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simagonia

しまなみ海道周辺で季節を通じて遊んでいる活動内容の記録。山登り、釣り、テレマークスキー、ロードバイク、ゴルフなど。

五竜岳~鹿島槍ヶ岳 【最終日】

2008年08月15日 | 山登り
 4時起床。5時過ぎに出発。天気は、雨は降ってはないものの、山は依然ガスに包まれている。今日は、扇沢へ下山予定。コースタイムは約5時間で到着する。時間は沢山あるので、最後はのんびりと山を歩きたい。
 山荘を出発すると爺ヶ岳への登りになる。さほど急でもなく、ザックも大分軽くなったせいか、朝から調子がいい。
 1時間ほど登ると間もなく爺ヶ岳山頂に到着。ガスの切れ目から下界が多少見え隠れする。天気も回復しつつある。



 山頂を後にして扇沢を目指す。ここからは道も良く、難なく種池山荘へ。そして、柏原新道で扇沢へ下山。ゴールが近づく頃には眩しいばかりの日光が射す。最後の車道を歩くとき、パカパカ君の足音が空しく辺りに鳴り響いた。


五竜岳~鹿島槍ヶ岳 【2日目】

2008年08月14日 | 山登り
 3時に起床。先ず天候が気になり、外を覗くと濃いガスに覆われていた。時折、弱いながらも雨も降ってきた。食事を済ませ、結露と雨で濡れたテントを絞るように撤収して、山荘を5時にスタートした。
 雨具着用のスタートは、いつも気分が重い。五竜山荘から1時間ほど登ると五竜岳山頂に到着した。しかし、ガスで展望はゼロ…今回多めに持ってきた行動食をしっかりと平らげ、鹿島槍ヶ岳を目指す。



 ガスの影響でどこがG4、G5か分からないまま踏破。雨で足場の滑る中、落石に気を使いながら、クサリ場、はしごを越えること数回。険しい山道を只管南下し、キレット小屋に到着する。



 滑りやすい岩稜の連続で意外と疲れていた。小屋でしばし休憩。炭酸飲料と珈琲を豪華に購入。一気に飲み干した。
 小屋を後にすると、直ぐにはしごの架かる急坂。所々にガレ場もあり、気が抜けない。鹿島槍北峰の分岐で荷物をデポして、北峰を往復したのち、吊尾根の岩稜をたどって、南峰に到着する。ここでもやはり展望はなし…



 更に南下して冷池山荘へ向かう。ここで道中トラブル発生。タンガの靴のソールが剥がれてきた。最初は足先だけだったが、やがて全面に。そして両方も同じような状態に。幸い、スパッツを着けている為、そのワイヤー縛られなんとか持っている感じ。後ろから、歩く度にソールの音がパカパカ聞こえてくる。
 2時過ぎに冷池山荘に到着。更に進むか迷ったが、これ以上進むのは無理そうだった。パカパカ君のこともあるし、体も予想以上に疲れている。テン場にテントを張ると、直ぐに雷雨になった。物凄い雷だった。雷雨は2時間ほど続いた。行かなくて正解だった。
 その間、2人は昼飯を平らげ、ぐっすりと昼寝をした。これが原因でなかなか寝付けない夜を過ごすこととなる。

五竜岳~鹿島槍ヶ岳 【1日目】

2008年08月13日 | 山登り
 今年の盆休みの山行は、五竜と鹿島槍ヶ岳の縦走に決定。12日、仕事が終わると早々に帰宅。タンガと2人で長野へ向けて出発した。
 先ず、扇沢を目指す。9時に福山を出て朝日が昇りだす4時過ぎに到着。そこから、信濃大町へ行くバスの始発までしばらく仮眠する…
 寝過ごすことなく起床。予定通り始発のバスに揺られて信濃大町駅に到着。しかし、次の電車の時間まで40分も待ち時間があり、駅で電車を待つ。山登りの1日目とは思えないようなゆっくりしたスタートに戸惑いながらも、情報収集や身支度に時間を費やし、ようやく電車に乗り神城駅まで移動する。
 ここから徒歩で五竜スキー場のテレキャビン乗り場まで移動する。途中でサービスで、駅から乗り場まで送り迎えをして下さってる方に拾ってもらい、少し楽をした。テレキャビンとリフトを乗り継ぎ、ようやくスタート地点の地蔵ノ頭に到着。
 10時過ぎ、登山開始である。遠見尾根をじわじわ登ってゆく。寝不足も懸念されたが意外と調子は良く体も軽い。しかし、天気はあまり良くない。晴れてはいるものの、山頂はガスに覆われている。明日の天気予報も余り良くなさそうだ。



