群裏好の打ち倒し日記

昭和の時代から叩き続ける老スロッターの戯言集。ですが5号機になってから打つのはパチンコばかりでして。。。

ノーマル機の思い出(その1:ニューペガサス)

2008-10-05 09:36:50 | 思ひ出
どもこんにちは、群裏好です。
秋らしい気持ちのいい日々が続いております。一年中こんな日々なら穏やかで良いんですけどねw。まあ、そうも行きませんよね。

え~、唐突ですが今日から気まぐれにノーマル機の思い出をちょっとづつ書いて行こうかと思います。ノーマル機を対象とすると台数が多すぎるので新しいシリーズにするつもりは無いのですが・・・、まあ気が向いた時や書くことが無いときに穴埋め的に出せればと思いますので生暖かく見守っていただけると幸いです。
そんで第一回目の今回は私がちゃんと覚えてる?一番古い機種でありますパル工業のニューペガサスをお届けしたいと思います。どこまで覚えてるか不安なのですが、とりあえず書いてみますね。間違ってる・正しい情報などありましたらどしどし突っ込んでください。
よろしくお願いします。

私が一番最初に触れたスロットはオリンピアのバニーガールだったと以前記事にしましたが、ほぼ同時期に手を染めたのがこの「ニューペガサス」だったのです。
(バニーガールは2号機でして意図した連チャン機能は持ち合わせていませんでした。しかしこのニューペガサスは1.5号機でありまして吸い込み方式による連チャン性を有していました。スロット=連チャンという図式を私に教えてくれた貴重な台だったと思います)
バニーガールでスロットの面白さに気付いた若き日の群裏好でしたが、その数日後に別の店でニューペガサスと出会ったのでした。まあバニーでスロットを覚えたから他の台も余裕でしょ?というような初心者にありがちな軽い考えでした。
(この店ですが今は無き渋川市の「北光」です。北群馬の人には有名ですかねw)
そんでこの店がスロットに関しては特殊な営業方法でして、
「ビッグボーナスが終了したら100枚だけ残して一度交換、さらに7枚=100円交換」
だったのでした。今なら7枚交換でさえ信じられないかもしれませんが、当時は7枚交換が当たり前の時代でした。ビッグ後に一度交換というのもかなりの店が採用してましたね。店によってはアニマルでBARx3でも交換なんてやってたし。

とにかく、その店のルールは悪友に教えてもらったので早速遊戯!
まず自分の台を見る前に他人の打ち方をじっくりと眺めます。するとほぼ全員が右→中→左と逆から押しております。
「?、特殊な台なんだなぁ・・・」
と思ったくらいで私もそれに習います。右から順にポチポチポチと。
あれ、よく見てるとみんな左リールだけにチェリーを目押ししている!。
ここでちょっとだけニューペガサスの打ち方を解説します。
ニューペガサスは1.5号機。この1.5号機というのは吸い込み方式というボーナスの抽選が一般的でして「ある一定枚数や一定ゲーム数を消化した時に始めてボーナスの抽選をする」という機能があるのでした。つまり当るゲーム数が予め決まっていたということですね。
(ゲーム性で言えば4号機のST機に近いかも)
逆に言うと「決められた枚数が入るまではボーナスは無し!」ということなんです。つまり、通常時の小役は枚数を獲得してしまう為に吸い込みゲームから遠ざけてしまう存在。ですからニューペガサスではみんな逆押しして小役をハズしていたんですね。
(4号機でDDTなんてやってる人からは考えられないような台なんですよ。小役を外す=ボーナスが近くなるなんて台ですから)
このときの群裏好くんはもちろんそんなこと知りません。他人のマネを続けてるだけでして小役が入ればラッキー!って思ってましたもん(後にどういう仕様かはちゃんと覚えましたよ)。
そんで左リールにチェリーが出ればボーナス絵柄を目押しするという作業を繰り返します。
目押しもリーチ目も知らない私なんですが、左リールのチェリーは熱いらしい?。

