ぼくたちは、いつか終わる命同士、触れ合っている

2012年01月25日 | 
ときどき、
こんなことを考えます。


科学が発達して、
人の脳の中身(記憶とかそういったもの)だけを、
どんどん新しい「入れ物」に移植していくことができれば、
人はほとんど永遠に生きられるのかもしれない、と。


もしも将来、
そういった意味での永遠の命を手に入れる世代が現れるとしても、
少なくともぼくらはその世代ではない、と思っています。


たぶんそれは
ずっと先のはなし。


だからやっぱり、
ぼくらの命には限りがあるんですね。
あたりまえのことを言っていますが。


おそらく何十年か後には、
ぼくもぼくの周りの人も、
みんないなくなっています。


もしかすると明日かもしれないし、
数年後かもしれません。


ぼくたちは、いつか終わる命同士、
今こうして触れ合っているんですね。


限りある時間の一部でも、
ぼくと分かち合ってくれる人がいる、
ぼくと一緒に楽しんでくれる人がいる、
そのことが嬉しくてたまりません。