群裏好の打ち倒し日記

昭和の時代から叩き続ける老スロッターの戯言集。ですが5号機になってから打つのはパチンコばかりでして。。。

初パチ屋の思ひ出2

2007-04-17 00:01:04 | 思ひ出
前日の続きです。

そんなこんなで親父から100円玉を10数枚受け取って遊戯開始した群裏好でしたが、馴れるまでの打ち方が何ともギコチ無し!。また当の本人も窮屈な作業に戸惑うばかり。まあ何とか打ってはいますが全然当たりません。それから数回親父からの100円玉追加差し入れがありますが、思っていた以上に面白くないな、今まで使った分の100円集めたら5000円位になってるよ~、勿体無い。。。と思い始めた頃でした。

突然自分の台が「ピピピピピ!」という音と共に激しくフラッシュして下部アタッカーが開放しました。そうです、いきなり大当たりしちゃいました。(またしても補足ですが、当時のデジパチにはスーパーリーチどころかリーチアクションそのものがありませんでした。リーチアクションの元祖は奥村の”ドリームX”、スーパーリーチは京楽の”トランプカード”が最初でした)。
いきなりの大当たり!言葉で書くと簡単ですがマジでビビリますw。

震える手で小箱に玉を移し替える群裏好。親父がすっ飛んできて再度打ち方のレクチャーが始まります。
「いいか!ここが”0”になったたら打つのを直ぐ止めろ!。それと下皿の玉を抜かないとエラーになって打ち出せなくなくるから時々玉を抜け!いいな!!!」
”0”になる部分というのは大当たりラウンドの表示機でありまして、このしつこいまでの親父の念押しが後に私に仇となって返ってきます。
順調にラウンドをこなす群裏好。時折Vゾーンになかなか入らない際には嫌なドキドキを感じますが、それさえアクセントとなって大当たり中も感動が続きます。オマケチャッカーに流れる玉の軌道も美しい~。

そんで表示機が9を指しまして、次に0になりそうです。
”0になったら打つのを止めるんだよな”と親の言いつけを守る群裏好。反抗期にありながらあんたはエライ!!!。そして9ラウンドが終ったので打つのをピタリと止めました。

”9ラウンドで止める???”

感の良い方は気付いたかもしれませんが、このラウンド表示機は1からカウントアップしていって2・3・・・・9・0となり、0の時に10ラウンドを表示しているのです。親父の言いたかったのは10ラウンドが終了したら打つのを止めろ!ということだったみたいですが、教えられた通りに10ラウンド目の”0”表示で打つのを止めた群裏好。隣りのおじちゃんがちょっとだけ唖然とした表情してたのを覚えてますw。打つのを止めたのに下部アタッカーは開いていますが、親父の言いつけは絶対!、そりゃ私は打つのを止めますよ、下皿の玉を抜くだけですよ。。。

そこへ親父が鬼の形相で再度すっ飛んで来ます。
「”0”まで打てと言っただろうが!!!!!!!」

その日親父はかなり負けたみたいで機嫌悪し、帰りの車の中まで10ラウンド目を打たなかったことを指摘されます。大当たりの感動は素晴らしかったですが、気分的には嫌な感じの初打ち体験記なのでした。

今考えてもあれは親父の教え方が悪いんですよね?何であそこまで俺が怒られなくちゃならなかったんだよ。
まあそんな理不尽な父親でしたが、その父親も昨年末に・・・



・・・元気な67歳になって今でも海物語にハマッてますよ。
まあその血を引く私も毎日スロ打ちに行ってますけどね(^。^)。

今は昔の物語でしたm(__)m。
コメント (6)
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