モズの眼

動かなくなった「心とからだ」の復活の記録

ミュージカル モーツァルト 猊下にしびれた

2014-12-14 | 読書、芸術

12日は娘と有楽町で落ち合って、帝劇でミュージカル モーツァルトを観た。

中々の迫力だった。さすがプロ。

特にコロレド大司教役の山口祐一郎さんの声にしびれた。

劇中では猊下(げいか)と呼ばれてた。

なので自分と娘の間では、彼を通称「猊下」と呼んでいる。

猊下はモーツァルトを、その才能を自分の欲しいままに縛り付けようとするのだが、モーツァルトは反発し民衆の中に軸足を置こうとする。

そのせめぎ合いで猊下の威圧感は大迫力。そして低音の歌声が迫力をさらに増す。

帰って女房に話したら「山口祐一郎さんでしょう。知っているよ」という反応。

市村正親さんはもちろん知っていたが、猊下は存じ上げなかった。

自分が疎いのだけれども、やはりミュージカルは女性ファンの方が圧倒的に多いようだ。

帝劇の観客も8割がた女性だった。いや9割か?

まあともかく大満足だった。

帰りは時間の無い中、父の要望で隣の出光美術館を駆け足で鑑賞。

眼と耳と、そして家族の幸せを感じた一日だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする