久ぶりに本の話。「砂の女」を読みました。20世紀において前衛と呼ばれた作品も、今読んでみると前衛とは言えません。逆に20世紀の古典と呼ぶことができるでしょう。時が過ぎるとともに、どうしようもなく古くなってしまうものと少しも古びないもの・・・。その小説なり、映画なり、音楽が世に出た時点で、それが持つ「足の速さ」を見分ける目が欲しいと思います。
少しの時間経過でさっそく腐臭を放つもの、これを選別する目。残念ながら私には十分その力がありません。よってすぐには飛びつかない事を常としております。ベストセラーという物の99パーセントは「足が速い」です。「時のアセスメント」を経たものを味わいます。それで十分。
昨日古本屋に入りましたが、「世界の中心で・・」が書架にたくさんありました(笑)
少しの時間経過でさっそく腐臭を放つもの、これを選別する目。残念ながら私には十分その力がありません。よってすぐには飛びつかない事を常としております。ベストセラーという物の99パーセントは「足が速い」です。「時のアセスメント」を経たものを味わいます。それで十分。
昨日古本屋に入りましたが、「世界の中心で・・」が書架にたくさんありました(笑)