のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

鹿島港(某所)  その2  2018年7月7日(土)  今年も銀宝を探しに・・・

2018年07月13日 22時12分09秒 | 釣行記
相変わらず、寝不足の日々が続く中、・・・。
久し振りに息子を連れて、陸っぱりの銀宝狙いに鹿島港へ出陣。

珠玉のテンプラ種を求めて。

銀宝釣りは、とにかく仕掛けが単純で、道具立ても軽装なのが美点。
そして、鹿島港だから、割と近い(といっても、1時間半以上はかかるのだが)。

当日朝、9時に目覚め(寝坊した)、10時に自宅を出発。
12時前に現着。
昨年も銀宝を釣ったポイント近くに車を止め、お昼ご飯にコンビニおにぎりを食べながら、
タックルの準備。

この日は
①竿:ソアレBB706ULT、リール:ナスキーC2000HGS、道糸:PE1号(リーダー:フロロカーボン9.5ポンド)
②竿:安物バスロッドML180、リール:エアノスXT1000S、道糸:PE1号
穴釣りだから、本当はもっと短い竿で、延べ竿でも良かったかなと思いましたが。
遠目の穴を攻略するのに、長めの竿の方が良いかなと思って上記を持っていきました。
でもやはり穴釣りは短い方が、ずっとやりやすいですね。
次回(機会があったら)は短竿にするつもりです。

餌はサンマの塩漬け。
オキアミも持っていきましたが、餌持ちが悪く、あまり使えませんでした。
また、現場で巻き貝を餌にするなどしてみましたが、サンマの食いの方が良かったですね。
サンマは大した万能餌ですよ。
近年漁獲が少なくなっているのが心配ですが・・・。

さて、準備ができたら、早速実釣。
前回同様、最初の一時間、銀宝のアタリはゼロ。
ただ、開始早々にムラソイは釣れました。



ムラソイの他、メバル(小)もヒット。





メバル、ソイはこの日わりと釣れましたが、ターゲットは銀宝のみ。
全て、リリースしました。

しかし、どの穴を攻めても、銀宝だけは出てきてくれません。
この日は南風が少し強めの予報で、そのせいなのか、やや波があり、
穴場の波打ち際は少し波に洗われる感じでした。
ただ、波の穏やかな「隅っこ」辺りを攻めてみると、
小さい銀宝がかかりました。が、針掛かりが悪く、脱落。
それでも同じ場所をあらためて攻めると、ようやく銀宝第一号が上がりました。



銀宝は、さらし場よりも波穏やかな場所を好むようです。
同じ場所で、息子も良型をゲット。



しかし、針を外した直後に、テトラの隙間に落としてしまいました(徒歩歩)。
息子には申し訳ないことに、幻の1尾に。

もっとも、その後は銀宝の時合いが来て、
15時過ぎまで二人合わせて10尾程度の銀宝を釣り上げる事ができました。
昨年が二人で5尾だったので、まずまずの釣果だったかな。














なかなか良型が多かった。


結局、16時過ぎには納竿。

そそくさと帰宅して銀宝を捌き、久し振りのテンプラに。
でも銀宝はヌルヌルして身は少し固く、捌くのはなかなか大変。
捌きから調理終了まで2時間以上かかってしまった・・・。
次回はもっと手際よくやりたいものです。

大原(勝浦沖) 根魚五目 その5  2018年6月30日(土)  アディショナルタイムの歓喜(日本代表は残念だったが)

2018年07月09日 23時20分16秒 | 釣行記
6月30日(土)の沖釣りは、午前イサキと午後根魚五目の二通りの選択肢があって、
どちらを取るか、少々悩みました。
が、結局久し振りに根魚にすることにしました。

その最大の理由は、W杯のため(?)
ここ数日、日本戦はもちろん、その他の国々同士の対戦もリアルタイムで見たりしていたため、超睡眠不足になってしまったのでした。

大原くんだりまで遠征して(前泊するとは言え)、朝3時に起きての釣行は、
さすがに厳しい。

それに比べ、午後の釣りならば、自宅を7時半頃出れば十分間に合います。

なおかつ、そもそも久し振りに根魚を釣りたくなってきたのでした。

情報によると、大原沖の底潮も一時と比べてだいぶ穏やかになってきたらしい。
そこで、今回はぎりぎり28日(木)に臼井丸に予約を入れました。

翌29日、参加者が私を入れて3名になったので、出船する旨、宿から連絡有り。
なぜかお客が集まらなかったようですが、3名ならかなりゆったり釣りをすることができます。

ところで、根魚五目となると、イサキなどと比較して沢山の仕掛けを用意しておく必要があります。
言うまでもなく、根掛かり対策です。
しかし、前回の釣行以来、根魚五目用の仕掛けは作製していないままなので、
夜中の2時近くまでかかって、合計6組を何とか作製しました。
おかげで、またしても睡眠不足に・・・。


30日当日。
7:30出発。オール下道でも11時前に現地到着。余裕有り。
この日は、やや南風が吹く予報でしたが、天気良く、良い感じ。

受付後乗船し、最初左舷のトモに座を置きました。
が、船長から右舷に移るように指示。
他の2名は右舷にすでに座を置いており、あとから入った私は胴の間。
でも3名しか居ないので、余裕はたっぷりあります。
釣り座の優劣はほとんどなし(かな?)。

船は予定通り12時に出船。
ゆったりペースで、この日は御宿よりさらに南の勝浦沖を目指します。



40分程で勝浦沖7キロメートル辺りの地点に到着。
水深は一日通して80~100メートルくらい。
この日は宿から錘の指定が無かったので、最初は80号を使いましたが、
潮の速いポイントがあったので、すぐに100号に切り替えました。

この日のタックルもいつも通り、
竿:海明50-270
リール:プレイズ3000(電源は船)
道糸:PE4号(よつあみヴェラガス船×8)

仕掛けは前述の通り、6組自作したものを使いましたが、
3組は通常仕様(錘から下針までが50センチ、枝間が110センチ、枝スが35センチの胴突三本針仕掛け)で、
3組は「カサゴ用」として作製した、錘から下針までが15センチ、
下針の枝スが50センチの胴突三本針です。

