BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

UQ HOLDER! 第17話 感想

2014-01-08 20:21:05 | UQH/ネギま!
やっぱり、夏凛が出るといい。
物語が締まる。

ということで、夏凛が中心回は何か書いてもいい気がしたw

しかし、夏凛と美空が知り合いで、今いる場所が超包子の看板あり、となるといろいろと想像できちゃうよね。

一応、今までの流れからすれば、UQHは、ネギま!の世界、それも、魔法世界を現実世界が一緒くたになってしまった世界。

で、その一緒くたになった世界は、いろいろと問題を抱えた社会になっていることを踏まえると、魔法世界の存在が明かされた時に、結構、すったもんだがあったんだろうな、と。

で、そんなことを考えると想像できちゃうのが、夏凛って、きっと、魔法世界人が現実世界で存在し生存するために作られたモデルタイプの一つなんだろうな、と。

いや、美空といえば、パートナーのココネのことがどうしても思い出されるわけで、で、そのココネは、どうやら魔法世界人が現実世界で存在するためのプロトタイプだった。このことは、確か、ネギま!の最後のほうで、魔法世界人であるラカンが現実世界に何故か登場してきた時に言ってたはず。

なので、夏凛もその流れの中にある存在なのだろうな、と。

で、美空だけでなく、超包子と来れば、当然、超と葉加瀬のことが想像されるわけで、言うまでもなく、彼女らは、魔法と科学の融合を試みていた。だから、魔法世界人が現実世界で存在できる方法を探る段階になったら、ネギたちが相談を持ちかけるのは全く自然。

となると、夏凛って、実は、茶々丸をベースにした魔法世界人の現実世界存在モデルなんじゃないかな。

そうであれば、今回、刺客の兄ちゃんから「鋼鉄の聖女」とか言われたのも納得がいくし、背中にあるシリアルナンバーも理解できる。それに茶々丸ベースであれば、夏凛が麻帆良学園の制服を着ていたことも了解できる。さらにいえば、夏凛がエヴァを執拗に慕うのも。

シリアルナンバーの存在から考えれば、きっと複数のプロトタイプの制作が試みられていて、その中で、夏凛だけが何らかのきっかけ(暴走?とか)でUQHになってしまった。

つまり、魔法世界人って、現実世界で言えば、実は、物質的存在を欠いた存在なわけで、つまりは「魂」や「霊」のような存在。その魂や霊が憑依ないし定着する先が必要となる。つまり、現実世界で稼働するための「ボディ」が必要になる。

で、その魔法世界人の魂が、茶々丸の後継機のボディに定着したのが、夏凛じゃないのかな。

であれば、痛みはあっても、ボディは頑強、という二重体制も納得できるし。痛覚の方は魔法世界人の「魂」の方から引き継いでいて、しかし、ボディは超/葉加瀬製の不滅素材=鋼鉄!ってことになるから。

(もしかすると、夏凛の魂自体が実はココネだった、ってこともあるのかもしれないw)

まぁ、平行世界を旅することができる超であれば、数多ある平行世界に存在する「夏凛」からボディの素材を調達する(次元転換する?)とか容易にできてしまうだろうしw

あ、そうか、そんな感じで超が作った存在だから、超とのよしみで、エヴァが、夏凛の後見人になったのかもしれない。

あー、これはありそうだなーw

ともあれ、UQHの世界は、そういった、魔法世界と現実世界が衝突した結果、いろいろな意味で社会秩序がグチャグチャになってしまった世界だ、ってことなんだろうな。

で、その、いわば魔法世界と現実世界の衝突=ビッグバンの結果、いろいろな手違いから誕生してしまったのがUQHってことなのじゃないかな、と。もちろん、前にエヴァが説明したとおり、ビッグバン以前から存在するUQHもいたのだろうし(あの、刀太たちが地下であったオッサンとかの存在がビッグバン以前からの不死者の存在を証明している)。

多分、九郎丸の烏賊?なんてそんなビックバン以前の不死者組の典型なんだろう。

あるいは、純血種の吸血鬼とか。エヴァなんて、むしろ、その純血種を魔法的に再現しようとして「始まりの魔法使い」に作られた試作品なのだろうな、きっと。あ、だから、同じ試作品の成れの果てとして、夏凛を引き取ってるのかもw

そして、九郎丸が命じられた「不死者狩り」ってことを考えると、UQHの世界は、魔法世界と現実世界が衝突した以前と以後の、いわば新旧のUQHの対立が横行しているってことなのだろうな。

なので、エヴァは、あんなヤクザの姉御まがいの保護者役を引き受けたわけで。多分、彼女のもとに集っている異形の存在や不死者たちは、魔法世界と現実世界の衝突の被害者の子孫なんだろうな。まぁ、よくある、ミュータント的存在。

で、そんな、新旧UQHの争いが勃発したのなら、このUQH世界でエヴァ同様不死者であったネギがホントに死んでしまっていてもおかしくない。あるいは、神楽坂明日菜が消えていても、おかしくない。

ってなると、刀太の「近衛性」や、九郎丸の「神鳴流」が俄然意味を持ってくることになる。なぜなら、彼らの家系は、ビックバン以前から、現実世界に由来する異能の持ち主の系譜にあたるわけだから。

・・・なんてことを、今回の夏凛のネタからあれこれ想像してしまったw

当たるも八卦当たらぬも八卦、ってことでw

しかし、そうなると、夏凛、マジで、ちゃんと生き残って欲しいな。

ざっくり言って、構図的には、「エヴァとネギ+明日菜の関係」を、「夏凛と刀太+九郎丸の関係」がなぞっているように見える。

なので、このまま、夏凛先輩に刀太と九郎丸がついていく感じで、つまり、物語の方向性の多くは夏凛が誘導する感じで、ストーリーを進めてくれないかな―。

であれば、ネギま!世界のその後、という「ネギま!」からの読者と、UQHからの読者に対して、それぞれに対する読み方を与えてくれるように思うのだよね。

・・・なのだが。

とはいえ、こう考えてくると、やっぱり、ネギま!世界の後を受けたUQHは、週刊誌のマンガで描いていくには、物語がでかすぎるんじゃないかな。

ネギま!組は、よく3巻を終えてようやく物語の輪郭が見えた、というけど、UQHは、今のペースでバトルやら修行やらをランダムに挟んでいくと、5巻や6巻ぐらいまで進まないと序章が終わらないように思えてしまうから。

しかし、それは、やっぱり、キツイな―。

なんか、いやな予感がするのは、2020年の東京五輪に合わせて、UQHの世界の宇宙五輪をあててくるんじゃないか?ってこと。となると、それまでは、宇宙エレベーターにもいかないよねw

まぁ、とにかく、夏凛中心で、中途半端な修行を省いてw、実戦重視で、物語をポンポン進めてくれることを希望。

あとは、エヴァの他に、とにかく、ネギま!世界のキャラを具体的に数人とりあげて、幾つかエピソードを示すことだろうな。そうすることで、ネギま!世界とUQH世界の間にあったことを想像させて、物語の方向をり夢想することができるだろうから。

まぁ、裏返すと、どこまで行っても、ネギま!頼みの物語、ってことになるんだけどね。

とにかく、その、ネギま!の続編なのかどうか、ってところを、そろそろ、はっきりさせないとまずいんじゃないかな。。。

次回以降も、夏凛が活躍するようなら、楽しみにするw
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