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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

かぐや様は告らせたい?〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 第10話 感想

2020-06-14 14:50:45 | かぐや様
えーと、最後のかぐや様への白金父バレのところにかかった音楽、あれ、『ラブ・ストーリーは突然に』のパクリだよね?

でも、あれで何をパクリたかったのだろう?

さすがにわかりにくいと思うのだけどw

これに見られるように、なんか、今回、全体的に微妙なネタ、という笑いが多かった気がする。

もしかして次回以降への仕込みだったのかなぁ?

冒頭が、白金家の家族関係の話で、

そこから、御行のソーラン節をめぐる、かぐやと藤原書記の競り合いが来て、

で、こばちの口から、おもむろに石上の黒歴史が語られ、

加えて、石上と伊井野が実は似た者同士?なんてことが開陳され、

で、最後は、体育祭当日の話になって、かぐやと御行パパwの遭遇へと向かう。

そこで流れたのが、『ラブ・ストーリーは突然に』のパクリって展開。

しかも、最後に後ろ姿で現れていた女子は、てっきり早坂だとばかり思っていたら、どうやら石上がストーカーした女子、ってことのようのだし。。。

なんか、笑いそっちのけで、いろいろと今後の進行上に必要なネタを仕込んでいただけなのでは?って気にさせられた。

なので、純粋に、アハハ!と笑えたのは、藤原書記が御行にソーラン節の稽古をつけていたところくらいかな。

まぁ、安定の藤原書記!ってことになるんだけどさw

細かいところはどうも次回以降なのかな、って感じ。

いや、もちろん、おもしろいんだけどね、どこをとっても。

でも、手放しに面白い!っていうよりも、あれ、これ次のための仕込み?ってなんか引っかかる気がする場面が多かったってこと。

多分、御行パパと話している時のかぐやとかが典型的だけど、周りに壁を作っている普段のかぐやの語りが長引くと、どこまでが彼女の本心なのか、だんだんわかりにくくなっていくからなんだろうな。

かぐやにしても伊井野にしても、めんどくさいツンデレ系だから、周りとの絡み方をシンプルにしないと、普段の会話が、無駄にシリアスっぽく聞こえてしまって、どこで笑っていいかがつかめなくなる気がする。

いや、概ね、ちゃんと笑えるんだけどね。

それでも、あまり舞台設定にこだわるのではなく、シンプルにラブコメすればいいのにな、と思うのだけど。

あー、でも、この作品のちょっと痛いところは、善意のキューピットになるような約周りの人がいないからなんだろうな。

そういう意味では、自由人の集まりすぎ。

もっとも、それで唐突に、応援団ネタとか入れてきたのかもしれないけれど。

今更ながらの、絆、の確認?ってことかな。

ということで、とりあえず、残り2話で、なんとなく広げられてきているような気のする風呂敷を、どうたたむのか、楽しみにしたい。

それにしても、どうしてわざわざ『ラブ・ストーリーは突然に』のパクリなんて、流しててくるのだろう?

しかも、かなり無理矢理に原曲をアレンジしていて微妙なんだよね。

なので、あの曲が流れても「???」という気にしかならなくて、

恋愛を描きたいのか? それとも、恋愛を冷笑したいのか?

どうにも端切れが悪くて、スッキリしない。
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