ブリキ屋

富の再分配が政治の大きな役目と思っています。
疑問を調べ、情報収集・推察して発表しています。

日本の光と影・続編(ほんの少しの光明)

2021年08月29日 | 貧困

jEr53f


twitterで
「京橋のデカいモンベルの前に、北欧っぽい可愛らしいデザインの〝排除〟ベンチ」との記事がありました。
ただ内容を見てみると

「いじわるデザインなんか嫌だ、と思う人が多くなってくれたらと切に願う。特に大手、行政やデベロッパーに。」
実際はこの界隈ではスケボーでベンチを痛めるケースが目立ったための防御策らしいです。

前回 日本の光と影・・勝者にはスポットライト参戦しない者には塩対応
でもご紹介しましたが日本の公共のベンチには”排除”?のひじ掛けのようなものが付いています。

そのためこのコロナの悪化や熱中症にかかっても体を横たえる事も出来ません。

そんな矢先、江戸川区の親水公園に真新しいベンチが設置されたようです。
珍しく”排除”突起が付いていません。

以前から上図のように全身を横たえる事は出来ませんが膝だけ曲げれば寝られるものはありました。
ただ単に短いデザインなのか上からの通達に抵抗した苦肉の策なのかは分かりませんが..

よく街中のベンチで見かける張り紙です。
気配り、いたわり、思いやりと言う日本の文化は大切にしたいですね。

某地下鉄駅の無料休憩所。
本棚には有志からの寄贈の本が並んでいました。

かと思えば某お寺の休憩所ではベンチの上にこんなものが。
端に座れない事は無いのですがオブジェが無言の”排除”に感じました。
芥川小説の「蜘蛛の糸」を読むまでもなく仏教では仏の”慈悲の心”を大切にしていると思ったのですが..

強い者、数で勝った者が幅を利かせる世の中になりつつありますが弱者に寄り添う事は政治の大切な使命と思っています。
(jEr53f)



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