 写真を撮る景色も余り無く、五竜山荘までは約4時間で到着。今日はここでテン泊する。
 テント設営後、不安定な天気の中、少し雨にも打たれつつ、せかせかと夕食を取る。


 
 山荘で明日の天気を確認すると予報は、曇り/一時雨でした。

白峰三山 【北岳山荘~間ノ岳~農鳥岳~奈良田】

2008年07月13日 | 山登り
 3時起床。隣のテントの話声とイビキで寝不足気味…簡単に朝食を済ませ、荷物をまとめる。今日の行程は、約18キロ。10時間。
 4時過ぎにテン場を出る。中白根山への登りにかかる。山頂が近づいた頃、日が登ってきた。ご来光の瞬間は、いつも足が止まり、ただ只管見てしまう。この瞬間が山に来た幸せを感じると共に、それを再確認できる時間だ。



 目の前の間ノ岳が朱に染まる。



 時間を忘れて景色をカメラに収めていると、メモリカードが一杯になった。そろそろ、先を急がねば…



 間ノ岳への登りは、朝一ということもあって調子がでない。息を上げながらも、間ノ岳の広い山頂にたどり着く。北岳のすぐ隣にある100名山。ここから見る北岳、富士山もまた格別だ。





 そして、間ノ岳から白峰三山最後の峰、農鳥岳に向かう。北岳山荘から間ノ岳のピストン組から逸れて、ここからは人も少なくなる。
 間ノ岳から下り、先ず農鳥小屋に到着。小屋の主人らしき人に声を掛けられる。数日前、滑落した人がいるから気を付けて行きなさということだった。農鳥小屋で長めに休憩を取り、西農鳥岳への登りに取り着く。急な岩稜の登りを耐えて、西農鳥を越え、農鳥岳へ到着する。



 今までの賑わいが無かったかのように静かな山頂だった。登山客は1人いたが、直ぐに下山された。今まで歩いてきたルートを振り返る。そして、北岳、間ノ岳のスケールの大きさに感動する。これで、白峰三山を踏破。あとは下山するのみ。
 農鳥岳から大門沢下降点までは緩やかに稜線近くを下っていった。それからは、ハイマツ帯を蛇行し、まもなく樹林帯の中の急な坂道を一気に下る。風も無く温度、湿度ともに高い。一気に汗が出てくる。樹林帯を抜けると沢沿いに道を下りだす。直射日光を浴びて更に汗の量が増す。こまめに休憩を取りながらも水もすっかり無くなる頃に、大門沢小屋に到着。ここで、腰を据えて休憩。最後の食事を済ませる。
 大門沢小屋を出発し沢沿いに下り、樹林帯に入る。やがて八丁坂を下り、吊橋を渡ると発電所の取水口がある。その後、2回ほど吊橋を渡ると、車道に出た。それから、しばらく車道歩きをして、やっと奈良田バス停に到着。時刻は、2時を回っていた。予定通りの約10時間の行程だった。
 荷物を車に投げ込むと、直ぐに自動販売機に向かい、炭酸飲料を飲み干した。


白峰三山 【広河原~北岳~北岳山荘】

2008年07月12日 | 山登り
 3時間近く寝た。意外と寝れた。登山靴を履き、忘れ物の無い様、荷物をパッキング。気合入れて、バスに乗り込む。奈良田から広河原までは、1100円。40分ほど揺られて、広河原に到着した。



