逆に杏ちゃんとムラムラちゃんが空気になった位

2017年10月15日 18時41分35秒 | 日記


秋アニメ始まっちゃってるので書く時期を逃した感が
否めないけども前期はチアフルーツが面白かったです。

ことりちゃん言われまくってた上に表現しようとしる物に
似通う部分があるから敢えて比較するけれどラブライブの
アニメはサンシャイン含めこういう作りでやってくれたら
もう少し良くなりそうなのになぁなんて思っちゃったーよ。
サンシャインの2期1話見て少し不安になったのもあってね。

・・・とまぁそれは置いといて。
描写するもんの割合のせいで世界観の広がりがあんまり無くて
世間に対する影響力の大きさが今ひとつ伝わってこなかったり
納得できなかったりする・・・という点も似てるんだけれども
逆に描写してる部分は手堅くやってくれたから納得ができない
部分も割り切って見れてあんまり気にはならなかったのよ。

何よりも一人一人の出来る事と出来ない事がハッキリしていて
一人欠けたらそれこそステージの土台作りから始まるショーが
成立しずらくなってしまうってキャラのバランスが良いですね。

主人公格のようにその場を引っ張れる・・・悪く言えば動くと
話を支配してしまうキャラと賑やかしになっちゃうキャラとで
落差が出来てしまいがちなのがこのテのジャンルの欠点と言える
(賑やかしキャラだから好きとのも解るけど)部分かなと思って
たので資金繰りや舞台演出の裏方までメインキャラの役割に割り
降って見せ場を作ったのはキャラ商売のあり方としても正しい。

自分らの手作りでやっているし目的が目的だからショーを成立
させなきゃいけないという切迫感まで出たりして結果的に話に
入り込めたりもしたから、そのバランスが特に好きな部分。

部活モノってその時の時分にしかできない事をやってその結果として
何を得たかどう成長したかとかを描くのにはピッタリな題材で部活を
通して日常生活の振る舞いが良い意味で変わったりするとそれだけで
他の部分が多少ダメでも許せてしまうので・・・特に最終回の御前と
美甘ちゃんの立ち回は琴線に触れるもんがあったなあ・・・。

小ネタやパロディも多かったけどお遊びの範囲で留めてたのも好印象。
青山姉妹回『ぷろじぇくとぶる~』の放送前に脚本書いた人がツイッターで
タイトルがタイトルだけどコイツ(バド星人)は出ませんと言ってたのには
ちょっと笑っちゃったりもしたしね。

ただ世界観の広がりが無いせいで新体操の扱いに関してはもう少し
どうにかならなかったのかと思った。ムラムラちゃんは杏ちゃんに
執着しているからまだ良いとしても杏ちゃんはヒロインに憧れてた
夢を叶えた以上に意味をあまり見いだせなかったせいで序盤の方で
割とキャラ描写完結しちゃってたし体操協会からしたら手前勝手な
理由で新体操やめられただけになっちゃうのが引っかかったかな?

ざっくりした書き方だけど全体の感想としてはこんな感じ。
粗はあれど大事な部分はおざなりにはしてなかったので満足でした。
低予算だから・・・って理由もあるのだろうけど演出も全体的に抑え目で
話もギャグにもシリアスにも行き過ぎず全体のトーンが統一されてたのも
地味に好きで見てて置いてけぼりをくった部分が無かったのも地味に好き。

予想通り派手さが無いから人気にブーストはかからなかったけれど
極端に悪い感想殆ど見なかったし世間的な感想と自分の感想がかなり
近いアニメだったんじゃなかったな・・・なんて思ったりもしました。

二期あったらやって欲しい・・・。
いやまぁ・・・無理ってのは解ってんだけどさ・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする