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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

UQ HOLDER! 第66話 感想

2015-01-28 19:09:02 | UQH/ネギま!
今回は、UQHからネギま!世界に入った新読者に対しての補足回。
なので、大した進展はなし。

とはいえ、ネギとナギの後ろにいたのは、「始まりの魔法使い」もしくは「造物主」と言われる存在、と一空が言った時は、あ、ほんとに?という感じで軽く驚いたw

といっても、一空情報だから、作中でもデマである可能性はあるんだよね、今までの展開からすると。なので、完全には信じないw
ていうか、一空は、すっかり、作者を代弁するメタ語りキャラなのね。
それはそれで了解。

で、あとは、夏凛やキリヱが無駄にかしましいくらいかなぁ。
ホント、このあたりはどうでもいいって感じ。
なんていうか、夏凛が雪姫を慕うのとか、九郎丸が刀太を気にするのとか、どれも、設定的にそうだよね、ぐらいのものでしかないので、なんていうか、冷める。

これは、ネギま!の時の、クラスメイトたちがワイワイガヤガヤやっているうちに、いつの間にか、ミイラ取りがミイラになる、という展開と違って動機に欠けるな―、と。

そういう意味では、パクティオーシステムってよくできた仕掛けだったよな。
途中から能力欲しさにパクティオーを求める子たちもでてきたり。そして、その既成事実が、逆に恋愛感情に火をつけたり、という感じで。
要するに、踏み絵の代わり。
パクティオーする前と後で、キャラの物語上の位置付けが全く変わる。
まぁ、仮契約といえども、主従契約だからね。

それに対して、UQHは、不死者の互助会でしかないから、イマイチ。
まさに、そのことを、今回、刀太が自ら口にしたわけで。
雪姫=エヴァとは、親子でもなければ、主従でもない、と。

このあたりのフラットな関係のあり方が、正直なところ、このUQHでは裏目に出てる気がするんだよね。UQH側の面々の動機付け、という点で。

だから、家出をすることになった刀太が、向こう一年間で何をつかむか、というのは、UQH単体の物語としては、大事なところ。

その意味で、前回までで、ネギとナギを救い出すのが、UQHの物語の、さしあたってのゴールになったのに対して、主人公役の刀太が、今後も主人公をやらせてもらえるだけの役割や決意を持てるかどうか、ってところ。

ここは、今までダラダラ続いてきたUQHとしては、肝になるところだと思う。
つまり、刀太がどこまできちんとした意志をもてるのかどうか。
それに対して、UQHの面々が、ネギの「白き翼」のような役割を担うのかどうか。

つまり、UQHのチームとしての結束と役割分担がしっかりしないと、この先、厳しいよね。

正直なところ、さっさと一年飛ばして、エヴァとフェイトが武闘会に出て、造物主の手下とガチバトル、で、ネギ、ナギ救出!、という転回になってくれたほうが、いいくらいだから。

一年後の開催、という作中の条件が、どういう意味を持つか、気になる。

まぁ、刀太は、結局、誰かに稽古をつけてもらうことになうとは思うのだけどね。
それが誰になるのか、も、気になるところではある。
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