序盤の立ち上がり。
最初の流しでは、アタリ無し。
底が荒いせいか、岩や海草との接触をアタリと勘違いしてしまう。
一度引き込みがあり、リールを巻いていくと、いきなり右隣のお客とお祭り。
餌は無くなっていたが、魚は付いておらず。
魚の引き込みと思ったのは、お祭りのせいなのか?
途中でばれたのか?
不明。

その後もしばらくアタリなし。
途中で様子見のため仕掛けを上げると、餌は無傷のまま、3つとも付いている。
魚の食い気が無いのか?
船長、さらに南下を決断。
勝浦やや南まできました。

気を取り直して、投入。
ここから、丁寧に釣ることを心がけます。

具体的には、底上50センチくらいのところで、
短い振幅(30センチくらい)で柔らかいシャクリを4~5回行い、
停止(5~10秒間)
を繰り返すことと、割と頻繁に底を取り直すこと。
底が複雑な形状なので、マメに底を取ることで根魚との遭遇機会を少しでも増やします。

すると、ようやく本命のアタリ。
ところが上げてみると、20センチ程度の「ヒメ」。



一応、バケツに入れておきます。
アブレは解消ですが、これでは・・・(あまり美味しくないらしい)。
さらに頑張ります。

15時前。出船3時間近く経って、ようやく「ちゃんとした」アタリ。
しっかり合わせて、スローで巻きあげてみると、いつものアヤメカサゴ(20センチくらい)。



しかしながら、「誘い&底の取り直し」をまめに継続して行ったことで、
チャンスが増えたのか、15時台以降、良型ウッカリカサゴをゲット。



面白いことに、お隣にアタリがあると、自分にも有り。
根魚の巣に入ったことが分かります。

後半。
序盤と打って変わり、そこそこアタリを拾えるようになり。
良型アヤメ、やや小振りのウッカリ、良型ウッカリ、と上げていく。





やはり、きちんと丁寧な釣りをすれば、結果が付いてくる(こともある)。
これが釣りの醍醐味ですね。

ところが、ここでアクシデント。
良型ウッカリを上げたあと、船縁に置いておいた100号錘が海側に脱落。
そしてなんと空針(極ムツ15号)が左手薬指の腹に5ミリ程突き刺さってしまいました。
何故か血は出てきませんが、困ったことにカエシまで指にめり込んでいて、
抜こうとしても簡単には抜けません。
といって、このまま放置しておく訳にもいかず、思い切って力一杯引き抜くと、、、
意外にもさほど痛まずに、針を抜くことができました。
良かった~(傷口は絆創膏で止血しました)。
やはり、釣りにはアクシデントが付きものなので、
救急セットは持参しておくべきとあらためて思いましたよ。

遅ればせながら、絆創膏をした左手には、ゴム手袋をはめて釣り再開。

最終盤。
船長から「あと20分で上がっていきます」の合図。
意外と時間がある。
ここで、最後の仕掛けチェンジ。
「カサゴ用」を取りつけ、餌を付けて投入。
「カサゴ用」は上述の通り、下針までの長さが短く、下針の枝スは長めなので、
当然に根掛かりしやすい。
それでも、通常仕掛けよりもヒット率は高いと感じていました。

この日は全体に根のキツイところを攻めたせいか、根掛かりも多く、
すでに100号錘を2個ロストしていたのですが、
やはりこのアディショナルタイムでもゴツッ、という引っかかり。
最後の最後でまた根掛かりか?
と思って舌打ちしたい気分に一瞬なったのですが、
グン、グン、グン、グンというかつてない強い引き込みが。
最終盤に来て、大物がかかったようです。
落ち着いて、アワセを入れると、乗っています。
手巻きで10メートル巻いたあと、いつもより遅めで巻きあげレバーオン。

ところが、残り20メートルを切ったところで、なんとミヨシのお客さんとお祭り。
前回同様のシチュエーションでばれたことがあったので、ビビリました。
が、針が道糸に引っかかっていただけだったので、すぐに外してもらえました。

ようやく上がってきたソイツは、大型のウッカリカサゴ(もしくはハチカサゴ?)。
船長にタモ入れをお願いしました。



全長50センチくらい。
やたら頭がどでかい。
バス掴みした様子を船長に撮影していただきました。
臼井丸での根魚五目5回目にして、殊勲の1尾でした。

そして、タイムアップ。
帰港後、追加の氷をもらい、意気揚々と帰宅の途につきました。

ちなみに「ヒメ」は海にお帰りいただき、カサゴ6尾は、刺身、唐揚げ、塩焼き、バター焼きで一週間楽しめました。


大原(太東沖) イサキ その1  2018年6月9日(土)  垂涎の白

2018年06月25日 23時02分46秒 | 釣行記
6月に入り、いよいよイサキシーズンは本番。
ということで、千葉県大原は臼井丸にて、イサキデビューしました。

臼井丸のイサキは朝4時半出船のようなので、
片道車で3時間以上かかる私は当然に前泊を予約。

6月7日(木)の夜までに、全ての釣具を準備しておき、
8日(金)は会社から帰宅後、即車に荷物を積み込んで出発。
いつもの下道ルートで、21時過ぎには大原入り。
宿に寄る前に、漁協に置いてある座席ボードにて左舷トモが空いていたので選択しました。

翌朝、4時前に再び漁協前に向かい、受付を済ませて乗船。
今回は、宿指定のイサキ用三本(カラー)針仕掛けを購入しました。
やはり、初めての釣り物なので、最初は宿の仕掛けでやってみた方が良いかと。
乗船後は少し時間があったので、
余裕を持ってロッドキーパーの取りつけとタックルの準備ができました。

この日のタックルは
竿:カイメイスペシャル30-210
リール:SC小船800(道糸:PE3号)
でした。

実は、私はこれまでイサキ(やアマダイなど)用の丁度良い竿を持っていなかったのですが、
この際本格的にやってやろうと思い、それに相応しい竿を思い切って購入したのでした。
リールは、3月に沖メバル五目で使用した、シマノのカウンター付き中型両軸リール。
イサキのタナは大体水面から20-30メートルくらいなので、
電動リールではなくても良いかと考えました。
実際、この日の釣り人は12、13名くらいでしたが、半分以上は手巻きだった(と思います)。


さて、船は4:30頃出航。
行程、靄に煙って周囲は白世界。



40分程走って、太東沖10km地点あたりの水深35メートルのポイントに到着。

いよいよ待ちに待った第一投。

イサキ釣りは初めてだったので、事前に書籍やHPなどで予習してきました。
それによると、基本的な釣法は
①サニービシFL60の上窓1/3開、下は全閉でアミコマセを80%ほど詰める。
②指示ダナの3メートル下あたりから1メートルずつ3回に分けてコマセを振り、
 指示ダナで数秒待つ。
③アタリ無ければ、誘いを入れる。
④②→③を繰り返す。
⑤一旦上げて、①から繰り返す。
といった感じのようです。

早速、やってみます。

一投目、アタリ無し。
周囲でも釣れていない様子。
イサキは初体験だった訳ですが、なんとなく「渋い」感じ。
バケツに溜まり始めた海水の水温を測ってみると、18℃くらい。
5月末よりも水温低い。

しかし、3投目くらいから、周囲では少しずつ釣れ始めた模様。
でも私には、アタリは無し。
どうも、やや低い水温は別として、それ以外に微妙な違和感を感じ始めます。

実は、私はタナの測定をラインの色やマーカーではなく、
リールのカウンターでやっていたのでした。
一般にリールのカウンターは当てにならないので、必ずラインの表示でタナを測るように、
と言われているのは知っていたのですが。

私自身は、「リールのカウンターだって、それほど不正確じゃないだろう?」
と思って、あえてその一般論に逆らったのでしたが。
やってみて、自分の間違いに気づきました。

こんな事は、タナ釣りの基本でしょうから、あえて記すまでも無いことなのでしょうが。
恥を忍んで述べてみると・・・
要はラインのマーカーと違い、
リールのカウンターは「スプールが回転することでリールから出された糸の長さ」
を表示しているのであって、
「タナの深さ」を意味しているのではない、
ということなのですね。
別の言い方をすると、リールのカウンター表示は不変でも、
「竿先が上下すれば、平気でタナの深さは1,2メートル変わってしまう」
と言うことなのでした。

だから、タナの深さは、ラインのマーカーで測らなければならない、ということ。

結局、最初の三投目くらいまでは、
指示ダナよりも1メートル以上深いところを探っていたようなのでした。
やれやれ。
でも、開始早々に気がついて良かったですよ。

で、あらためてタナ取りをラインのマーカー頼りに行うようにしたら・・・
アタリ来ました。
少し食わせて、追い食いを期待してゆっくり巻いてくると、
初イサキを釣り上げることができました(ただし、1尾のみ)。



なにはともあれ、嬉しいスタートです。

ところで、当日の臼井丸イサキ船には、釣りビジョンのスタッフが取材で乗船していて、
何度か釣っている様子をビデオカメラで撮られてしまいました。
もっとも、撮られているときに限って、スカが多かったのですが(徒歩歩)。

それでも、何とかそこそこにアタリが出て、ダブルも3回達成。



朝は立ちこめていた靄も晴れて、次第に良い天気に。
沖上がりの11時頃までに、何とか16尾を釣り上げました。
この日の釣果は、トップ30尾、スソ6尾とのことなので、
全体に渋い一日で、
初イサキにしては、まずまずの結果だったと言えるでしょう。

漁港に戻って女将と話すと、やはり低水温のせいで、厳しかったとのこと。
イサキは水温低下に敏感で、食いがすぐに落ちてしまうが、
また水温が上がってくれば、食いが立ってきて大釣りができる様になると。
今後に期待ですね。


帰宅後、大きめのものは刺身。
やや小振りのものは塩焼きで。
そして、垂涎の白子。
今回はなぜか、16尾中6尾くらいしか白子はとれず、他は真子でしたが。

アルミホイルに玉葱スライス、白子、舞茸、バターをのせ、
軽く塩こしょうして日本酒をかけてホイルを包み、
20分程オーブンレンジで350℃で温めると・・・
絶品イサキ白子のグラタン完成。
信じられない程の美味でした。
白子のためだけにイサキを釣りたい、という人がいるのも頷けますね。

真子は薄めのそばつゆで煮詰め、これはこれで美味しくいただきました。

シーズン中に最低でももう一回はやってみたいと思いました。

東京湾(羽田、本牧沖) 夜メバル・カサゴ その1  2018年6月2日(土)  初夏の夜海を満喫

2018年06月17日 19時00分11秒 | 釣行記
このところ、私の釣行は、すっかり千葉県外房(大原)での沖釣りが中心となりました。
外房には、東京湾にはない豪快さがあり、臼井丸という良い船宿も見つけることができました。
しかし、その大原漁港は6月上旬がお休み。
そこで、6月最初の週末は、久し振りに釣割を利用して東京湾か鹿島で釣りをしようと計画しました。

いろいろとプランはありましたが、釣り用に空けられる時間は、2日(土)の午後以降のみ。

ここで釣割プランの中に、「夜メバル・カサゴ」を見つけました。
夜メバル・カサゴは、昨年10月に2週連続でエントリーし、どちらも変台風のおかげでぽしゃりましたが、
今回は天候面の心配は無さそうです。
初めての宿ですが、東京は木場の老舗船宿、深川吉野屋のプランにのることにしました。


「夜メバル・カサゴ」は今回初めてですが、自分なりにイメージしているポイントがあります。

一つは、「メバルとカサゴ、どちらをメインターゲットにするか?」という点。
メバルとカサゴは、船宿でもよく同じプランとして提示されていますが、
釣法は割と異なります。

メバルが主であれば、道糸や仕掛のラインは細め、
針はヤマメやメバル用の針先はストレートなもの。
誘いは控えて向こうアワセ。
タナは底よりも上の層。
ロッドもムーチングの長い竿を使うのが基本、
かと思います。

一方、カサゴ狙いの場合は、根のキツイべた底を狙うので、ラインは太め。
大口なので針はムツを使用するのが基本でしょう。
ずぼらな魚なので、積極的に誘いつつ、いろいろなポイントを頻繁に探ることになります。
ロッドはメバルよりも先調子で、2メートル以下の短竿の方が扱いやすいでしょう。

メバルが静の釣りなら、カサゴは動の釣り、と言えると思います。
はっきり言って、全く違う釣りです。

「夜メバル・カサゴ」のもう一つのポイントは、ずばり、「夜対応」です。
夜の沖釣りはやったことが無い訳ですが、当然視覚情報が限定されるという点から、
容易に理解できることがあります。
まず、ロッドの選択。
長い竿程、不利のはずです。
実釣時間も短めなので、手返しがよくない面もマイナス。
仕掛けもあまり長いものは同様の理由で難しいかも知れない。

