群裏好の打ち倒し日記

昭和の時代から叩き続ける老スロッターの戯言集。ですが5号機になってから打つのはパチンコばかりでして。。。

裏物シリーズ(アポロン)

2007-04-24 23:23:27 | 裏物
今回は北電子の3-1号機アポロン(5連ver)です。
この頃の裏物というと前回紹介のキャッツや爆弾から始まったボーナスを一時的に貯金して後にまとめて払い出す、といったものがメジャーでした。
ただその貯金方式や放出の方法には各機種によって異なっていました。このアポロンは?と言いますと、成立したビッグはまずほぼ100%貯金されます。そして最低2個のビッグが貯まってからがようやく放出の契機を得ることが出来ます。3個目のビッグが内部で当選した際に放出or貯金の抽選を始めて行います。それで貯金分が4つの時に引いたビッグフラグで放出される割合が一番高かったので5連チャンが多発するといったあんばいでした。

ではホールでの挙動では平均5連チャンの繰り返しなのか?といったらそうでもない場合が多かったです。貯めに貯めて10連チャン以上を出す台もあれば、単発や2連を繰り返すノーマルチックな物までホール側である程度設定出来た?と私は思ってます。ちなみにこのアポロンは注射ではなく、正規の基板の他にもう一枚裏物の基板を搭載している”2重基板”が一般的だったようです。

北電子というと今はジャグラー系が大人気ですが、私の中の北電子NO1機種はこのアポロンです。絵柄の綺麗さと筐体センスの良さはGOOD!。特に7絵柄の重厚な感じは私のお気に入り7絵柄のベスト3に入るくらいです。リーチ目はボーナス絵柄の一直線並びでしたが、左リールのチェリーはボーナス絵柄の代替でもありました。(チェリー頭のリーチ目は信頼度高し!)

思い出としては今は無き渋川市のサムソンというホール。初期はハイエナで美味しい思いもしてたのですが、後期になると常連さんばかりでエナも出来なくなってました。そんな或る日のこと、いつものようにモーニングをあさりに行くも一台も無し。しょうがないから自分で一から貯金させようとしたのですが、、、。
いつもなら2~3万で4・5連の放出があるのですがこの日は一向に放出せず。投資額も3万・4万・・・一台の台に入れる投資としては未知の世界に突入します。貧乏学生だったので5万を越えたあたりから、冷や汗ダラダラ。「機械の故障で貯金されていなかったら・・・」とか「ここまで育てて資金が切れたらどうしよう」とか不安ばかりが先行します。遂に投資は8万を超えました。もう自分の中では完全に我を失って千円札を投入する廃人、この時の心境は漫画カイジに登場する絶望に支配されて落ちていく人々の様といった感じ。

そんな状況で迎えた夕方4時頃、遂にビッグが掛かります。こういう状況で得た大当たりは本当に素晴らしい!、沈んでた心が一気にHIに切り替わります(この頃の裏物は放出=全放出が基本なので初当りの神々しさは別格!)。大量投資とはいえ5連が基本のアポロンですので最低でも4・5連はしてくださいm(__)m、と祈りながらのプレー。
とりあえずは最低限の5連は来ました。はい負けが少しでも減って良かったですね・・・と思いきや6連目が当たります!。そして7連、まさかの8連とビッグが続き、気が付けば自身最高の17連!。諦めかけていた大量投資のほぼ全額が返ってきました。こういう回収の仕方って心臓には悪いですが出方は最高!、気分は上々!!!。恐らく遠隔されたか仕込まれていたかのいずれかでしょうね。。。こういう経験が私を裏物打ちへと昇華させていったのでした。またしても昔話でごめんさないm(__)m。
コメント (6)
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