オオバコ科のフラサバソウです。
ユーラシア大陸原産の越年草、日当たりの良い場所で葉をのばし小さな花がさいています。
少し湿った場所が好きで「オオイヌノフグリ」がある場所で見られます。
明治時代にフランスの植物学者フランシュエとサバティエによって長崎で発見されました。
フラさんとサバさんを合わせてフラサバになったそうです。
茎は地をはってから立ち上がり群生します。
葉は互生、短い葉柄があります、葉は卵形で4本から6本に浅く裂けます。
花は小さく、うすい青紫色で花弁は4枚に分かれ紅青紫の線が放射状に入ります。
在来種の「イヌノフグリ」によくにていますが、葉や茎に毛が目立ちます。