あと、船備え付けの照明もあるでしょうが、念のため、
夜釣りで使っているヘッドライトも持参しました。

ま、いろいろ想定できますが、何はともあれ、初の夜メバル・カサゴ。
楽しみです。


14時過ぎに自宅を出て、常磐道三郷東口から下道で16時前に現地着。
事前にTELで女将から聞いていたとおり、午前船のお客でごった返していたので、
受付後、しばらく車内で待機。
16:30頃になって、ようやく駐車場に入れることができた。

受付時に「カサゴ仕掛け」(3セット入り300円)を購入。
船宿の看板にも、「夜カサゴ」とプラン名が書かれている。
つまり、「夜メバル・カサゴ」というよりは、「カサゴ」メインに狙うと言うこと。
仕掛けは捨糸部分が5センチという、「超カサゴ仕様」です。

この日は深川吉野屋でも今シーズン初の夜(メバル)カサゴということで、
お客も多めだったせいか、二艘での出船。
集合時間になり、船に乗り込もうとすると、
一艘目はすでに満席で、二艘目の右舷真ん中が空いているとのこと。

実は、当日は南風で満潮が20時頃の中潮(月齢17.6日)。
舳先は南を向くと読み、本牧辺りのシーバース等に接近して釣る場合、
岸壁側の右舷が有利では無かろうか?と画策していたので、内心しめしめ。
しかし、この考えは半分当たり、半分外れであると後に分かりました。

宿は東京下町の運河が入り組んだところにあるので、東京湾に出るまでは、
狭い水門や低い橋下を何度もすり抜けたりして、スリリングで面白し。
広い河口付近に出て以降は、波しぶきを上げて疾走。

最初のポイント(羽田沖のシーバース?か沖堤?)到着。
予想通り、自分のいる右舷側が岸壁に近い方でした。
そして、今の時期は、17時台だとまだ十分明るい。
偏光グラスを掛けて、釣り開始。
この日のタックルは結局、

竿:リーディングメバルS-300
リール:ステファーノSS101HG(道糸:PE1号、リーダー:フロロカーボン16ポンド)
仕掛け:胴突き2本針(カサゴ用)、針:ムツ13号くらい

としました。
餌は、青イソメです。

夜釣りで若干不利な3メートル竿ですが、メバルも釣りたい気持ちが勝りました。
ムーチングの釣趣にももちろん惹かれました。
また、道糸はPE1号としました。
以前、横須賀沖でのサビキメバル船で、スソを食らいましたが、
いろいろ理由はあれど、道糸が2号と太かったこともあったのではないかと。
今回は夜釣りではありますが、念のため1号としてみました。

さて、第一投。
探り釣りをしていると、アタリ有り。
少し待って、聞き上げ気味に巻き上げると、一荷でカサゴ。



幸先良し。

しかし、羽田沖は根がきつく、少しでも仕掛けが斜めに入ると即根掛かります。
最初のうちは、食わせ気味で待つ戦術をとったため、かなりの確率で針を飲まれ、
しかも、針はムツだから、外しにくい。
手返しが悪い状態でした。

船長、しばらく羽田沖を攻め、次に本牧沖あたりに移動。
ここらあたりから、カサゴの口掛かりが改善。
手返し向上。
要は、ゼロテンション気味にしていても、ラインの張りは保ちつつ、
アタリがあったら、竿の弾力を利用して掛ける作戦に変更したところ、
針はほとんど飲まれなくなりました。

しかし、メバルはさっぱりかかりません。
まあ、船の狙いがカサゴなんだから、仕方ないか・・・。

本牧沖でしばらくすると、船長今度は左舷側を岸壁に寄せました。
沖堤の場合、舳先は南向きでも、左舷を岸壁に寄せることはできるのでした。
そうすると、私のいる右舷は岸壁側ではなくなりましたが、
実際には釣果に影響なく、というか、海側の方が良い感じで数が伸びていく状態。

最後はまた羽田沖に戻ってきて、今度は、また右舷が接岸。
深川吉野屋の船長は、左右舷の不利益が無いよう、公平に操船していたようでした。
なかなかフェアな宿ではないか。
個人的に、すごく気に入りました。
もっとも、実際にはカサゴに関し、岸壁の遠近は釣果とあまり関係なかったのでしたが。


夜の東京湾。本当は綺麗な夜景も撮影を試みたが、上手く撮れず。

実釣時間は17:20~20:45で、結局カサゴのみトータル31尾(内、4尾はチビリリース)。



夜の東京湾沖釣りは、レインボーブリッジやスカイツリーなど、
当然に夜景も綺麗で、沖の夜風にあたりながら、クルージングを楽しめる点で、
一度で二度おいしい。

次回やるとしたら、メバルの方を積極的に狙いたいと思います。

大原(大原沖) 根魚五目 その4  2018年5月27日(日)  祭りだ、祭りだあ~

2018年06月04日 01時57分15秒 | 釣行記
5月12日(土)に大原は臼井丸の根魚五目船に乗り、
その翌週末は家庭の都合で土曜日釣行ができなくなったので、
18日(金)の夜、いつもの新浜岸壁に向かいました。

ところが、鹿島付近に到着してから、車のフロントガラスにぽつぽつ。
霧雨のようなかぼそい雨です。
車外に出ても、特に雨を感じない程度で、釣りは十分可能な感じでした。
が、鹿島港でよくある、霧で釣具がびしょびしょになる現象を嫌気。
加えて、雷注意の予報も(Tenki.jpによると)。

結局、めんどくさくなって、せっかく現場まで行ったのに、
ラーメンだけ食べて自宅にUターンしてしまいました(徒歩歩・・・)。

そこで、その翌週末。
27日(日)6時出船の臼井丸「根魚五目」にエントリーしました。
土曜日に釣行するのが常なのですが、26日(土)は息子の運動会だったので×だったのです。

27日(日)は2:00起床。
2:25出発。
5時現地着を目指していたので、当然高速に登ろうと、IC入り口に向かいます。
が、なんと、夜間通行止めの合図が・・・。こういうときに限って!
仕方なく、いつもの下道ルートを使い、途中で有料道路に上る方針に変更。
でも結局下道だけで5時には現着できてしまいました。

夷隅東部漁協前に停泊している臼井丸にはすでにお客が乗船して準備中。
まだ出船予定の1時間前だったので、あわてず朝食を食べ、
その後受付、乗船しました。

私はラストだったのか、乗船後しばらくして予定よりも早く出港。

臼井丸の釣果情報によると、前日(26日)の根魚五目は、船中ホウボウ2尾のみ、
という大悲惨だったようで(土曜日に行けなくて良かった・・・)、
船長、今日はどのような戦略を立てているのか?