 山行予定は、白峰三山。行程距離は、25キロある。1泊2日の予定ではちょいとハード。今日、農鳥小屋まで行ければ、2日目が楽になるが…
 登山客で賑やかな広河原を後に北岳を目指す。川沿いの林の中を進み、大樺沢を登ってゆく。登山道が狭い場所では、少し渋滞気味。今年は雪が多かった影響で雪渓が多く残る。軽アイゼンを装着する。しかし、右俣コースへの雪渓は、意外と短く直ぐに終了する。



 アイゼンを外し、急登を凌ぎ稜線へ出る。しばらく進むと肩ノ小屋へ。ここで一息つく。北岳は直ぐ目の前である。登っている最中、山頂付近は風が強そうであったが、すこし弱まってきたみたいだった。





 肩ノ小屋から、岩のごつごつした急登を行くと北岳山頂に到着する。
 風は収まった感じだが、少しガスが出てきた。富士山は、雲の中だった。しかし、周りの山々は良く見渡せた。3193m。山登りをやっている人達には良く知られているだろうが、北岳は日本で2番目に高い山である。流石にその頂に立つと、見る者を圧倒する。



 山頂から下るとやがて北岳山荘に到着する。時刻は2時過ぎ。ここから2時間半で農鳥小屋へ到着するが、体力的にも今日はこの辺りで限界であった…明日の長い道のりを残し、テント設営に取り掛かる。
 

白峰三山 

2008年07月11日 | 山登り
 10日、11日は大阪出張。14日、15日は東京出張。というこはと、間にあいた2日間は、山出張。
 11日出張が終わると大阪から、神奈川へ向かう。くわさん夫婦と合流。食料を買出し、相模原を10時過ぎには出発。目的地の奈良田を目指す。
 高速を使って、3時間ほどで到着。朝一番のバスで広河原へ向かう為、車内で仮眠をする…




至仏山

2007年09月17日 | 山登り
 朝起きても、左膝の痛みは回復していなかったが、昨夜よりは多少ましだった。しかし、この足で山に登れるかというと、不安だ。今日登る予定の山は、至仏山らしい。山の麓には先日、日光国立公園から単独国立公園になった尾瀬国立公園があるので、山歩きが難しいようなら尾瀬を歩こうかと、とりあえず車を走らせた。
 今日はマイカーの規制が無いらしく、鳩待峠まで入れたが、駐車料金は2500円も支払うことに。
 駐車場で朝飯を済ませ、山の鼻ビジターセンターへ向かう。道は、木道でしっかり整備されているので歩きやすい。しかし、段差があるところは、膝が痛む。登りは、右足を先に出して登り、下りは左足から下ろし、左膝を曲げないように歩かないと、痛みが走る。
 膝が痛く歩いている中、頭に浮かぶのはなぜか、広島カープの前田選手のことだった。怪我に悩まされながらも、積み上げてきた2000本安打。それに負けまいと、至仏山への登山を決意する。



 時間をかけてゆっくり登れば、なんとかなりそうだ。登りはそれほど急ではないが、階段が多く苦戦する。じわじわ高度を上げていき、森林限界を過ぎると、山の麓には尾瀬ヶ原、その向こうには、燧ヶ岳が見える。



 上部の登りは傾斜も緩やかになり、なんとか山頂へ到着する。今までにない、達成感のある登頂。賑わう山頂。心地よい風。最高の気分だった。



 周りの景色を見ながら、山頂で昼飯を食べた。コンビニで買った幕の内弁当、キャンプで食べるカレーライスのように美味しかった。



 山頂から、小至仏山へ気持ちの良い稜線歩きが続き、なだらかに下りが始まる。下るほうが、登りより膝が痛む。階段が多く下るのに時間が掛かったが、ゆっくりと確実に下っていく。



 緩やかな下りだった為、以外に速く下れる。あっという間に、鳩待峠へ到着。しかし、膝は昨日より確実に痛みが増していた。
 下山後、温泉へ直行。熱めの湯にのぼせながら、疲れを癒す。

