キク科のコセンダングサです。
熱帯地方原産の1年草、江戸時代に日本へ入ってきて、関東地方以西の本州で見られます。
高さは30センチから1メートル、茎の上方で枝分かれして花がさきます。
葉は対生、上部では互生の羽状複葉、小葉は先のとがった卵型で3枚から5枚、周りには鋸歯があります。
花は黄色の筒状花のみ、「センダングサ」には舌状花があるのがちがいです。
果実が熟すと棒状になり、クリのイガのように丸く広がります、棒の先には2本から4本の大きなトゲがあります。
そのトゲには小さなトゲが逆向きでついていて、洋服につくクッツキ虫です。