船はひたすら大原港から真東に向かいます。
本日は天気良く、風も穏やか。珍しく「凪」。

進むこと45分くらい。
大原沖20kmあたりで、水深100メートルのポイントに到着。
今日も錘は100号指定です。

タックルはいつも通り。
竿:海明50-270
リール:プレイズ3000(電源は船)
道糸:PE4号(よつあみヴェラガス船×8)
仕掛けは、いつもの胴突三本針に加え、
今回は対カサゴ用に「胴突四本針」も1組だけですが用意してきました。
胴突四本針は、上針の上が50センチ、枝間が110センチなのは
三本針仕掛けとおなじですが、
一番下の針は親子サルカン(4/5号)で接続し、捨糸部分を15センチと短くしたもの。
下針のハリス長も50センチ(他は35センチ)と長くしました。
針は丸セイゴ17号、もしくは極ムツ15号(以上、がまかつ製)です。

ただし、本日は日曜日だからなのか、片舷7名とやや大人数。
若船長も中乗りとして乗船していて、お祭り対策でしょう。
ですから、最初のうちは、無難に三本針仕掛けにしておこうと思います。

お隣に少し遅れて第一投目。
ところが、お隣に早速、例の「おフランス」君が。
サ・バ?君達です。

一方、私は重大な異変に見舞われます。
電動リールの電源は入っている(液晶は正常に表示されている)のですが、
巻きあげレバーをオンにすると「電源不足」の表示がでて、巻き上げられません。
船電源の不調か?
しかし、右隣の人も船電源利用の電動リールなのですが、問題ない様子。

今一度、船の電源部を確認します。
すると、黒のマイナス端子が、ビニールを少し挟み込んだままで、不完全接続だった模様。
はさみ直すと、電源不足は解消されました。良かった~。
なにしろ、水深100メートルだからな-(手巻きの経験は有りだが・・)。

しかし、せっかく電源問題解決しても、サバの猛攻は変わらず。
あっちもこっちもサバ一荷。

そして必然のフェスティバル!
船内大お祭り開催!
私もお祭り。どこでもお祭り。

しかし、そのような状況でも、今日の船長はサバと闘う覚悟を決めたのか、
お祭り対応に忙しかったのか?すぐには移動せず。

そんななか、あちらこちらでぽつぽつ、カサゴやフグ、ホウボウなどが混じるように。
両隣でもカサゴ、フグを上げ。
そして、私は未だゼロ・・・。

何度目かの流しで、ようやくか細いアタリ有り。
上げてみると25センチくらいのフグ(コモンフグ?)。
ところが、上げる途中でまたまたお祭り。
ハリスが切れ、フグ君とは海面でお別れ。
まあ、上げても宿で捌いてくれたかどうか、分かりませんし。
リリースでもさほど惜しくは無い(けど捌いてくれたのかも?)。

しかも、この日も期待を裏切らず?速潮(最大3ノット!)
多数客、サバ、そして速潮というお祭り条件の三冠王がおそろい。
フグはバラし、ゼロの私は後半戦に入り、アブレを覚悟の時間帯に突入。

さらにお祭り連続開催でいつも以上に仕掛けの損耗激しく、
ついには購入したばかりのスカリー100号オモリも消失。徒歩歩・・・。

しかし、たとえアタリ(本命)来なくとも、メゲずに、丁寧に底を取り、
誘いを繰り返していると、ようやくサバではない、根魚っぽいアタリに遭遇。
絶対逃してはならじと、少しずつ手巻きで巻き上げ、
頃合いで電動リールのレバーをスローでオン。

だが、軽い?
最初のうちはやや強めの引きがあったのですが、途中から引かなくなり。
ばれたのか?
いや、全く付いてないという感じでもない、、、
カサゴのチビか(前々回のカサゴ並か)?

で、上がってきたのは、35センチのまずまずサイズのアヤメカサゴでした。



アブレ街道まっしぐらだったので、素直にうれしい一尾。


この日の釣りもいよいよラスト近く。
塩イワシも残り少なくなり、仕掛けも最後の三本針はハリスよれよれ状態。

ここで若船長に沖上がりの予定時間を聞く。
と、若船長、船長に確かめてあと40分と教えてくれる。

そろそろと思っていたので、予想外に残り時間が多いことに少し驚くと同時に、
虎の子(?)の四本針仕掛を使うことを決意。
よれよれ仕掛けを交換し、残り少なくなった塩イワシを取り付け、
サバに横取りされないことを祈りながら投入。

オモリはどうやら無事に100メートル下の底に到着。
この四本針仕掛は、上述した通り捨糸部分が15センチで、
下針のハリス長が50センチなので、根掛かりも覚悟の上の投入。

着底後、海底ぎりぎりに底を切って待つと、早速当たり。
サバではなく、カサゴっぽいアタリです。
少し食わせて、スローで巻き上げ。
期待して待ちます。

ところが、ここでまたしてもフェスティバルのお誘い(反対舷と)!
解除を待って巻き上げると、魚信無くなっており。
ばれてしまいました・・・。
がっくり。

そして、宣言よりも若干早めにタイムアップの放送。
この日は終了地点が港から遠いポイントでしたが、さほど爆走せずに帰港しました。

アブレは避けられたものの、お祭りに踊らされた一日でした・・・。

釣果情報によると、ウッカリカサゴ、アヤメカサゴ、ウスメバル、ホウボウ、ワラサ、
(フグは無視!)などが少々、ということでした。
風:北 2m/s(凪)
水温:21-22℃
真潮:1.6~3ノット
水色:澄

この日のお土産は、イワシのみりん干しとナメロウでした。
美味しくいただきました。

カブトムシの幼虫飼育③

2018年05月24日 21時22分24秒 | カブトムシ
二年振りの、カブトムシのネタ。

一昨年の5月(カブトムシの幼虫飼育②)に育っていた幼虫たちは、
結局8匹のうち、残念ながら1匹だけ羽化に失敗したのか、死んでしまいましたが、
7匹は無事成虫になりました。
しばらく飼育して後、自宅近くのカブトムシの集まる大木に放流しました。

その後、また成虫を捕まえては、
カブトムシ用の腐葉土を厚く敷いた飼育ケージに入れて、
卵を産ませてみましたが、一昨年は残念ながら卵1個だけで、
途中で死んでしまいました。

そして、昨年。
同様にして3匹の幼虫を孵し、
そのうちの1匹が、なんと上手い具合にプラ飼育ケースの壁際に蛹室を作ってくれました。



おかげで、蛹化の様子を観察する機会に恵まれました。
もっとも、蛹化の瞬間は見ることができませんでしたが。



今年は何匹の卵が孵るかなあ。


大原(太東沖) 根魚五目 その3  2018年5月12日(土)  もしかして?竿頭?

2018年05月21日 21時56分33秒 | 釣行記
前回参加した4月28日の根魚五目は、船宿曰く今期ワーストとのことで、
捲土重来を期して凝りもせず、三度、大原は臼井丸に予約を入れました。

GW明けの5月12日(土)。

当日の根魚五目は、午後ではなく、8時出船とのこと。
8時なら、前泊なしで自宅を4時に出ても余裕で間に合いそうです。

実はGW中の5月5日(土)にも鹿島の根魚五目船に乗りたかったのですが、
さすがGW、余裕を見すぎていたら、満席になってしまいました・・・。
残念。


5月12日(土)当日。
息子を連れていく予定でしたが、直前に体調不良となり、
私だけの参加に変更。
3:45起床。
4:10頃出発。
途中圏央道に上がって冨里ICで降り、以降は下道で6:40頃現地到着。

漁協施設に立てかけられている臼井丸の釣り座キャップを取ろうとしたら、
客は総員10名で、私はラストでした。
釣り座は前回とほぼ同様の左舷胴の間(そこしか空いてなかった)。

車内で朝食を摂って後、荷物を準備中の船の脇にもっていくと、
すでに先客は乗船して準備中。
すぐに乗り込んで、自分の釣り座につき、ロッドキーパーと電動リールの準備をします。

しばらくして女将が現れたので、遅ればせながら受付します。
本日も速潮の予想で、錘100号の指示。
当然抜かりなく準備できております。

女将から、本日は朝遅めの出港なので、お昼は船上で食べてくださいと、
お弁当もいただきました。
そのお気遣いがうれしいですね。

客が全員揃い、予定より早く、7:30頃出港。
この日も船はスロー航行で、目的地は大原、
もしくは、やや北の太東沖20キロメートル付近を目指します。

最初のポイントは1時間弱かかりましたが、船長のアナウンスでは水深35メートル。

ずいぶん浅い。

少し南の御宿沖は、深場だったのですが、北側の方が遠浅なのか?

ともかく、第一投。

今回もタックルは
竿:海明50-270
リール:プレイズ3000
道糸:PE4号(よつあみヴェラガス8ブレイド)
仕掛け:胴突3本針
   (幹糸フロロ6号、ハリス同5号、針:丸セイゴ17号、連結:ダイワD-ビーズマーキングL、錘:100号)

餌は塩イワシと鯖切り身で、今回は上針に鯖、中下針に塩イワシを取り付けました。

35メートルでボトムタッチ。
すぐ1メートル切り、待ちます。
底を取り直しし、もう少しだけ底を切ってみると、アタリ。
今日のアタリは、サバではありません。
ゴンゴンッ、ときて、ギューン、の根魚らしい?魚信。
プレイズをスローで巻き上げ。
上がってきたのは、まずまずサイズのキントキ(35センチくらい)。



前回と異なり、まずはのっけからうれしい状況に。

二投目。

こういう時合のときは、群れがあるうちにと急ぎます。
手返しを手早くを心がけつつ、仕掛けが絡まないように、
サミングしながらゆっくり落とします。

底から1メートル切って、すぐにアタリ。
今度もキントキらしい。
上げると、最初より少しだけ小ぶりのキントキ。



最初の流しで二尾釣りあげ、今日は調子がいいぞと思っていたら、
船長すぐに移動。
開始10分で前回を上回り、移動中も期待感がこみ上げます。

ところが・・・。

この日は深いポイント(御宿沖?)が速潮で入れなかったとのことで、
終日水深30~40メートルを攻めたのですが、
二回目以降の流しではアタリすら出なくなりました。
船長、途中でさらに大移動しますが、根魚の巣には届かず。

私はともかく、こういうときこそマメに底を取って攻めていこうと決意します。
一部のポイントで速潮、二枚潮のために底が取りがたい場合もありましたが、
全体的には何とか底くらいは取れる状況でした。

すると、正午前。
底を取り、1メートル上げ、待ち、底取り直し・・・、
を愚直に繰り返していると、
ごつっ、という引っかかりのようなシグナルが。
一瞬、根掛かりか、と思いつつも、うっかり「合わせ」を入れてしまい・・・。

「あっ、しまった。引っかけちゃったかな」

と思いましたが、念のためゆっくり1メートル程巻いてみると、

巻けます。

で、鈍いですが魚信があります。

なんだこりゃ、と思い、プレイズの巻きあげスイッチをスローでオン。
と同時に、船長「上げてください」のアナウンス。
しかし、スローとはいえ、魚が抵抗してなかなか上がってこない。
大物か?
アタリ自体がほとんどない一日だったので、嬉嬉として待っていると、
上がってきたのはキントキとは違う赤いひょろ長い魚。

37センチのホウボウでした。



重かったのは、お腹にスレ掛かりしていたからでした。
なあんだ、と思いましたが、底底サイズのホウボウに喜びます。
なんと言っても、久し振りの戦果です。
しかも、スレです。
バレなくて良かった・・・。

12時半頃、移動途中にいただいた弁当を食べます。
正午前あたりから、これぞ大原、というような波に変わってきて、
移動中は水しぶきがバシバシかかりまくりましたが、
気にせず食事。

