群裏好の打ち倒し日記

昭和の時代から叩き続ける老スロッターの戯言集。ですが5号機になってから打つのはパチンコばかりでして。。。

哀悼の意

2007-11-01 20:47:15 | その他
こんばんは、群裏好です。
今日はですね、うちのネコの追悼のお話させてもらいます。ちょと暗い話+スロットには何一つ関係ない話なのでごめんなさい。

先日、家の愛猫が他界してしまいました。年齢はおおよそ23歳、他のネコと比べると一回り小さいメスの白黒マダラ日本ネコ?だったのですがなんとも愛嬌があり人懐っこくて本当に可愛いネコでした。「猫可愛がり」という言葉がピッタリで家の家族は全員可愛がっていたものです。ペットといえど家族そのものでしたね。
23歳といえば人間でいうと115歳くらにあたるそうです。十分な年数生きたのでいつかは別れの時がくると思ってたし大往生の部類になると思うのですがいざいなくなると寂しいものですね。。。

どうしてこのネコが家に来たか?というと元々は前の家の飼い猫でした。私が中学生の頃、首に鈴を付けた子猫が我が家の庭で散歩してたのが始めての出会いでした。
軽く口笛を吹いたら何の警戒も無く近寄ってきて足元にジャレついてきました。
それからというもの度々当家の庭に遊びに来まして、ちょっとしたエサをあげたりしているうちに正規の飼い家より当家にいる時間が長くなって・・・気が付いたらすっかり家に居ついてしまったという具合でした。当初私の親などは他人の家のネコなので家に居つくのは相手の家に失礼だと思ってなるべく外に出すようにしていたのですが、古い我が家にはネコが勝手に入れる入り口がどこかにあるらしく朝起きると我が家の居間の座布団の上で丸くなってたりする困ったチャンでした。

まあ居ついてしまったものは仕方が無いので当家の一員として飼っていたのですが、何分田舎ですから庭に放し飼いが基本でありまして普段は好き勝手に出歩いて呼んでも無視するクセに、エサが欲しくなった時や冬の寒い夜などは「ニャ~♪」なんて部屋の引き戸を自分で開けて入って来るんですよ。本当に気まぐれ・・・、でもこの気まぐれ具合がイイ!。
また自然環境で育ったネコですから非常にたくましくてススメ・ネズミ・モグラなどなど時々捕まえてきては人の部屋に持ってきて自分の手柄をみせびらかしてました。
ある時、私が居間でくつろいでいると庭で飛び跳ねているネコの姿が見えました。何してんだ?、とよく見るとネコの手から細い紐のようなものが生えてます。ますます「???」となって近寄ってみたら小さいヘビと格闘してましてビックリ!。ネコが仕留めたヘビがマムシだと判って2度ビックリ!。お前、間違いなく手を噛まれてたよな!?。でもそんなのへっちゃらで仕留めたマムシをバリバリ食べる家のネコ。あんた丈夫なのね。。。

こいつが生死のピンチだったことはいままでに2回ありまして、一度目は姉に尻尾を踏まれて骨折した時でした。足元にいたネコに気付かずに躊躇無く踏んで「ボキ!」といい音がしたらしく、その後一週間は丸まったままでほとんど動けなかったのですが自然に繋がったようで見事元気に回復。
二度目はこたつの中で一酸化炭素中毒にかかって完全にグロッキー状態で舌を出したままピクリともしなかったので「こりゃだめだ」とみんな諦めたのですが数時間後に息を吹き返して奇跡のカムバック。これ以降コタツには入らなくなりましたけどw。

こいつも一度子供を生んだのですが前の家の人が数匹を他人宅に預けた意外は全部捨ててしまい、その夜は一晩中泣き続けて当家と前の家を行ったり来たりしてました。さすがにそれ以降は避妊手術をして子供を作れないようにしたのですが、・・・人間の勝手な都合なんですが可哀想なことしてますよね。。。

思えば私が中学生の時からの付き合いなんですよね。私の人生の半分以上を共にした愛猫。晩年はストーブの前と縁側で日向ぼっこばかりしてましたが、うちの家族が帰ると「ニャン!(お帰り!)」と必ず鳴き、食事の時は家族と一緒に食卓に座ってました。甘エビと煮干とのりが大好きだったなぁ。家族の帰りが遅いとふてくされて洗濯物の上で寝てたなぁ。
あの愛くるしい表情にもう二度と会うことが出来ないのか。。。

最後の日はもう動けなくなってて会社に行く前に様子を伺い軽く頭をなぜて家を出たのですがそれが最後の見納めになってしまいました。会社にいる時も「多分今朝でお別れだろうな・・・」と予感がしてたのですがその予感は的中します。
夜遅くに帰宅すると食卓の上に母親の字で

「○○ちゃんサヨウナラ、今朝10時でした」

と私宛に伝言が残っていました。
一番なついてた母親も愛猫との別れに「死」という言葉を使いたくなかったのでしょね。このメモを見て恥ずかしながら軽く涙ぐみましたよ。
今はただこの愛猫が安らかな気持ちで眠りについてくれたであろうことを祈るばかり。
普段神や仏は信じてない私ですが仮に「天国」というものが存在するならこのネコだけはそこに行って欲しい!、なんて柄にも無く思ったりして。

本当にいままでうちの家族にやすらぎと微笑みを与えてくれてありがとね。安らかに眠ってください。
さよなら!。



え~、今回は全くスロとは関係ない内容で申し分けないです。
誠に勝手ですが愛猫へのお別れの気持ちをどこかに残したくて。
ここ最近ちょっとブルーな気分ですが、次回からはまたいつものおちゃらけた文章に戻りますのでよろしくお願いします。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする