BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

魔王学院の不適合者 第12話『禁忌の魔法』 感想

2020-09-20 02:10:29 | 魔王学院
そうかー、偽魔王の正体はレイで、しかもカノンの転生だったのか。

どうしてそうなったのかについては、次回の最終回で明らかにされるのだろうけれど。

でも、今回の話から察するに、2000年前の決戦の時点の、最後の最後で、勇者カノンは、人間に失望し、魔族に共感を持ってしまった、ということなのだろうな。

そりゃ、そうだよね、自分は人間に殺されたのだから。

そして、魔王は、世界を救うために自分の生命をなげうったのだから。

どちらに義があるかっていえば、当然、魔族だよね。

だから、転生にあたってカノンは人間ではなく、魔族を選んでしまった。

まぁ、選べるのかどうかはわからないけれど。

あ、でもそうか、カノンは根源が7つあるから、殺されても死なないのか?

そうすると、あの師匠に殺された後に復活する際に自ら魔族になることを選んだ、ということになるのか。

そして、人間の側が、エレオノーラを作って勇者学院をつくったから、それへの対抗として、カノンが魔王学院を作った、ってことか。

いつの日か、アノスが転生して復活したら、まずは魔王学院を訪れるように誘導するために。

なるほど、そうなると、アノスが不適合者とみなされながらも、しかしどんどん頭角を表してきたところで、レイとして魔王学院に編入してきた、ってわけか。

まぁ、そうだよね、レイが偽魔王なら、そんな細工はいくらでもできるわけだから。

しかし、そうなると、この原作、結構、細部の伏線をきっちりはるタイプのお話だったんだな、って思って、結構ビックリ。

とはいえ、今回の話は、エレオノーラの救済のあたりから、いきなり話が飛んで、ポカーンとしてみていたわけだけど、それも、最後にレイが、偽魔王で勇者カノンの転生だったってネタバレで、なんか一気につながったような気がしたのが不思議w

ともあれ、次回の最終回が楽しみだな。

というか、尻上がりに面白くなっていくのだから、これかなりいい物語だよな。

次回、アノスの謎解き、レイの告白、が気になる。

どんなオチになるのだろう?
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