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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

葬送のフリーレン 第129話 『帝国の影』 感想: 今回は、今代の帝国の「影の戦士」たちの紹介回ってことでいいんだよね?

2024-04-24 06:54:32 | フリーレン
今回は、フリーレンたちが、敵情視察も兼ねて帝国の街をうろうろ徘徊する一方で、それに合わせて、今代の「影の戦士」とおぼしき面々の紹介と、あといくつか今後の展開で必要となる情報を提供する回だった、ってことでいいのかな?

たとえば、ゼンゼとリネアールは仲が悪い、とか、ゼンゼは魔導特務隊に恨まれている、とか。

いや、そんなことなら、今回の作戦にゼンゼを絡ませるなよ!って思うぞ、ゼーリエw

なんかどこまでゼーリエ側が本気なのか、ちょっと不安になってくる。

その意味では、フリーレンが言っていた、帝国側には「ゼーリエを殺せるイメージを抱ける」やつがいる、という推測が実はとても気になってくる。

単純に、ゼーリエと伍していける人間がいる、ということなのか?

それとも、人間ではなく、魔族とか、他の魔法に長じた種族が関わっているのか?

そういうことなら、帝国の背後にゼーリエと肩を並べるくらい古参のエルフがいるのかもしれない。

あるいは、もっと単純に、ゼーリエ殺しを計画したのはゼーリエ自身で、それをあたかも帝国の策謀として実行させるために帝国に潜入させたのがリネアールだったのかもしれない。

まぁ、単純に、リネアールが二重スパイだった、ってこともありそうだけどw

ただ、とにかく、魔法や魔法使いという存在を、今の時代がどう受け止めるのか、という大きな話とかかわりそう。

少なくとも、今回の帝国の一件で、50年前?だっけ?、なぜ突然、ゼーリエが魔法協会を興して一級魔法使いなんて化物を(ただし人間基準)生み出そうとしたのか、そのあたりの理由くらいは明らかにされそうな気がする。

わざわざゼーリエが帝国に出向いてくるのも、そのあたりの秘密を本人の口から語らせるためだった(少なくとも作者的には)、ってことになりそう。

そのあたりは、同じエルフのフリーレンがいち早く気が付きそうだけどね。

ていうか、今回の事件の「真相」の語り部として、ゼーリエはフリーレンを選んだ、ってことにもなりそう。

ゼーリエがフェルンを今回のミッションにかかわらせたのも、それでもれなくフリーレンもついてくることを知っていたから、ってことだったんだろうなぁ。

つまりゼーリエの本命はフリーレンだったw

だとすれば、1000年ぶりにフリーレンと再会したことがきっかけになって、ゼーリエは今回の帝国の騒動を思いついたのかもしれない。

あー、だからすべてゼーリエがリネアール経由で仕込んだ自作自演の危機、ってこともありえるか。

フリーレンが言う通り、一級魔法使いに現実の生き死にのかかった戦闘経験を積ませたい、ってこともあったのだろうし、それでついでに、帝国の影の戦士や魔導特務隊の一部を刈り取れれば儲けもの、と思っていたのかもしれないな。

それもこれも、自分のバックアップとしてフリーレンがいたことを思い出せたことがゼーリエのきっかけだった、ってことでw

とまれ、次回はまた、拉致されたユーベルとラントの話になるのかな?
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