Beautiful☆Life

ひとりごと

鍬(くわ)の使い方

2010年10月26日 | 差し障りの無いブログ
さっきフジテレビ系のニュースJAPANを見ていて驚いた。

農林水産省の役人が実際の農業を体験するため自主的に耕作放棄地を借りて農業を体験しているというトピックスが映像で流れた。

何に驚いたかというと、鍬の使い方だ。鍬を腕で力任せに使っていた。ほんの50センチくらい持ち上げて腕の力で地面にぶつけていた。あんな使い方をすると私なんかは10分もすれば筋肉痛を起こす。まあ逆に若いっていいなとも思った。

どういう事かというと、鍬は振り上げる時には短く持って楽に持ち上げて、振り下ろすとき瞬時には力を入れるが、その後は力を入れず鍬自体の重さを利用して地面に打ち付けるのが基本だ。持ち上げる時には頭よりも高く持ち上げることもしばしばである。短く持つというのは柄の前の方に右手を出して持ち上げる動作で、振り下ろすときには鍬自体の重さを利用して右手は手前に柄を滑らせるようにして効率的に使うのが基本。

2年近くもこの体験を行っているというから更に驚きである。全く進歩が無いというか、マジかよ。