12日は娘と有楽町で落ち合って、帝劇でミュージカル モーツァルトを観た。
中々の迫力だった。さすがプロ。
特にコロレド大司教役の山口祐一郎さんの声にしびれた。
劇中では猊下(げいか)と呼ばれてた。
なので自分と娘の間では、彼を通称「猊下」と呼んでいる。
猊下はモーツァルトを、その才能を自分の欲しいままに縛り付けようとするのだが、モーツァルトは反発し民衆の中に軸足を置こうとする。
そのせめぎ合いで猊下の威圧感は大迫力。そして低音の歌声が迫力をさらに増す。
帰って女房に話したら「山口祐一郎さんでしょう。知っているよ」という反応。
市村正親さんはもちろん知っていたが、猊下は存じ上げなかった。
自分が疎いのだけれども、やはりミュージカルは女性ファンの方が圧倒的に多いようだ。
帝劇の観客も8割がた女性だった。いや9割か?
まあともかく大満足だった。
帰りは時間の無い中、父の要望で隣の出光美術館を駆け足で鑑賞。
眼と耳と、そして家族の幸せを感じた一日だった。