想い出の時を刻む

趣味を楽しみながら、今日の思いや出来事を綴り、想い出として残していく日記

素晴らしい先輩たち!

2015年07月02日 | 日記

 今日の昼間、ある場所で久しぶりに私の勤めていた会社の先輩たちにお会いした。すでに現役を引退されて久しい方々だがみなさん元気で何よりだった。年齢は定かではないが、お集まりのみなさんは全員70代後半から80代の方である。

 

 少し話を聞いてみると、ある方はボランテイアでガイドをしながら川柳も楽しまれているそうだし、ある方はダンスが好きで未だにダンス教室に通いながら楽しい日々を送られているそうだし、また、ある方は豊富な知識を生かし地域で歴史教室の講師をなされているそうだ。本当に驚きだ。老いて益々盛とはこんな事であろうか。ただただ頭が下がる思いだ。

 

 何が、この方たちを元気にさせるのか知らないが、本当に見習いたいと思う。私の勝手な解釈だが、こうした先輩方は若い時から、何時も自分の信念がハッキリしていたし、それを貫く姿勢が仕事や生き方に常に表れていたよう記憶している。そしてそんな生き方を引退後も貫き、老いても、まだ新しい目標を持ち続け、それに向かって頑張ることによって自分を輝かせておられるものと思う。本当に尊敬してやまない。

 

 それに比べると、私はまだ若いのに、目標を失いかけ、ただただ何かを求め彷徨い続けてる情けない男である。(先輩に会うと何時も自分が小さい男に見えて仕方ない)

 

 私はこうした先輩たちと未だにお付き合いできるのが非常に幸せであるし、また、元気な間いつまでも先輩方にお会いし、何時も学んでいきたいと望んでいる。

 

 特に、人生経験豊富な先輩たちのように、目の前のことにチマチマせず、何時も大らかな気持ちで人生を楽しみ、若い人たちにユーモアたっぷりに人生の道筋を諭してくれるそんな先輩になれることを願ってる。(しかし、それが実践できない私が情けなくて仕方ありません)

 

 世の中、すべての高齢者が尊敬に値する存在でないのも現実で、中には家族や仲間、強いて社会にまで迷惑をかける事件や事故を起こす高齢者もいるが、私はきょうお会いできた先輩たちのように、ただ元気で居られるだけでも、私たちに勇気と力、知恵を与えてくれるそんな存在になれるよう、これからも日々精進していきたいと思う