気の遠くなるほど自転車をこいでいると、ある感覚は麻痺してくるが研ぎ澄まされるものもあると思う。
私の場合はふと感じる匂いが気になる。
望月の街を通り抜けるとき、ほのかに味噌の香りが漂っていた。
両側から民家が迫る、旧街道。
匂いも逃げ場がなく漂い続ける。
古くからの味噌屋でもあるに違いない。
市街地から田園地帯に入ると途端に田圃の匂いがしてくる。
草いきれとも違う、水と草の混ざったような懐かしい匂い。
戸倉温泉街はお祭りの最中だった。
綿菓子などの香ばしい匂いと夜店を照らす裸電球が郷愁を誘う。
時間の流れに抗おうと自転車をこぎつづけ、いつしか時空間を超越したような錯覚に陥る。
しかし通過する場所ごとに固有の匂いがある。
嗅覚への刺激は、私に途方もなく永い時間の蓄積を連想させる。
トータル
とはとても思えないほど「穏やか」ですね。
体験したからなのかもしれませんが。。。
何故だか判りませんが、すごく優しい気持ちに
なれます（笑顔）
それらひとつひとつを感じながら走れるって
素晴らしいことです。
ブルベってやっぱり旅だと思います。。
貧脚なだけです・・・・（泣）
軽々こなすkoba-Pさんがうらやましいです。
今日は早速スピードプレー（ペダル）買ってしまいました（笑）ひざ痛がよくなるとよいのですが。
>岳人様
そうです！ 旅なんですよね。競技するような力はないけれどブルべなら、参加したいと思うのです。やはり旅の要素があるからでしょうかね。
これからも楽しむぞ！
あ、朝練気を付けてくださいね。