昔は聞き流していた昭和歌謡や演歌が心に染みる年代になった。
ウォーキング途上で、よく頭の中に浮かぶのが、北島三郎の『函館の女』だ。
その歌詞から私なりに想像を逞しくしてみた。
♪はるばるきたぜ函館へ~さかまく波をのりこえて~
主人公は連絡船に乗って津軽海峡を越えてきたのだ。
出発地点はたぶん花の都東京の上野駅だ。
それも夜行列車の旅だ。
♪あとは追うなと伝いながら~うしろ姿で泣いてた君を~
ここで場面は回想へと切り替わる。
主人公が思いを寄せていた女が、東京から函館に流れて行ったのだ。
女はスナック勤めで、郷里が函館だったのかもしれない。
女も主人公には切ない想いを抱いていたのだ。
♪おもいだすたび逢いたくて~とてもがまんができなかったよ~
また現実に戻る。
なぜあの時、引き止めなかったのだろう。
忸怩たる想いを胸に、主人公はとうとう函館まで来てしまったのだ。
♪灯りさざめく松風町は~君の噂もきえはてて~
風の噂で、松風町のスナックで働いていると聞いたが、どのスナックにも女はいなかった。
♪迎えにきたぜ函館へ~見はてぬ夢と知りながら~
東京へ連れて帰り所帯を持とうとまで思ったが、それが見果てぬ夢だと、うすうす感じていたのだ。
♪一目だけでも~逢いたかったよ~
あちこち探したけど、結局、女は見つからなかった。
主人公はひとり肩を落として函館をあとにするのだ。
昭和の歌には哀愁があったなあ。
ウォーキング途上で、よく頭の中に浮かぶのが、北島三郎の『函館の女』だ。
その歌詞から私なりに想像を逞しくしてみた。
♪はるばるきたぜ函館へ~さかまく波をのりこえて~
主人公は連絡船に乗って津軽海峡を越えてきたのだ。
出発地点はたぶん花の都東京の上野駅だ。
それも夜行列車の旅だ。
♪あとは追うなと伝いながら~うしろ姿で泣いてた君を~
ここで場面は回想へと切り替わる。
主人公が思いを寄せていた女が、東京から函館に流れて行ったのだ。
女はスナック勤めで、郷里が函館だったのかもしれない。
女も主人公には切ない想いを抱いていたのだ。
♪おもいだすたび逢いたくて~とてもがまんができなかったよ~
また現実に戻る。
なぜあの時、引き止めなかったのだろう。
忸怩たる想いを胸に、主人公はとうとう函館まで来てしまったのだ。
♪灯りさざめく松風町は~君の噂もきえはてて~
風の噂で、松風町のスナックで働いていると聞いたが、どのスナックにも女はいなかった。
♪迎えにきたぜ函館へ~見はてぬ夢と知りながら~
東京へ連れて帰り所帯を持とうとまで思ったが、それが見果てぬ夢だと、うすうす感じていたのだ。
♪一目だけでも~逢いたかったよ~
あちこち探したけど、結局、女は見つからなかった。
主人公はひとり肩を落として函館をあとにするのだ。
昭和の歌には哀愁があったなあ。
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