6月30日(土)の沖釣りは、午前イサキと午後根魚五目の二通りの選択肢があって、
どちらを取るか、少々悩みました。
が、結局久し振りに根魚にすることにしました。
その最大の理由は、W杯のため(?)
ここ数日、日本戦はもちろん、その他の国々同士の対戦もリアルタイムで見たりしていたため、超睡眠不足になってしまったのでした。
大原くんだりまで遠征して(前泊するとは言え)、朝3時に起きての釣行は、
さすがに厳しい。
それに比べ、午後の釣りならば、自宅を7時半頃出れば十分間に合います。
なおかつ、そもそも久し振りに根魚を釣りたくなってきたのでした。
情報によると、大原沖の底潮も一時と比べてだいぶ穏やかになってきたらしい。
そこで、今回はぎりぎり28日(木)に臼井丸に予約を入れました。
翌29日、参加者が私を入れて3名になったので、出船する旨、宿から連絡有り。
なぜかお客が集まらなかったようですが、3名ならかなりゆったり釣りをすることができます。
ところで、根魚五目となると、イサキなどと比較して沢山の仕掛けを用意しておく必要があります。
言うまでもなく、根掛かり対策です。
しかし、前回の釣行以来、根魚五目用の仕掛けは作製していないままなので、
夜中の2時近くまでかかって、合計6組を何とか作製しました。
おかげで、またしても睡眠不足に・・・。
30日当日。
7:30出発。オール下道でも11時前に現地到着。余裕有り。
この日は、やや南風が吹く予報でしたが、天気良く、良い感じ。
受付後乗船し、最初左舷のトモに座を置きました。
が、船長から右舷に移るように指示。
他の2名は右舷にすでに座を置いており、あとから入った私は胴の間。
でも3名しか居ないので、余裕はたっぷりあります。
釣り座の優劣はほとんどなし(かな?)。
船は予定通り12時に出船。
ゆったりペースで、この日は御宿よりさらに南の勝浦沖を目指します。
40分程で勝浦沖7キロメートル辺りの地点に到着。
水深は一日通して80~100メートルくらい。
この日は宿から錘の指定が無かったので、最初は80号を使いましたが、
潮の速いポイントがあったので、すぐに100号に切り替えました。
この日のタックルもいつも通り、
竿:海明50-270
リール:プレイズ3000(電源は船)
道糸:PE4号(よつあみヴェラガス船×8)
仕掛けは前述の通り、6組自作したものを使いましたが、
3組は通常仕様(錘から下針までが50センチ、枝間が110センチ、枝スが35センチの胴突三本針仕掛け)で、
3組は「カサゴ用」として作製した、錘から下針までが15センチ、
下針の枝スが50センチの胴突三本針です。
序盤の立ち上がり。
最初の流しでは、アタリ無し。
底が荒いせいか、岩や海草との接触をアタリと勘違いしてしまう。
一度引き込みがあり、リールを巻いていくと、いきなり右隣のお客とお祭り。
餌は無くなっていたが、魚は付いておらず。
魚の引き込みと思ったのは、お祭りのせいなのか?
途中でばれたのか?
不明。
その後もしばらくアタリなし。
途中で様子見のため仕掛けを上げると、餌は無傷のまま、3つとも付いている。
魚の食い気が無いのか?
船長、さらに南下を決断。
勝浦やや南まできました。
気を取り直して、投入。
ここから、丁寧に釣ることを心がけます。
具体的には、底上50センチくらいのところで、
短い振幅(30センチくらい)で柔らかいシャクリを4~5回行い、
停止(5~10秒間)
を繰り返すことと、割と頻繁に底を取り直すこと。
底が複雑な形状なので、マメに底を取ることで根魚との遭遇機会を少しでも増やします。
すると、ようやく本命のアタリ。
ところが上げてみると、20センチ程度の「ヒメ」。
一応、バケツに入れておきます。
アブレは解消ですが、これでは・・・(あまり美味しくないらしい)。
さらに頑張ります。
15時前。出船3時間近く経って、ようやく「ちゃんとした」アタリ。
しっかり合わせて、スローで巻きあげてみると、いつものアヤメカサゴ(20センチくらい)。
しかしながら、「誘い&底の取り直し」をまめに継続して行ったことで、
チャンスが増えたのか、15時台以降、良型ウッカリカサゴをゲット。
面白いことに、お隣にアタリがあると、自分にも有り。
根魚の巣に入ったことが分かります。
後半。
序盤と打って変わり、そこそこアタリを拾えるようになり。
良型アヤメ、やや小振りのウッカリ、良型ウッカリ、と上げていく。
やはり、きちんと丁寧な釣りをすれば、結果が付いてくる(こともある)。
これが釣りの醍醐味ですね。
ところが、ここでアクシデント。
良型ウッカリを上げたあと、船縁に置いておいた100号錘が海側に脱落。
そしてなんと空針(極ムツ15号)が左手薬指の腹に5ミリ程突き刺さってしまいました。
何故か血は出てきませんが、困ったことにカエシまで指にめり込んでいて、
抜こうとしても簡単には抜けません。
といって、このまま放置しておく訳にもいかず、思い切って力一杯引き抜くと、、、
意外にもさほど痛まずに、針を抜くことができました。
良かった~(傷口は絆創膏で止血しました)。
やはり、釣りにはアクシデントが付きものなので、
救急セットは持参しておくべきとあらためて思いましたよ。
遅ればせながら、絆創膏をした左手には、ゴム手袋をはめて釣り再開。
最終盤。
船長から「あと20分で上がっていきます」の合図。
意外と時間がある。
ここで、最後の仕掛けチェンジ。
「カサゴ用」を取りつけ、餌を付けて投入。
「カサゴ用」は上述の通り、下針までの長さが短く、下針の枝スは長めなので、
当然に根掛かりしやすい。
それでも、通常仕掛けよりもヒット率は高いと感じていました。
この日は全体に根のキツイところを攻めたせいか、根掛かりも多く、
すでに100号錘を2個ロストしていたのですが、
やはりこのアディショナルタイムでもゴツッ、という引っかかり。
最後の最後でまた根掛かりか?