そして、13:20。
ついにタイムアップ。
全体的にはこの日も不調なまま終わってしまいました。

船長は帰港の準備が終わると、いつもより遠出したからなのか、
全力で爆走帰港。
こちらは帰りの準備もそこそこに、あわててキャビンに避難。

キャビン内では常連師の方にコーヒーを淹れていただき、
本日の釣果について聞き合います。
それによると、お一人はキントキ二枚で、当たったのは私と同様、最初の流しだけ。
その他の方々は、ハタ、ソイ、ということでした。
どうもこの日も、私だけでなく、最初の流し以外はダメだったようです。
「三年前はキントキが50くらい釣れたんだけどねー」と常連師。
海の状況というのは、本当に短期間で変わってしまうものですね。

14:10頃帰港。

いつも通り、女将から追加の氷とお土産(鮭切り身パック)をいただき、帰宅。
帰りは渋滞なしだったのでオール下道。

この日の臼井丸HPの釣果情報:
「速潮避けるため、太東沖の30-40メートル攻める(大原~御宿は激流で×)。
一投目キントキきたが、その後全くゼロ。
北へ移動も魚の活性無し。深場も×で根魚のポイントに入れず。
風:南西5-10メートル(朝凪、昼より強まる)
水温:18℃
真潮:0.2ノット
水色:澄
釣果:キントキ0-2尾(35~40センチ)。ハタ、ソイ、ホウボウ型みただけ。
(以上、概略)

臼井丸の釣果情報は、不調でも釣況とても詳しく、
風速、水温、潮速、水色といったデータまで教えてくれるのですごく嬉しいのです。

で、釣果がなんとキントキで最大2尾。
その他の魚は、型見ただけ、ということは、、、
キャビンでの常連師の会話も考え合わせると、
私がキントキ2尾、ホウボウ1尾で、竿頭だったかも?
といっても三尾ではとても自慢できる状況ではありませんが。
ホウボウはスレだったし・・・。

逆に言えば、最初の流しでうまいことキントキを上げられなかったら、
アブレもあり得たということ。
オソロシや。

大原  根魚五目 その2  2018年4月28日(土)   Ça va(元気ですか)?

2018年05月14日 23時02分02秒 | 釣行記
相変わらずののんびりペース記事配信で、すみません。

前回の釣行では、速潮が厳しいながらも、キントキ2枚上げて、
なんとか底底の釣果でしたので、
2週間後の4月28日は好釣果を期待して、
再度大原は臼井丸の根魚五目にエントリーしました。

前回と異なり、天気、風、共に良好(風速最大4m/s)。
当日11時集合の午後出船に向けて準備します。

釣行当日の28日(土)は6:00起床。
余裕を持って7時過ぎに家を出発。
前回と同様にオール下道で大原漁港に向かいます。
GW前半とはいえ、渋滞はほとんど無く、すいすいと進んで、
10:20頃には現地に到着しました(それでも3時間以上かかった。遠いな~)。

夷隅東部漁協の海側の壁には、臼井丸の午後船の座席表が取りつけられていて、
番号の書かれたキャップを選べるようになっています。
当日はすでに四隅は右舷ミヨシしか空いていなかったので、
左舷の操船室横を選択。
さすがに、大原でミヨシを選ぶ気にはなれず。
とはいえ、人数は合計8名(各舷4名)。
余裕あって、どの場所でも居心地は良さそうです。

11時少し前になると、女将が軽自動車で現れ、受付が開始されます。
本日は潮速く、錘は100号にするとの連絡が(通常は80号)。
なんと。また速潮かよ。
しかし、念のため100号も2個持ってきていたので、良かった。

受付後、午前船の帰還をゆっくり待ちます。
天気は良好。漁港内は大変穏やかです。

11時半過ぎ、午前のヒラメ船が帰港。
ヒラメの客と入れ替えに乗船。
ヒラメ船の常連客と大女将の会話をちょろっと盗み聞きすると、
どうも渋かった模様。
ま、根魚は狙う場所も違うだろうし、このときはあまり気にしていませんでしたが。

自分の釣り座に着き、ロッドキーパーの設置をします。
本日のタックルは、竿は前回と同様、海明50-270。
一方、リールは今回デヴューのプレイズ3000。
道糸はPE4号(400メートル巻き)です。
仕掛けは自作の胴突三本針(幹糸:フロロカーボン6号、枝ス:同5号、針:丸セイゴ17号他)
を用意しました。
餌は塩イワシの他、前回は無かった塩サバ切り身が入っていました。
実は自前で用意していたのですが、不要だったようです。
もっとも、このあと、塩サバ自体全く不要な状況になるのでしたが・・・。


ロッドキーパー設置、仕掛けの取りつけ等を終了した頃、
船はいそいそと出航。
今回はなにしろ錘100号指定なので、船は前回よりもさらに沖を目指します。
大原は遠浅なので、深場に行くためには、より遠くの沖に行かなければなりません。
大体、出航後45分程で最初のポイント到着。
一旦停船したものの、さらに少しポイントを探り直してから、
船長の「やって下さい」の合図。
水深100メートル。

待ちかねて、早速仕掛け投入。
餌は下針にサバ切り身、上の二本にイワシを取りつけました。
今回は前回と異なり、底を容易に取ることができました。
すぐに1メートル程底を切って待ち、また底を取り直し、を繰り返していると、
アタリあり。
少しキントキなどよりも弱い。
とはいえ、期待を込めて、プレイズのレバーを上げる。
が、上がってきたのは、サバ。
とりあえず、最初の釣果なので、バケツの中に投入しておきました。



気を取り直して、第二投。
と思いきや、船長、すぐに移動(早っ)。
この日は前回程の速潮ではなかったものの、開始早々にサバの群れに当たり、
移動を余儀なくされた模様。

しかし、、、

その後もサバの猛攻止まず。
ついには、お隣に一荷でサバが掛かり、自分の仕掛けとお祭り。
自分にもアタリありましたが、サバの感じだったので、
別に焦ることなく、お隣さんが解いてくれるのを待ちます。
この日は人数少なかったからか、中乗りがおらず、
隣同士程度のお祭りには船長関与せず?

