2015年の為替相場における主役は、よくも悪しくもユーロだったように思います。私のポジションも9割以上がユーロがらみでした。
12月3日のECBによる政策金利発表では、最後にはマリオ・ドラギ総裁の「マジック(黒魔術?)」も不発に終わった形になりました。
そして、昨日のFOMCでは、イエレンFRB議長によって発表された米利上げは、非常に常識的なもので、如何にも文句のつけようのない
内容だったと思います。
ECB発表後には、ドラギ発言に「勝手に失望」した市場参加者によるユーロ暴騰が起こりましたから、イエレン議長も相当慎重に対応
していたのではないかと想像します。
これで2015年の為替市場も、最後にして最重要なイベントも(無事)終了し、まもなくクリスマスウィークということで閑散相場へと
移行していくはずです。
2015年のファンダメンタルズにも様々なビッグイベントがありましたが、その最後を飾る「大トリ」が、本日の日銀金融政策決定会合
における15時30分からの「黒田節」かもしれません。
黒田総裁はその強気発言から「ピーターパン」と揶揄されることもありますが、ここぞの場面では強烈なリード発言をかましますね。
昨日のFOMCによる利上げと、もしも「バズーカ(追加緩和)発射」発言が重なれば(まずないと思いますが)、より緩和効果が大きく
なるという意見もあります。
逆に、バズーカを期待する向きが、「不発」に「勝手に失望」して一時的なドル安円高になる可能性も無くはない。
結局、2015年のお休みは、クリスマス直前までおあずけ、ということになりそうな感じです。
油断せず本日の午後の発表を注視したいと思います。
12月3日のECBによる政策金利発表では、最後にはマリオ・ドラギ総裁の「マジック(黒魔術?)」も不発に終わった形になりました。
そして、昨日のFOMCでは、イエレンFRB議長によって発表された米利上げは、非常に常識的なもので、如何にも文句のつけようのない
内容だったと思います。
ECB発表後には、ドラギ発言に「勝手に失望」した市場参加者によるユーロ暴騰が起こりましたから、イエレン議長も相当慎重に対応
していたのではないかと想像します。
これで2015年の為替市場も、最後にして最重要なイベントも(無事)終了し、まもなくクリスマスウィークということで閑散相場へと
移行していくはずです。
2015年のファンダメンタルズにも様々なビッグイベントがありましたが、その最後を飾る「大トリ」が、本日の日銀金融政策決定会合
における15時30分からの「黒田節」かもしれません。
黒田総裁はその強気発言から「ピーターパン」と揶揄されることもありますが、ここぞの場面では強烈なリード発言をかましますね。
昨日のFOMCによる利上げと、もしも「バズーカ(追加緩和)発射」発言が重なれば(まずないと思いますが)、より緩和効果が大きく
なるという意見もあります。
逆に、バズーカを期待する向きが、「不発」に「勝手に失望」して一時的なドル安円高になる可能性も無くはない。
結局、2015年のお休みは、クリスマス直前までおあずけ、ということになりそうな感じです。
油断せず本日の午後の発表を注視したいと思います。