こんにちは
イルチブレインヨガ新宿スタジオです
今日は一指 李承憲(イルチ イスンホン)博士の詩をご紹介します。
息
私がするこの息は、もう私の息ではない。
それは宇宙の息であり、生命の息だ。
私の息は、天地心の広大なそして深淵な息遣いひとつだ。
天地気運の大きな息遣いとひとつになり、うねりとなって流れる
宇宙の万物が私と共に息をし、その息にあわせてダンスを踊る。
私はもう過去の私ではない。
息を吸うたびに、私は新しい存在として誕生し、息を吐くたびに、
病んで汚れた過去の私は消えてゆく。
こうして私は息と共に、一瞬一瞬死んではまた生まれ変わる。
だから私は‘死‘を恐れない。
死は、新しい誕生のための輝く約束であるからだ。
吐く息を通して以前の汚れた私が死ななければ、吸う息とともに
「私が新しい存在として生まれ変わることは出来ない。」ということがわかる。
吸ってはまた吐く息を通して、私は私の存在を自覚し、宇宙の理知を悟る。
私の息の根が源に通じるとき、私は天とひとつになり神とひとつになる。
もともと天と私、神と私は別のものではなかった。
この呼吸の中で、あなたと私はひとつであり、新しく出会って完成する。
もともとの私は輝く存在であり、時間と空間を超えた存在だった。
もともとの私は悲しみも苦しみもない存在であり、
天と地の大きな理知によって世の中に生まれた存在だった。
息を通して私はそのすべてを悟る。
今まで私は、ちゃんと呼吸をしたことがなかった。
天を呼吸できていなかったし、宇宙を呼吸できていなかったので、
天地の神々しい気運を呼吸することができなかった。
でも今の私は、天を呼吸し、宇宙を呼吸し、天地気運を呼吸している。
息と共に私は生まれ変わり、全く新しい存在になる。
息と共にすべての宇宙が新しく始まり、新しくうねっている。
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普段意識もせずに行っている呼吸。
そんな呼吸の詩を読むと自分の呼吸がとても大切で神聖なものだと感じられる。
吸う息、吐く息ただその繰り返しの中で何かを感じて悟ってここに存在する意味までかんがえてみたり。
あなたも詩を読んで呼吸一つ一つに意識を向けて博士の感じる呼吸を共に味わってみてください
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