徐々に体調が回復に向かってるので、今日は勇気を出して、少し遠い山へ野鳥観察に行ってみた。空もすごく晴れ、風もなく今日は絶好の観察日和だった。なので山に向かう私は旬の野鳥に出会えることへの期待で胸が膨みルンルン気分であった。
ところが、現地に着いてみると、山の姿に変わりはなかったのだが、予想外の物が目に入り、気分が一変で冷めてしまった。それは、桜の花が散り、新しい葉っぱが出てくる頃によく出てくる小さな毛虫が木の枝から無数に垂れさがっていたのである。
実は私、虫が大の苦手なんだ。苦手とは要するに見るだけでも鳥肌がたち、何故か噛まれたような錯覚に陥ってしまうのである。勿論、虫と言ってもカブトムシやら、蝶やバッタ等のような虫には抵抗がないのだが、何故か毛虫類が大の苦手なのだ。
こんな事は毎年のことなので、すでに何度も経験しているが、今日は不覚にも久しぶりの野鳥観察に気分が浮かれてしまい、そのことをスッカリ忘れていたのである。
こういった事情で結局、私は毛虫に気をとられてゆっくり野鳥観察ができないので、悔しが観察を諦め、早めに切り上げ帰ることにしたのである。勿論、他を探せばまだ撮影ポイントがあると思うが、もう虫を見てしまうと、どの木からも毛虫がぶらさがっって、落ちてくるように思えて、ダメなのだ。(恥ずかしが、仕方ないことなのでご理解ください。)
幸い、私に同情してか、ホオジロが帰りを急ぐ私の前に表れたので、ほんの数枚だけ写真に撮らせてもらいました。
当分は、毛虫が蝶や蛾に変身するまで山は控えなくてはならないようです。