体に追従して撮影してくれるでつ。
さらにマイク。
手に届く範囲にドライヤーを置き、熱風を出した状態にしておいたでつが、相手には熱風の音は一切伝わらず、
自分の声だけが届くようになっていたでつ。
AIが騒音と判断して音声だけを伝えるようにしてくれたでつ。
もちろんAIによる処理をオフにして、うるさい状態のままビデオ会議することも可能。
インカメラの画質も良く、ビデオ会議の相手にきっちりとした音声や映像を届けられるのはかなり魅力的。
SQ3版で気になるのが対応アプリの数。
19年にSQ1が出た頃に比べれば、こうした心配は減ってきたが、いまだに対応していないアプリも多いでつ。
実際、SQ3版で米アドビの「Adobe Creative Cloud」からアプリのインストールが、画像編集アプリ「Photoshop」と
写真管理アプリ「Lightroom」しかインストールできなかったでつ。
あとはウェブアプリとしてブラウザー上で利用するしかないでつ。
既存のパソコン向けCPUと異なるSQ3など「ARM系」技術を使ったWindows向けの製品開発について、
アドビはどのように考えるでつ。
アドビ者はARMをベースとしたWindowsはいまのところ普及しているとはいえないでつ。
すべての製品をこのプラットフォームに対応させるには、もう少し時間が必要。
ARMベースのWindowsに向けて製品投入は続けていくものの、チップの普及状況に応じて適切なペースで
行う必要があるでつ。
マイクロソフトはアプリの環境を充実させるためにも、とにかくSQ3版を売りまくる必要があるでつ。
一方で、Windows 11は今後の展開が面白いことになりそうな雰囲気。
22H2では、Androidアプリが動くようになった。Windowsでスマホ向けのゲームが遊べるでつ。
ただ、インターネット上の多くのサービスがブラウザーで使えるため、Androidのモバイルアプリが使えるという恩恵は
限定的。
しかもアプリを配信するのは「Google Play」ではなく「Amazonアプリストア」からとなり、供給されているアプリの本数は
必ずしも多くないという課題。
今後の展開としてマイクロソフトはWindowsの写真アプリに米アップルの「iCloud Photos」を統合する予定。
これにより、iPhoneで撮影した写真をWindows11からアクセスして扱えるようになるでつ。
さらに23年には「Apple TV」や「Apple Music」のアプリがWindows 11に対応するとしているでつ。
やはりマイクロソフトとしては、iPhoneユーザーをなんとかWindows PCに取り込みたいでつ。
アップルもiPadやMacBookをiPhoneユーザーに売りたいのは山々でつが、とはいえWindowsの
牙城は強かったりするでつ。
アップルとしても最近はデバイスの販売だけでなく、サービスの売り上げを増やす事業構造に変えつつあるでつ。
マイクロソフトやアップルとしては、お互いのユーザーを囲い込みたいという利害関係が合致したでつ。
Surface Pro 9 with 5Gは一部Windowsアプリが使えないという弱点はあるものの、5Gや4G通信対応で、
いつでもどこでもリモートで仕事ができ、Teamsなどのビデオ会議に強いタブレットPC。
アップルのサービス連携など今後の進化も期待できるだけに、iPhoneユーザーも選択肢になるWindowsパソコンでつ。
というのもSurface Pro 9 with 5G 9かiPadで悩むところ。
最近、iPadが使いにくいとこもあるでつなぁ~
そいと…
Surface Pro 9 のが使い勝手が良さそうなんでつなぁ~
今回発売となるSurface Pro 9は2種類のCPUを選ぶことができるでつ。
一つはSurface Pro 8の後継として米インテルの第12世代Coreを搭載したインテル版。
もう一つが、米クアルコムのCPUである「Snapdragon」をベースにしたMicrosoft SQ3を搭載したSQ3版。
2020年に第2世代モデルが登場した「Surface Pro X」の後継機に当たるでつ。
それぞれのモデルの正式名称はインテル版が「Surface Pro 9」、SQ3版が「Surface Pro 9 with 5G」になるでつ。
今回試用しているのは、後者のSQ3版。
SQ3版はクアルコムと共同開発したチップということで高速通信規格「5G」の利用が可能なモデムを搭載。
インテル版のSurface Pro 9は、5Gや現行の通信規格「4G」の通信には非対応。
SQ3版のSurface Pro 9 with 5GはWi-Fi環境がなくても、5G通信でビデオ会議などに参加できるでつ。
契約者情報を記録したSIMカードで最も小さい「nanoSIM」に加えて、オンラインで契約者情報を
書き換えられる「eSIM」にも対応。
このためオンラインで4つの携帯電話通信キャリアやサブブランド、仮想移動体通信事業者と契約して、
その場でeSIMに契約者情報を書き込んで5G通信を利用するということも可能。
筆者もNTTドコモのオンライン申し込み専用プランで月額の通信データ容量計100ギガバイトを
利用できる「ahamo 大盛り」の契約情報をeSIMに書き込み、街中などでWi-Fiにつながずに試用。
オンラインで手続きをして、Surface Pro 9 with 5GでQRコードを読み込んでeSIMに情報を書き込めたでつ。
