BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season 第12話 『思慮なき力は自らの質量によって崩れ去る。』 感想

2022-09-20 01:13:35 | Weblog
アハハ、これは想定外だった。

まさか、綾小路がお兄様よろしく武力で龍園を抑え込み、事態も納めてしまうとはw

しかも、龍園は暴力、暴力って繰り返していたけど、綾小路からしてみたら、単に「力」を適切に使って、状況を制圧しただけでしょ?

ていうか、完全に武力行動だよね、軍隊や警察が行う類の。

計画どおり予想で必要とされた火力で適切に相手の拠点を叩いて終わり。

龍園は、綾小路を炙り出した気になっていたけど、途中で綾小路も言っていたように、この「戦闘状況」そのものを生み出したのが綾小路だったわけだから。

龍園はエラそうに、全てはゲームだ、とかほざいていたけど、綾小路からしたら、徹底的に計画された制圧行動でしかなかったわけで。

要するに、サバゲーオタクのあんちゃんがイキって現場でヒャッハーしてたら、いきなり本職の軍人がやってきて、一発で相手をのした、って状況。

しかも、最も効率的に相手を叩くために、相手が逃げられない状況をわざわざ相手につくらせていたくらいw

確かに、そんな戦場を用意するために綾小路に利用された軽井沢は、綾小路を軽蔑する権利をもっているけれど、でも、あの危機的状況でたった一人で現れた上で、相手の4人を瞬殺して助け出してくれて、その上で、軽井沢が危機的状況になったらいつでも救い出してやる、と言われたら、もう、侮蔑も何もないよね。

ただ、圧倒的に綾小路についていくだけでしょ。

もちろん、それは軽井沢が綾小路の正体を明かさなかったからの状況で。

多分、そこは唯一、綾小路が読みきれなかったところだと思うけどw

ただ、綾小路からしたら、龍園を一度締めておく必要があったからこそ、今回の状況を作り出したはずなので、軽井沢の行動によらず、ひとりで「暴力」で解決するのは規定事項だったので、軽井沢の行動は、どちらでもよかった。

でもまぁ、ギャラリーはそうは思わないわけでw

しかし、こうなると、ホワイトルームがいう天才児というのが、ちょっとイメージしていたものとは違って、本当に一騎当千の英雄を生み出そうとしていた教育機関だったんだな、と思えてきて、違う意味でビビってきたw

むしろスパイ養成機関であり、士官学校でもある。

そりゃ龍園みたいな我流のチンピラじゃ勝てるはずがない。

綾小路自身、彼我のいるステージの違いを意識してしまっているからこそ、学校ではあんな態度を取ってしまうのだろうな。

ともあれ、綾小路が、魔法をもたないだけの司波達也であることはよくわかったw

となると、高円寺が十文字先輩ポジションってことでいいのかなw

綾小路の正体がようやくクリアになって確かに俄然面白くなったけど、問題は、この先、高校という箱庭の中で、一体どんな状況であれば、この文武両道、質実剛健、そのくせ徹底したリアリストの綾小路が活躍できるシチュエーションができるのか。

一応、ここ日本の高校なんだよね?

さすがに銃火器は使えないよね?w
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