連日のこの暑さは本当に身体に堪える。少し動いても汗がいっぱいでるので、どこにも出たくなくなる。ほんとに参ってしまう毎日だ。
しかし、人や動物を苦しめるこの暑さだが、一つでだけいいことがある。それは夏野菜を育てえるには絶好の日よりなのだ。
そのためこの頃は、プランターで育てている夏野菜がよく育って、毎日それを収穫したり、観察するのが私の楽しみな日課になっている。
プランターで育つパプリカ
我が家のベランダはそんなに広いスペースがないので、私が今、いくつかのプランターに分けて育てている夏野菜は、きゅうりにトマト、ピーマンとカラフルな色に育つパプリカも育てている。
採れたてのきゅうり
既に今日まで、きゅうりとピーマンは何度か収穫をさせて貰って、妻の手作りの料理として我が家の食卓に上り、みんなで美味しくいただく事ができた。
ところが、私がこの夏一番楽しみにしていたパプリカに悲劇が起きたのである。植えてからだいぶ日がたち、パプリカも結構な大きさになり、あともう少しで緑から黄色や赤い色に変色して、いよいよ収穫できると期待にしていたのに、つい先日の日曜、なんと妻がパプリカを間違って収穫をしまったのだ。
間違って収穫されたパプリカ
こちらは本物のピーマン
まさかと思ったがその日、私は妻に何気なく「またピーマンがだいぶ育ったのでまた、収穫してもいいよ」言ったのは覚えているが、起きてテーブルの上にあったパプリカを発見して、愕然としてしまった。
妻がパプリカとピーマンの区別ができず、折角いいところまで育てたパプリカをただのピーマンと思って収穫してしまったのだ。そんなバカな…と言っても後の祭りだった。
実は、私がパプリカを育てたかった理由は、大人は野菜と言っても種類にあまり興味がなく、ただ何でも食べる事ができればそれでよしとするのが、幼い子供たちは地味な野菜より派手な野菜に興味を示すので、私は孫たちが家に訪ねてきた時にカラフルな色に育ったパプリカを見せて喜ばせて上げたかったのだった。
しかし、そんな私の儚い夢もパーになってしまったが、悔やんでも仕方ないこと、また来年、挑戦することにする。