TRIO(現 JVC-KENWOOD)のTR-7300です 決してICOMのIC-7300ではありません!
144MHZ帯FMトランシーバーなのですが 本当に吃驚する様なデザインでした!
現在の様にPLLシンセサイザーで周波数を直接発信している訳では無く 4個の水晶発振子を持つ発信回路で作り出した周波数と
10個の水晶発振子を持つ別の発信回路で作り出した周波数を混合して局発とし3段の緩衝増幅器を経て変調⇒3逓倍
RF-AMP⇒ドライバー⇒電力増幅と言う結構凝った回路でした(カタログ掲載のブロックダイヤグラムから)
更に 外部VFO VFO-20の接続も可能でした
でもFM40KHZセパレーション時代でしたから本体だけでFM波のバンドプラン全体をほぼカバーしていましたから
外部VFOはその後にFM変調波の20KHZセパレーションに変更になるまでは「宝の持ち腐れ」的存在だったかもしれません
(これはあくまで「空いていた」仙台周辺の話であり1~3エリアの人口密集地では違っていたかもしれません)
当時は業務局が犇めき合う140~150MHZ帯でしたからバンドパスフィルターBPF-2がオプション設定だったのも的を得ていたのかもしれません
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