ただ当初は通信ができず、ネットワークへの接続窓口となるアクセスポイント名を自力で入力した後に通信が可能。
本体のデザインや重量などは、インテル版もSQ3版も違いがほとんどないでつ。
端子に関してはインテル版がUSB 4.0やThunderbolt 4 に対応したUSB-C端子が2つあるのに対して、
SQ3版はUSB-C 3.2が2つという構成。
大きな違いはセルラー通信関連と、バッテリー寿命。
スペック値ではインテル版が15.5時間なのに対して、SQ3版は19時間となっているでつ。
Snapdragonはもともとスマートフォン向けのチップということで、高性能な処理と高速通信をしながらも省電力を
実現するというのが特徴。
クアルコムとしては、スマホ向けチップで培ったノウハウをパソコン向けでも武器にしようというわけ。
マイクロソフトは19年からクアルコムと共同開発したSQ1というCPUを搭載したSurface Pro Xを出しているでつ。
これまでのSurface Pro Xは独自のラインアップというか、お試し的に市場に投入している感があったでつ。
今回はSurface Pro X以外のど真ん中のシリーズでインテル版とは別の選択肢としてラインアップを増やしてきたでつ。
マイクロソフトとしてはインテルとクアルコムをガチンコで戦わせたいという狙いがあるでつ。
競争をさせれば将来CPUの調達もしやすくなるでつ。
SQ3版にあってインテル版にはない特徴としては、人間の脳のように学習して情報処理ができる
ニューラルプロセッシングユニットがあるでつ。
マイクロソフトの基本ソフトの最新版である「Windows 11 2022 Update」からサポートされた音声の認識や解析を
行う「Windows Studio」に対応。
これらを組み合わせることで、人工知能(AI)によって画像認識や音声の解析が可能。
どういったシーンでユーザーはAIの恩恵を受けることができるのかというと、Teamsなどのビデオ会議。
前面カメラは顔や体が動けば、オートフレーミングという機能で被写体に追従して撮影してくれるでつ。
さらにマイク。
手に届く範囲にドライヤーを置き、熱風を出した状態にしておいたでつが、相手には熱風の音は一切伝わらず、
自分の声だけが届くようになっていたでつ。
AIが騒音と判断して音声だけを伝えるようにしてくれたでつ。
もちろんAIによる処理をオフにして、うるさい状態のままビデオ会議することも可能。
インカメラの画質も良く、ビデオ会議の相手にきっちりとした音声や映像を届けられるのはかなり魅力的。
SQ3版で気になるのが対応アプリの数。
19年にSQ1が出た頃に比べれば、こうした心配は減ってきたが、いまだに対応していないアプリも多いでつ。
実際、SQ3版で米アドビの「Adobe Creative Cloud」からアプリのインストールが、画像編集アプリ「Photoshop」と
写真管理アプリ「Lightroom」しかインストールできなかったでつ。
あとはウェブアプリとしてブラウザー上で利用するしかないでつ。
既存のパソコン向けCPUと異なるSQ3など「ARM系」技術を使ったWindows向けの製品開発について、
アドビはどのように考えるでつ。
アドビ者はARMをベースとしたWindowsはいまのところ普及しているとはいえないでつ。
すべての製品をこのプラットフォームに対応させるには、もう少し時間が必要。
ARMベースのWindowsに向けて製品投入は続けていくものの、チップの普及状況に応じて適切なペースで
行う必要があるでつ。
マイクロソフトはアプリの環境を充実させるためにも、とにかくSQ3版を売りまくる必要があるでつ。
一方で、Windows 11は今後の展開が面白いことになりそうな雰囲気。
22H2では、Androidアプリが動くようになった。Windowsでスマホ向けのゲームが遊べるでつ。
ただ、インターネット上の多くのサービスがブラウザーで使えるため、Androidのモバイルアプリが使えるという恩恵は
限定的。
しかもアプリを配信するのは「Google Play」ではなく「Amazonアプリストア」からとなり、供給されているアプリの本数は
必ずしも多くないという課題。
今後の展開としてマイクロソフトはWindowsの写真アプリに米アップルの「iCloud Photos」を統合する予定。
これにより、iPhoneで撮影した写真をWindows11からアクセスして扱えるようになるでつ。
さらに23年には「Apple TV」や「Apple Music」のアプリがWindows 11に対応するとしているでつ。
やはりマイクロソフトとしては、iPhoneユーザーをなんとかWindows PCに取り込みたいでつ。
アップルもiPadやMacBookをiPhoneユーザーに売りたいのは山々でつが、とはいえWindowsの
牙城は強かったりするでつ。
アップルとしても最近はデバイスの販売だけでなく、サービスの売り上げを増やす事業構造に変えつつあるでつ。
マイクロソフトやアップルとしては、お互いのユーザーを囲い込みたいという利害関係が合致したでつ。
Surface Pro 9 with 5Gは一部Windowsアプリが使えないという弱点はあるものの、5Gや4G通信対応で、
いつでもどこでもリモートで仕事ができ、Teamsなどのビデオ会議に強いタブレットPC。
アップルのサービス連携など今後の進化も期待できるだけに、iPhoneユーザーも選択肢になるWindowsパソコンでつ。