と思って舌打ちしたい気分に一瞬なったのですが、
グン、グン、グン、グンというかつてない強い引き込みが。
最終盤に来て、大物がかかったようです。
落ち着いて、アワセを入れると、乗っています。
手巻きで10メートル巻いたあと、いつもより遅めで巻きあげレバーオン。
ところが、残り20メートルを切ったところで、なんとミヨシのお客さんとお祭り。
前回同様のシチュエーションでばれたことがあったので、ビビリました。
が、針が道糸に引っかかっていただけだったので、すぐに外してもらえました。
ようやく上がってきたソイツは、大型のウッカリカサゴ(もしくはハチカサゴ?)。
船長にタモ入れをお願いしました。
全長50センチくらい。
やたら頭がどでかい。
バス掴みした様子を船長に撮影していただきました。
臼井丸での根魚五目5回目にして、殊勲の1尾でした。
そして、タイムアップ。
帰港後、追加の氷をもらい、意気揚々と帰宅の途につきました。
ちなみに「ヒメ」は海にお帰りいただき、カサゴ6尾は、刺身、唐揚げ、塩焼き、バター焼きで一週間楽しめました。
どちらを取るか、少々悩みました。
が、結局久し振りに根魚にすることにしました。
その最大の理由は、W杯のため(?)
ここ数日、日本戦はもちろん、その他の国々同士の対戦もリアルタイムで見たりしていたため、超睡眠不足になってしまったのでした。
大原くんだりまで遠征して(前泊するとは言え)、朝3時に起きての釣行は、
さすがに厳しい。
それに比べ、午後の釣りならば、自宅を7時半頃出れば十分間に合います。
なおかつ、そもそも久し振りに根魚を釣りたくなってきたのでした。
情報によると、大原沖の底潮も一時と比べてだいぶ穏やかになってきたらしい。
そこで、今回はぎりぎり28日(木)に臼井丸に予約を入れました。
翌29日、参加者が私を入れて3名になったので、出船する旨、宿から連絡有り。
なぜかお客が集まらなかったようですが、3名ならかなりゆったり釣りをすることができます。
ところで、根魚五目となると、イサキなどと比較して沢山の仕掛けを用意しておく必要があります。
言うまでもなく、根掛かり対策です。
しかし、前回の釣行以来、根魚五目用の仕掛けは作製していないままなので、
夜中の2時近くまでかかって、合計6組を何とか作製しました。
おかげで、またしても睡眠不足に・・・。
30日当日。
7:30出発。オール下道でも11時前に現地到着。余裕有り。
この日は、やや南風が吹く予報でしたが、天気良く、良い感じ。
受付後乗船し、最初左舷のトモに座を置きました。
が、船長から右舷に移るように指示。
他の2名は右舷にすでに座を置いており、あとから入った私は胴の間。
でも3名しか居ないので、余裕はたっぷりあります。
釣り座の優劣はほとんどなし(かな?)。
船は予定通り12時に出船。
ゆったりペースで、この日は御宿よりさらに南の勝浦沖を目指します。
40分程で勝浦沖7キロメートル辺りの地点に到着。
水深は一日通して80~100メートルくらい。
この日は宿から錘の指定が無かったので、最初は80号を使いましたが、
潮の速いポイントがあったので、すぐに100号に切り替えました。
この日のタックルもいつも通り、
竿:海明50-270
リール:プレイズ3000(電源は船)
道糸:PE4号(よつあみヴェラガス船×8)
仕掛けは前述の通り、6組自作したものを使いましたが、
3組は通常仕様(錘から下針までが50センチ、枝間が110センチ、枝スが35センチの胴突三本針仕掛け)で、
3組は「カサゴ用」として作製した、錘から下針までが15センチ、
下針の枝スが50センチの胴突三本針です。
序盤の立ち上がり。
最初の流しでは、アタリ無し。
底が荒いせいか、岩や海草との接触をアタリと勘違いしてしまう。
一度引き込みがあり、リールを巻いていくと、いきなり右隣のお客とお祭り。
餌は無くなっていたが、魚は付いておらず。
魚の引き込みと思ったのは、お祭りのせいなのか?