ようやくほどけて、お互い挨拶してから自分の仕掛けを巻き上げてみると、
放置が幸いしたのか?
サバの他にアヤメカサゴ(20センチ程度)が掛かっていました。



ようやく根魚五目らしくなって・・・

・・・という期待はあっさり裏切られます。

その後は私にもサバの一荷(3点掛け)襲来。
ひどいときには、落としている最中、海面から20~30メートルでサバに餌を強奪され。
もはや処置無し。

船長、仕方なく浅い方に大移動。
とにかく、サバの居ない所へ。
移動途中、釣り上げてバケツに入れておいた大きめなサバをナイフで三枚おろしにし、
切り身を作ります。
新鮮エサですよ。
これを下針に付けて釣り続行するも、サバが食ってきただけでした・・・(カニバリズム!)。

後半は、ようやくサバも消えましたが、アタリも全くなくなり。
所によっては、二枚潮。
前半よりも浅場に移動していったのですが、浅場ほど真潮が速く入ってきたのでした。

結局水深30メートルのところまで戻って探りましたが、
アタリを見つけることかなわず。
船長もアナウンス最後の方は投げやり。
皆お手上げ状態のまま、17:20頃、終了。

アブレでこそありませんでしたが、完敗感強し。

帰港後、同舷ミヨシにいた、やり手風の常連師と若船長の会話。
「今日はどうでした?」
「メバルと小さいハタだけ。あとはサバばっかり。」

かなりの常連(に見えた)でもダメだったのだから、小カサゴ1尾でもマシな方か?

この日も帰港後、女将からおみやげ(「じあじあ」=鮫ハンバーグ)をいただきました。
朝市の売れ残りとのこと。

ところで臼井丸の釣果情報は、超速でアップされます。
帰宅直後に読んでみると、

「行き場なし。サバ猛攻振り切れず。
その後、速潮、二枚潮押し寄せ。
根魚のポイントに入れず。
真潮:0.8~1.7ノット。
船中釣果は、メバル1、カサゴ1、ハタ1だけ。今期ワースト」
(以上、概略)

なんと!やり手氏と私だけが根魚来て、他は全てサバだった・・・。

「サ・バ?(元気?)」

根魚、カムバック!

P.S. カサゴはもちろん、おみやげの「じあじあ」も美味しくいただきました。

ハピソン製針結び器 YH-720 SLIM II レビュー

2018年05月07日 21時40分08秒 | 釣り関連
釣りをある程度続けていて、仕掛けも自作してみようかと考えるようになってきました。

私が仕掛けの自作を最初に考えた釣り物は、カワハギでした。

カワハギ釣りは他の中小物釣りと比較すると針や仕掛けの消耗が多く、
そのため割と経費も掛かることから、できるだけ仕掛け等は自作してみようと考えた訳です。

それまでは、カワハギ用の針はメーカーのハリス付き針を購入していたのですが、
バラ針(がまかつ等)とハリス用フロロカーボンを購入し、
自分で針を結んでみることにしました。

ところが、

ことカワハギ用の針に関しては、針のサイズが小さく、「早掛け」の最小号数のものなど、
外掛け結びでも難しく(私が不器用だということもありますが)、
一つ結ぶにも時間が掛かってしまう上に、仕上がりはハリスがよれよれの状態で、
とてもカワハギ釣りに使えるような代物ではなくなってしまいます。

といって、仕掛け自作も諦めたくはないし。

いろいろ思案した結果、自力で困難なものは機械の力を借りようと考えました。

そこで、ハピソン製の自動針結び器、YH-720 SLIM IIを購入しました。


巾着袋付き。

本機はメーカーによると0.1~6号までのハリスに対応しており、
中小物以下の釣りであれば、ほとんど本機で針結びできそうです。
しかも結束法は針結びの中では外掛けよりも強力な内掛け結びなので、
信頼性も高そうです。

購入後、早速カワハギ用の最小号数の「早掛け」針を結んでみます。

ところが、製品に付属の説明書通りにやってみようとしても、うまくいきませんでした。
というか、説明書は割と詳しいのですが、内容の一部に理解しにくい部分があり
(説明不足と言うべきか)、きちんと巻けませんでした。
ネットの評判によると、上手く巻くためには少し訓練が必要?のように書かれてあるので、
そういうものか、と最初は思いましたが。

仕方なく、ハピソンとは無関係の方が投稿したと思われるYouTubeの使用法動画を見ながら、
再開してみると・・・。

いとも簡単に結ぶことができました(?!)。

特に訓練を必要とする手際ではなく、ごく簡単でした。
しかし、それにしても、ハピソンの説明書はいったい??

それはそれとして、説明書に難はあるものの、本機はなかなかの代物。
慣れてくれば、ハリス付き針を一本あたり30秒程度で結ぶことができる様になります。
おかげでカワハギ用のハリス付き針は、
短時間で各種、各号数、十分量を作製することができました。

この機械は本当に便利だと思ったのは、実際に沖釣りの最中でも、
揺れた船上でも、そのときに必要なハリス付き針を短時間で作製できるので、
あらかじめ用意していなくても本機さえ持っていけばOKという点。

もっとも、一つ気がついたのは、
本機で作製可能なハリス号数は6号までとはなっていますが、
ハリス5号以上だと巻き数は5回までは綺麗に巻けますが、
6回目は綺麗に並んで巻かれた巻き目の上に巻かれてしまうことがある、ということ。
ただ、それは針によりけりで、太軸の針では6回巻けない、ということがあります。
ハリス6号では、太軸でない針でも5回までしか綺麗に巻けません。


もちろん、5回巻きでも問題ないとは思いますが、
太軸針でハリスが5号を超える場合は、おなじハピソン製の太糸用(YH-714)の方が
良いかもしれない、と思いました。

いずれ、太糸用も購入しようかなと思っています。

国営ひたち海浜公園  ネモフィラ満開  2018年4月21日(土)

2018年04月29日 14時42分44秒 | 茨城散策
ゴールデンウィールを前にして、ひたちなか市の国営ひたち海浜公園のネモフィラが満開とのことで、
家族で行ってきました。



あまりいい写真は撮れませんでしたが。


接写。


本園はとにかくこの時期のネモフィラは素晴らしく、「一生に一度は見るべき絶景」というのも、
あながち大袈裟ではない表現と思います。

ただ、
人の数もものすごいですが。
駐車場に入るまでの渋滞はなかなかでした;;

来年行くときは、早起きして出かけようと思います(毎年そう思うのだが・・・)。


また、ファミリー向けの遊園施設もそれなりに充実していて、丸一日楽しめますね。