ブリキ屋

富の再分配が政治の大きな役目と思っています。
疑問を調べ、情報収集・推察して発表しています。

アウシュビッツと東京

2009年06月13日 | 政治

昔、映画の一シーンでユダヤの民が何の理由もなく一人の権力者の思想によりアウシュビッツに送られる場面がありました。 彼らは老若男女を問わず有蓋家畜列車に立ったまま押し込まれ不安におののきながら、それでも周りに気配りしながら移動するというシーンです。

現在の東京朝出勤時とあまり変わりないと感じてしまう今日この頃です。
朝7:30で超満員、夜10:00になっても座る事などできず数時間かかって通勤しなければならないこと。 狭い中で他人への思いやりなどなく、出入り口付近で新聞紙を無理やり広げているメタボ人間。 難聴?と思うほどipodのボリュームを大きくして携帯電話に見入ってる人。      

一番嫌なのはJR、私鉄にしてもそれが当たり前と思っている事。  列車が満員である事の改善よりも地代の高い場所に高額をかけてパウダールームを建設する。   この都市の何処が文化的生活なのでしょうか?

戦後の成長期にはそれでもいつかアメリカのような豊かな生活を夢見る事ができました。
年金もとっくに使われ、くだらない箱もののゴミの山となった日本にあるのはこれからの不安のみ。

アメリカと言う大国がブッシュJr.大統領と言う最悪な選択をしたため100年に一度という国際的金融危機の引き金を引き起こしました。  日本でも小泉劇場に期待した人々はその後の主役に思わずブーイングが出るほどです。
そしてヒール専門役者だったアソウさんを最後の主役にするのですが、問題はこれからです。  

元々観客はCOOLです。 カンバンに偽りがあれば二度と見にきません。 もっと面白い劇場があればそちらに移ります。 無党派層とは、良い演技にはひいきも関係なく拍手を送り、つまらない演技には無言の抵抗をするか、二度と見に来ない人たちなのです。

衆院選は入場無料。 無党派層で特に富裕層でない人々がどんどん増えています。
ホロコーストの悲劇とただ一つ大きく違うのは自分たちには選択する権利があると言う事です。

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