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ハチク・2~種子

 イネ科マダケ属の「ハチク(淡竹)」。その種子を確認するために小穂の基部を指で押さえるとほとんどは空っぽで感触が無いがひとつだけ基部に小さな塊があるのを感じた。その小穂を取り分け外側から包頴、護頴、内頴を取り除いていくと最後に写真中央のものが残った。膨らんだ部分の長さは2.5ミリほどでその上に2ミリほどの花柱と思えるものがある。この塊がおそらく子房で種子になる部分なのだろう。120年に一度の開花なので手持ちの図鑑にはその花や果実の写真が無く、上記は素人の見解であることをお断りしておく。
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マルバノホロシ・1~奥高尾

 奥高尾“逆沢作業道”で見掛けた赤い実。葉はすべて枯れ落ちているが生育環境からこれはおそらく「マルバノホロシ(丸葉保呂之)」だろう。ナス科ナス属のつる性多年草で、夏にヒヨドリジョウゴそっくりな花を咲かせ秋に果実が稔る。“保呂之”はヒヨドリジョウゴの古名で葉がヒヨドリジョウゴのように裂けないために“丸葉”の名が付けられている。
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