学生時代

2009年06月30日 01時55分25秒 | 日記
俺はツタヤでバイトしてました。
そいでまー一応レジ打ちとかやってまして自分の知ってる映画とか借りてく人を見ると
「気に入ってくれるかな?」とか「それはやめといた方がいいよ」とか
いらんこと考えながらレジ打ちしてました。今回はそれに関した思い出話。


05年初夏。
その時の俺は新しく入った可愛い大学一年の女の子と

「伊藤さんってどんな曲が好きなんですか?」

「布袋とかサザンとか奥田民雄とかあのへん・・・かなぁ?(別に嘘は言っていない)」

なんて物凄く当たり障りのない会話で鼻の下を伸ばしながらレジ打ちしてました。
それでもまあ物凄く自分を偽りながら会話してたので、流石に窮屈さを感じることもありまして
もー無難な上っ面だけで話するの疲れるから別に無理して話しかけんでもいいよ・・
・・・なんて、そんな贅沢極まりないことを思い始めていたそんな時。
三浦大輔とか竹内力みたいな髪型をして、目にはサングラス掛け・・なんというかこう・・・
物凄くステレオタイプの今日からヤのつく裏稼業!みたいな風貌なおじさんが3人レジに寄ってきまして

「ちょっとにーちゃん、今日うちのモンで集まりあるんだけどおっかないビデオ教えてくれね?見たいからさ」

と言ってきました。俺はあなた達が一番おっかないですと思いながらホラーコーナーに案内し
今ですと呪怨が人気ありますねと言ってさっさとレジに逃げかえってしまいました。
しかし数分後。彼等のもって来たのはあろうことか「ほんとにあった!呪いのビデオ」
・・・何故数あるDVDからピンポイントでほん呪を持ってくるのか?
面白いけどやめておいた方がいいですよとか言うべきなのだろうか?
そんなことを考えていると後輩の女の子がそそくさと会計をしてしまいました。
俺は心の中で冗談が通じる人でありますようにと願いつつ、その光景を見守ることしかできず
何と言うか俺は典型的な事なかれ主義だよなぁ・・・とか軽く自虐モードはいってしまいました。



余談ですが俺は彼等が去った後それとなく後輩の子に

「ねえ・・・ちょっと今の人たち怖くなかった?」

と質問してみると

「え?伊藤さんは怖かったんですか・・・?」

だそうで。
恐らくあの日怖い思いをしたのは俺だけだったというオチでした。






ちなみにほん呪は板垣恵介も夢中になった珠玉の映像作品なのですが・・・
何故俺があの時貸すことをことを躊躇ったのか・・・その理由はこの動画を見て各自判断していただければ・・w
こういう書き方をすると誤解されそうですが俺個人としてはほん呪シリーズ好きなんですよー!大好きッ!
コメント (2)
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