前回からの続きで、冒頭、衣宇、紅末、四谷の3人が抱く恋愛観が明かされたw
喜び、戸惑い、面倒くさいw
まさに三者三様の恋の捉え方
で、その話は、紅末が拉致られてるので保留したままで、今回のクエストの効力法が考えられるわけだけど。
問題は唐突に、琥珀の採掘者=悪、と言えなくなってしまった。
なぜなら、琥珀の用途が将来のVSドラゴン戦に備えたものだから。
ここで天秤にかけられるのが、人類滅亡リスク。
人類滅亡を回避するためなら、少数の犠牲は厭わないというのが、採掘を進める側のロジックで、しかも、この世界でドラゴンを抑えられるなら、四谷たちの世界にとっても防波堤になってよい。
・・・という理屈で、一転してクエストパーティの方向が、採掘活動容認論に傾きかけたところで、四谷が、違う路線を選ぶという。
これ、確かに衣宇がびっくりしてたように、いつもの四谷なら「結果重視の合理的判断」で、つまり功利主義的判断で、採掘容認に一票となるところなのだけど、しかし、以前から「環境保全派」である四谷からすると、それにはどうにも承服しかねる、ということで、別の策を考えることを選択した。
うーん、これ、完全に「人新世」の問題だよね。
人類滅亡リスクへの対処、というやつ。
そこで功利主義的に動くのが最善なのかどうか。
ということで、多分、四谷が、普段はぼんやり考えていたことを、今回のクエストを通じてちゃんと正面から向き合う、といことになるのだろうな。
で、物語的には、自分の直観を尊重し、そんな「逆張り?」な意見を表明し実行しようとしている四谷の行動を、衣宇と紅末がどう受け止めるのか。
特に、衣宇がどう出るか。
なんとなく、キャラの性格的には、四谷の相手は紅末みたいな空気があるのは確かで、その既定路線?が、今回のクエストを通じて覆るのかどうか、だよな。
お話的に面白そうなのは、今回のクエストの解決策で、改めて衣宇が四谷の発想力に感激して、そのゴリ押しを含めて、四谷と衣宇のカップルがまずは成立してしまうという流れ。
で、その様子を傍らでイライラしながら見続ける紅末、という構図かなw
その後、普通なら、あるタイミングで、紅末の方に四谷が、やっぱり・・・、って感じで傾く流れになるのだろうけど、天邪鬼が売りのこの物語としては、そのまま四谷と衣宇の二人で最後まで突っ走ってくれると面白いのだけどw
違う性格のキャラが、クエストを通じてわかり会う、というほうが、この物語にはあってると思うんだよねー。
さてさて、どうなることやらw