ここで再び台の説明。
ニューペガサスのリーチ目は逆押しした時の基本形が「右・中で小役がノーテンパイで左リールにチェリーが出ること」なんです。もちろん幾つかの例外的な出目はあるのですがほとんどがこのパターン。それと同時にもう一つの逆押しメリットがありましてちゃんと目押しが出来ると「小役を外せる」んです。さすがにこの当時の群裏好くんにはその技量はありませんでしたけどね。
そんでしばらく遊戯してますと左リールにチェリーが出ました。苦労して7を目押ししても揃わずorz。でもその後もチェリーがよく出てきます。何度もリーチ目を出している若造を見るに見かねて隣のおいちゃんが、
「馬が入ってるよ~!」
と忠告してくれました。(ニューペガの馬=BARの意味)
「そうなんですか!?」とちょっとだけ驚いて苦労して青い馬を揃えました。
(そういえば今思い出しましたが3号機までのレギュラーは15枚x6回が基本なんですよね)
この後は隣のおじさんにちょっとだけニューペガサスの打ち方講習を受けました。
リーチ目が出ても小役が揃ったらその分を打ち込まないとボーナスは揃わないこと。
左リールには2箇所チェリーがあって出ても有効・無効などの法則があること
連チャンは100枚吸い込みまでなのでボーナス後100枚はきっちり打ち込むこと

この日はこの後に連チャンゾーンで777を見事に引いて100枚打ち込んで終了したと覚えています。多分ですがこの時はちょいと負けたんだと思います。
当時はバニーガールを好んで打ってた私にとっては「100枚以内」という明確な連チャンゾーンは魅力でしたね(違法機で有名なアニマルに至っては35枚が連チャンゾーンというもっと連チャン性が高かった仕様でしたよね)。
もっと仕様の補足です。
1.5号機ということもあってこいつにはクレジット機能がありません。毎回右手にコインを持って投入するのが当たり前なんです。もちろんボーナス中にもw。これだけは今やると非常にかったるい。それとニューペガサスにはA,B,C,Dとそれぞれ4つの吸い込みゾーンがありまして、設定毎にそのゾーン選択比率が異なっていました。当然高設定ほど連チャンに偏るのですが、特筆すべきは設定6!。最低のDゾーン選択でも最低吸い込み枚数が450枚だったはず???。つまり9kで必ずボーナスがかかるという寸法。でも100枚以内の連チャンは抑えられてたりします。安定してなだらかに増えていくのが6の特徴。これって今のキン肉マンなどもそういう仕様ですよね!。
また最も波の荒いのは設定4でして100枚以内の連チャン選択は最高数値!、但し最深の天井は1700枚と他のどの設定よりも深かったです。これはちょいと前の「南国育ちの設定4」が真似てますよね。今でもどんな機種でも「設定4が一番荒波」なんていう人がベテラン店長さんでも多いのは実はこのニューペガサスの影響だったりします。

名機ニューペガサスの人気ぶりは当時はそりゃ凄かったですよ。もしかして初代ニューパルが出るまでは一番売れてたスロットだったんじゃないかな?。
後続機としてペガサスの名を冠したスロを思い浮かべるだけでもペガサスラビット・ペガサスEXA・ペガサスワープ・ペガサス412・ペガサスαなどがあります。
残念なことにこやつを排出した「パル工業」は4号機中期にメーカーの裏物関与がバレて解散してしまいましたが。。。
(但し開発者は後にEMAに流れて4号機末期にEMA旋風を巻き起こしたんですよ。EMAが躍進した訳はそんな事情があったらしいです。)

私はというと、この全盛期にもそこそこ打ったのですが、4号機時代になってから意外にも何度も打ちました。都内は元より群馬最果ての店にまでこいつを探しては打ちに行ってました。一番最後に打ったのは群馬県境町のスロット専門店「ラスベガス」でしたね。みなし機問題で無くなる2006年に打ったはず。そいうえばこの店にはコンチⅢやミラクルといった3号機も稼働しててマニアにはかなり有名な店だったですね。

7・7・7と揃った時の不意に始まる名曲「ノクターン」が今でも心に残っています。生のBGMをもう一度聞きたい・・・。


http://jp.youtube.com/watch?v=HRBHJPa3GK8
名曲ノクターンyoutubeより転記です。良かったら聞いてください。
URLをコピーして見てください。

ということで本日は、古き時代に一時代を築いた名機「ニューペガサス」をお届けしました。
コメント (8)
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