ホルトノキ科のホルトノキです。
千葉県以北の本州、四国、九州に分布する常緑の高木です。
房総では里見氏が大事にした木で、南房総市や館山市の城山公園で大木が見られます。
葉は互生して枝先に集まります。細長い卵型でまわりには粗く鋸歯があります。
葉がオリーブに似ているので、江戸時代の平賀源内がオリーブの採れるポルトガルの木で「ホルトノキ」と呼んだのが始まりだそうです。
花はツボのような花が房に付きます。
枝先に新しい葉ができると、みき側の古い葉が一枚紅葉して落ちます。
一年中どこかに紅葉した葉が見られるのがとくちょうです。