 


男体山 

2007年09月16日 | 山登り
 本日、2座目の山、男体山の登山口へ向かう。二荒山神社から登るルートで山頂を目指す。昼飯を急いで済ませ、神社で入山料金500円を支払い、11時過ぎに登山開始。




 しばらくは、樹林帯の登りが続き、それを過ぎると車道歩きがある。山登りに来て車道を歩くのは、少し苦手。4合目から本格的に登山道らしくなってくる。
 後になってわかったのだが、コースを確認すると、標高差1200mを山頂に向かってほぼ直登。2座目に登る山にしては、ハードだ。
 6合目、7合目辺りは岩場の登り。辛抱して登っていき、8合目からは少し緩やかになってくるが、白根山と男体山の登りでかなり疲れている。
 しかし、景色は良くなり、眼下には中禅寺湖が望めるようになる。景色を見ながらゆっくりと山頂へ進んでいく。



 山頂では、雲海が広がり、白根山にも劣らないいい景色がそこにはあった。






 しかし、山頂到着してから、しばらく待っていたが、なかなかくわさんが上がってこない。30分待ったが上がってこないので、心配して下山しようとしていると、やけにやつれた顔で上がってきた。途中でへばっていたらしい。確かにきつい登りだった。
 下山時に、岩場を無理して下っていた為であろうか、左膝を痛めてしまう。二荒山神社に到着した時は、膝が曲げれないほどに…
 本日も昨日と同じ居心地の良かった、道の駅「白沢」で車中泊。明日の山行が気がかりである…


日光白根山

2007年09月16日 | 山登り
 今日の山行計画は、皇海山(すかいさん)と日光白根山の2座を登る予定。
 朝早くに道の駅を出発し、皇海山の登山口を目指す。この皇海山、登山口までの道のりが大変らしく、砂利道をひらすら車で1時間以上はかかるらしく、更に山頂の展望は無く、百名山の中でも人気のない山らしい。
 下調べどおり、ぼこぼこの砂利道を進んでいると、通行止めの看板が目に入ったが、そのまま進んでいると、本当に通行止めになってしまった。まさかと思っていたが…
 仕方が無いので、皇海山は諦め、日光白根山へ向かうことにした。
 菅沼登山口から登山開始。適度な斜度の道が弥陀ヶ池まで続く。弥陀ヶ池周辺は、少しばかり秋の装い。高い空に、冷たい風。所々に、紅葉もちらほら。澄んだ水に映る景色は、とても綺麗だった。



 弥陀ヶ池からは、斜度も増し、火山だったことを思わせるようなごつごつした岩が多くなる。そして、急に高度が上がり、森林限界も抜けて景色もよくなる。眼下には、北関東の山々、先ほどまでいた阿弥ヶ池が小さく見える。



 しばらくすると山頂到着。2578m、北関東周辺では一番高い山らしい。登頂直後はガスが掛かっていたものの、少しすれば無くなり、360度のパノラマを堪能できた。どれが何の山かは、ほとんど分からないが、富士山だけははっきりと確認できた。





 山頂にいると体が冷えてくる。下界は残暑厳しくても山の上では、寒いほど。ピストンで下山することにして今日2つ目の山、男体山(なんたいさん)を目指す。




100名山の旅

2007年09月15日 | 山登り
 3連休は100名山を登っている神奈川県在住のくわさん夫妻と3人で南アルプスの聖岳へ行く予定を立てていたが、天気予報は雨。去年の剣岳の二の舞になりたくないと考え、北関東の100名山を日帰り登山で潰すことに。
 新幹線に乗り神奈川で合流し、車を北へ走らせる。少し、観光もしながら、下道で群馬県を目指す。途中から高速を使い、関越道のインター沼田で降りて、道の駅「白沢」で車中泊。道の駅は、温泉もあり快適に過ごせたが、車泊はワンボックスとはいえ、3人ではちょっと狭く、なかなか寝付けなかった。