わたしは 今
どの辺りに いるのだろう
1993.6.14
今日から 6月 ですってね
えーー 早くないですかぁ?
時の進む速度が 早くなってないですかぁ?
そんなこと ないですかぁ?
えっと
6月は 私の誕生日のある月です
・・・どうでもいい事ですけど
どうでもいいけど 誕生日って
なんだか嬉しいのね なんだろうね
誕生日は嬉しいもの てすり込まれてんだよ
小さい頃から「お誕生日おめでとー」て
お友達や家族や自分も お祝いするからね
なんだか うきうきする日なんだよね
フウッフゥーー♪
いくつになっても うきうきする日
なんだかさ
随分とたくさん 生きてきた気がするけども
いろいろ 変わったけども
けども やっぱり ずっと変わらないな
どの時の自分も いつも一緒にいると思う
今までの全部の時の自分は すぐ隣にある
保育園から小学校中学校高校 ついこの間のことのようにも
思えたりする
それってさ
今までの自分だけじゃなくて
未来の自分も一緒にいる てことかなー
小さき箱に
無理くり↓入る

どー見てもムリでしょ て箱に
きゅきゅんと詰まる 意外と入る

ああーー もう バカっぽくてスキ!!
そーいうことしちゃう猫族たちが 愛おしくて
仕方ないぜっ!!
「私の前で月日は流れる」
あの時の夜の下にいた わたし
いろんな所に誰かの悩みがあふれていて
考えることのできる頭は素敵だけれど
考えすぎる頭は悲劇も生んで
憂鬱なのだったら抜けだせばいいのだけど
時間が過ぎるのを待つことしか出来なくて
風は吹くけど空は飛べなくて
だから天使になるのを待っていて
そのうち月も出てくるだろうけど
涙も流れてきて
どんな空の下でも 何も消えない
未来があるから何も捨てられない
言葉にするのは楽なようだけれど
何も言い表せやしなくて
時々誰かはつぶれるし
太い糸でも切れてしまうし
そおいうことだから
あの時のコドモは まだ
そこにいる
1993.6.21