BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

魔王学院の不適合者 第10話『学院別対抗試験』 感想

2020-09-06 01:46:54 | 魔王学院
なんだか、魔族よりも人間のほうが悪魔っぽい展開って、胸糞悪いなぁ。

これ暗に、平等主義的な人間の世界より、貴族趣味が残る魔族の世界のほうが遥かにまし!ってことを表しているようにも見えて、さすがは、現代憎し!のなろう産のお話だなぁ、と思ったよw

でもそうなると、むしろアノスが、そんなゲスな人間、というか勇者たちに対して、圧倒的実力差による無双をしてくれるのを期待してしまうのだから、ものすごいマッチポンプな構成だよなぁw

恐れ入るw

ということで、とにかく今回は、次回のアノスvs勇者転生組の闘いがあって、そこに、今回はなりを潜めていたエレオノールが活躍する、ってことね。

活躍、といっても、まずは転生勇者3人によって操られて、いわゆる無表情キャラとしてアノスに切りかかりながら、でも、その途中で、レイのときのように、アノスがあっさり洗脳を解いて、勇者学院に圧勝、そしてエレオノールも仲間?になる、という展開なんだろうな。

てか、このパタン、もう、サーシャ、レイ、につづいて3回目だけどw

でもまぁ、その予測可能な安定展開もこの作品が人気のあるところなんだろうな、という気がしてきた。

でもまぁ、この勇者学院の話になったところで、なんでアノスが転生しようと思ったのか、その目的もわかってきた気がする。

アノスは、絶対、自分の思惑通りには、世界が「平和」にはならないと思っていたのだろうね。

なので、自らの目で確かめて、歪みがあったらそれをちゃんと直すところまで請け負おうと考えたのだろうね。

要は、売りっぱなしではなく、ちゃんとアフターケアもしますよ!ということで。

その分、彼が恐ろしいくらいのリアリストであることもわかるというもの。

まぁ、だからこそ、4つの種族による殲滅戦を回避して和平を結ぼうとしたわけなのだろうな。

ということで、彼が今のところ無双できてしまうのも、彼が学院のこととかどうでもいいと思っていて、真の目的が、世界を歪めるであろう悪を排除することにあるからなのだろうな、と思ったり。

そのあたりは、転スラとか、普通の「転生モノ」が、本人の預かり知らぬところで転生が生じてしまうのとは、趣が異なるところだね。

だって、アノスは、目的を持って自分の意志で転生しているのだから。

多分、その王道気質が少しずつわかってきて、無双ぶりも鼻につかなくなってきているのが、尻上がりに面白いと思ってきた理由なのだろうな。

残り2話?3話?とかになったけど、これも、他のなろう同様、2期確定で行ってほしくなってきた。

てか、絶対、2期になってからのほうが面白いと思うな。

だって、どう考えても今は、仲間づくりのフェーズだから。

ともあれ、次回、ゲスい勇者たちをアノスが瞬殺してくれることに期待w
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ソードアート・オンライン ア... | トップ | ぼくたちは勉強ができない ... »

魔王学院」カテゴリの最新記事