セリ科のヤブニンジンがさいています。
木の下で、半分日かげになるようなばしょに生えています。
「ヤブ」に生えた「ニンジン」だから「ヤブニンジン」という名前なんだね。
野菜のニンジンも同じセリ科だけど、「ニンジン」のほうが葉は細くてクキに毛がありません。
「ヤブニンジン」のクキには、毛がいっぱい見えるね。葉のうらにも毛がはえているよ。
花から小さなオシベが出ているのが見えるかな？
花びらの下、ガクというのだけど、ガクのついた大きな花と、花びらだけ見える小さな花があるのはわかるかな？
ガクのついた大きな花は、おしべとめしべのついた「両性花」といいます。
ガクが小さくて花びらしか見えないのは、「お花」です。お花にはメシベがないのでタネはできません。
３まいめのしゃしんのまん中で、花ではない「ぼう」のようなものが見えるのが、タネの入ったかじつです。
なっちゃんには見えたかな？
