今十二指腸潰瘍を病んでいる。朝晩と薬を服用している。
よって、酒は控えている。
昨夜は忘年会だった。もちろん酒は飲まず。
一応出た料理は平らげた。
その後本屋に寄って来年の手帳を購入。
ついでに本を立ち読みしていると、強烈な気持ちの悪さに襲われた。
腹も痛い。背中を丸めて書店から退散。
それから本日未明まで寝床の中でのた打ち回った。
いやあ、苦しかった、気持ちが悪かった。
二日酔いの嘔吐する寸前の様な状態が延々と続いたのだ。
そんな状態で夏目漱石の小説か、随筆かの中の一節を思い出した。
いわゆる修善寺の大患とよばれる事件だ。
漱石は重度の胃潰瘍を患っていた。
食事を制限されて寝床で寝ていると隣室から色々な音が聞こえてくる。
それが皆、何かを食べている音に聞こえてくるという内容だった。
そんなことに思いを巡らしながらようやく寝付いた。
そして大分楽になったが、今日まだ不調が続く。
何気なくテレビを観たら昨日は漱石忌だったそうだ。