途中でばれたのか?
不明。
その後もしばらくアタリなし。
途中で様子見のため仕掛けを上げると、餌は無傷のまま、3つとも付いている。
魚の食い気が無いのか?
船長、さらに南下を決断。
勝浦やや南まできました。
気を取り直して、投入。
ここから、丁寧に釣ることを心がけます。
具体的には、底上50センチくらいのところで、
短い振幅(30センチくらい)で柔らかいシャクリを4~5回行い、
停止(5~10秒間)
を繰り返すことと、割と頻繁に底を取り直すこと。
底が複雑な形状なので、マメに底を取ることで根魚との遭遇機会を少しでも増やします。
すると、ようやく本命のアタリ。
ところが上げてみると、20センチ程度の「ヒメ」。
一応、バケツに入れておきます。
アブレは解消ですが、これでは・・・(あまり美味しくないらしい)。
さらに頑張ります。
15時前。出船3時間近く経って、ようやく「ちゃんとした」アタリ。
しっかり合わせて、スローで巻きあげてみると、いつものアヤメカサゴ(20センチくらい)。
しかしながら、「誘い&底の取り直し」をまめに継続して行ったことで、
チャンスが増えたのか、15時台以降、良型ウッカリカサゴをゲット。
面白いことに、お隣にアタリがあると、自分にも有り。
根魚の巣に入ったことが分かります。
後半。
序盤と打って変わり、そこそこアタリを拾えるようになり。
良型アヤメ、やや小振りのウッカリ、良型ウッカリ、と上げていく。
やはり、きちんと丁寧な釣りをすれば、結果が付いてくる(こともある)。
これが釣りの醍醐味ですね。
ところが、ここでアクシデント。
良型ウッカリを上げたあと、船縁に置いておいた100号錘が海側に脱落。
そしてなんと空針(極ムツ15号)が左手薬指の腹に5ミリ程突き刺さってしまいました。
何故か血は出てきませんが、困ったことにカエシまで指にめり込んでいて、
抜こうとしても簡単には抜けません。
といって、このまま放置しておく訳にもいかず、思い切って力一杯引き抜くと、、、
意外にもさほど痛まずに、針を抜くことができました。
良かった~(傷口は絆創膏で止血しました)。
やはり、釣りにはアクシデントが付きものなので、
救急セットは持参しておくべきとあらためて思いましたよ。
遅ればせながら、絆創膏をした左手には、ゴム手袋をはめて釣り再開。
最終盤。
船長から「あと20分で上がっていきます」の合図。
意外と時間がある。
ここで、最後の仕掛けチェンジ。
「カサゴ用」を取りつけ、餌を付けて投入。
「カサゴ用」は上述の通り、下針までの長さが短く、下針の枝スは長めなので、
当然に根掛かりしやすい。
それでも、通常仕掛けよりもヒット率は高いと感じていました。
この日は全体に根のキツイところを攻めたせいか、根掛かりも多く、
すでに100号錘を2個ロストしていたのですが、
やはりこのアディショナルタイムでもゴツッ、という引っかかり。
最後の最後でまた根掛かりか?
と思って舌打ちしたい気分に一瞬なったのですが、
グン、グン、グン、グンというかつてない強い引き込みが。
最終盤に来て、大物がかかったようです。
落ち着いて、アワセを入れると、乗っています。
手巻きで10メートル巻いたあと、いつもより遅めで巻きあげレバーオン。
ところが、残り20メートルを切ったところで、なんとミヨシのお客さんとお祭り。
前回同様のシチュエーションでばれたことがあったので、ビビリました。
が、針が道糸に引っかかっていただけだったので、すぐに外してもらえました。
ようやく上がってきたソイツは、大型のウッカリカサゴ(もしくはハチカサゴ?)。
船長にタモ入れをお願いしました。
全長50センチくらい。
やたら頭がどでかい。
バス掴みした様子を船長に撮影していただきました。
臼井丸での根魚五目5回目にして、殊勲の1尾でした。
そして、タイムアップ。
帰港後、追加の氷をもらい、意気揚々と帰宅の途につきました。
ちなみに「ヒメ」は海にお帰りいただき、カサゴ6尾は、刺身、唐揚げ、塩焼き、バター焼きで一週間楽しめました。