野外活動が多くなる時期、色々と野生動物も動きが活発になってくる
今回は、蛇に噛まれたときの対処法と毒の種類についてだ
ただ蛇に噛まれたといっても、無毒の蛇・有毒の蛇と大きく2つに分けられる
日本にいる蛇の中では、有毒な物は日本本土にいるヤマカカシ・マムシ沖縄方面にいるハブ・ヒャン・ウミヘビなどがいるよ噛まれた特徴について知っておこう
噛み後の傷口から無毒有毒のおおよそ判断がつく
細い点は、蛇の歯の跡、太い点は毒液が分泌される部位だ
傷の手当てについてだ
基本的には、毒が全身に広がらないようにすることが第一だよ
まずは安静に、噛まれた場所よりも心臓に近い方に止血帯を巻く、あまり締めすぎないように、静脈が浮き出る程度でいいよ
傷口を素早く洗ったとに口を当てて毒液を吸い出す、飲み込まずに、これを何度か繰り返す、吸い出した後は十分うがいをすること(口の中に虫歯やきずなどがある場合は吸引処置してはいけない)
※今は、スポーツ店などで、吸引キャップ、吸引器などが購入できるので携帯してほしい道具の一つだ、蜂や虫に刺されたときも使えるよ
蛇の毒について知っておこう
ただ有毒な蛇に噛まれたとしても、毒には種類があるんだよ
大きく分けると、神経毒・筋肉毒・血液凝固を妨げる毒とがある
神経毒
コブラかに属する蛇毒で、日本ではウミヘビ・ヒャンといった沖縄方面にいる蛇に多い
症状は、噛まれた部位はあまり痛みを感じないが目の動きの鈍化やまぶたが重くなって目を閉じてしまったり唾液の分泌の急増や筋肉の麻痺・呼吸困難・筋肉痛・昏睡・最悪の場合は心臓麻痺を起こす場合がある
ヒャン ウミヘビ
筋肉毒
クサリヘビ科に属す毒で、日本ではマムシ・ハブなどの毒はこれにあたるよ
症状は、激痛と腫れといった症状が起こり部位の組織を溶かす
また、嘔吐や腹痛血圧低下などの全身症状が出る場合もある
毒の回りは比較的遅いが首や顔あたりを噛まれた場合は治療を急がないといけない
マムシ ハブ
血液凝固を妨げる毒
身体全体の血液凝固力を失わせる毒、日本ではヤマカカシの毒がこれだよ
症状は、歯ぐきや古傷から出血したり皮下出血・下血・血尿・尿がでない(腎臓障害)の症状が現れる、症状が出るまで数時間から1日かかる
ヤマカカシ
いずれにしろ、慌てず落ち着いて処置をして医療機関に早く診てもらおう
※マムシは、50センチいないに近づいたりこちらから手を出さなければ攻撃してこない、ヤマカカシは、こちらから手を出さなければ攻撃はしてこない、怖いのは、沖縄にいるバブは、気が荒く草むらや木の枝から攻撃をしてくる場合があるので要注意だ
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