BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

呪術廻戦 第265話 『あの日』 感想2: 考察:絶対この虎杖の「存在しない記憶」も羂索が仕組んだ策略のひとつだよね!

2024-08-05 21:11:43 | 呪術廻戦
感想1からの続き)

感想1でも書いたように、虎杖がなんとか実現させた領域「存在しない記憶」の中で、宿儺を伏黒から分離させる「必中の解」をちらつかせて、宿儺に最後通牒を突きつけた虎杖だったけど。

それにしてもこの領域、他の領域と比べても異質だよね?

で、思ったのは、やっぱり虎杖の魂が、宿儺が生まれる前に殺した双子の片割れの魂だった、という事実が生み出した、領域とはちょっと違ったものではないのかな、と。

相手を兄弟だったと思わせる「存在しない記憶」は虎杖が宿儺と魂の双子だったからこそ生じたものだったのではないか。

だって、「存在しない記憶」って、基本的に相手が虎杖の兄弟であるという認識をむりやり求めるものじゃない。

東堂にしても、脹相にしてもそうだった。

まぁ、腸相の場合は、偶然にも本当に虎杖と兄弟関係があったから、「存在しない記憶」のことは有耶無耶になってしまったわけだけど。

でも、その腸相との出会いも含めて、羂索の策略だったんじゃないか、と思うんだよね。

だって呪胎九相図も虎杖も羂索が調整したものだから。

で、腸相を自陣に引き入れたのも羂索でしょ?

腸相と虎杖をぶつけることで、虎杖のなかにいた宿儺の意識もミスディレクトすることができる。

とにかく、そういう「心理的隙間」をつく策略で羂索はここまでこの物語を紡いできたと思うのだよね。

なので、やっぱり、虎杖が宿儺を「存在しない記憶」の中で挑発することまで含めて、羂索の策略なんじゃないかな、と。

というか、そういう羂索本位のご都合主義に作者も振ってくるんじゃないかな、と思ってる。

でないと、このままだと、虎杖がいわば宿儺を調伏して終わり、ってことになるから。

さすがにそれじゃ、このVS宿儺戦を一年近くやってきた意味がない。

だから、多分「渋谷事変」のときと同じように、最後は羂索の手のひらのうえでみんな踊っておしまい、ってことになるのだろうな。

渋谷事変のときは、五条悟の封印という表の目標のうらで、羂索は、虎杖によって進化した真人を取り込んで「死滅回游」という次のステージに物語を進めたわけだから。

ということで、伏黒から分離された宿儺の魂は、虎杖を選ばずに天元を選ぶと思うのだよね。

その意味では、宿儺が取り込んだ即身仏も、あれは実は宿儺のものではなく天元のものだったのではないかな、と思ってる。

目の数が多いから宿儺、って思われてたけど、天元も目は4つあるじゃない?

で、天元は、星漿体を乗り換えて、いわば魂だけ生きながらえてきたわけだから、最初の身体が即身仏になっていてもおかしくはないだろうし。
で、天元はどうやら女性という話だから、なんだったら天元が宿儺の実母でもいいんじゃないかと思えてきているw

母が人身御供になるから当時の王朝と呪術界に喧嘩を売った、というほうがわかりやすいじゃんw

きっと宿儺自身もその記憶を失っているのだろうけど。

なので、この「存在しない記憶」の過程で、宿儺本来の記憶が蘇るというのでもいいけどね。

とにかく、宿儺と虎杖の因縁にはまだ秘密があるし、そこを狙った羂索の策謀が絶対あると思うんだよねw

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ワンピース-ONE PIECE- 第1122話 『イザッテトキ』 感想2: ジョイボーイの「覇王色の覇気」爆弾って「悪魔の実」のプロトタイプなのかな?

2024-08-05 21:10:57 | ワンピ
感想1からの続き)

エッグヘッド編の山場は、てっきりベガパンク放送による、これまで巻き散らかされてきていた数々の伏線に対する「答え合わせ」のパー度だと思っていたのだけど、

どうやら、それだけでなく、さらに古代ロボであるエメトの追想も加わるみたい。

「空白の100年」の一部が語られるのかな。

まぁ、一番のポイントは、ジョイボーイとイム様の因縁なんだろうけれど。

くまと五老星との因縁や、ベガパンクとの腐れ縁が語られたように、ジョイボーイとイム様に何があったのか、が語られる。

それから、多分、「Dの一族」についても。

イム様の怒り方かたすると、どうやら、ジョイボーイとDの間にも何らかのつながりがあるような気がするし。

Dの一族って、ジョイボーイの系譜に連なるもので、DはDevilのDで、悪魔(Devil)の実と、特別に相性のいい血統なのかもしれない。

ティーチがDだとすると、そんな気がする。

そもそも四皇からしてみんな、悪魔の実の能力者だからね。

あ、でも、シャンクスは違うんだっけ? そこも気になるなぁ。

で、あと明らかにされるとしたら、五老星の由来とか、

それと、ロジャーも驚嘆した、ジョイボーイが残したであろう「ワンピース」。

そういう意味では、天竜人の由来とか、シャンクスの一族の話とかもありそう。

というか、悪魔の実、誕生の由来だよね。

どうも今回、エメトが爆破させた「覇王色の覇気」の爆弾が、悪魔の実の元ネタないしは応用物のように思えるんだよね。

とにかく、覇気に準じた力を凝縮させて能力として固定させる。

その意味では、ベガパンクが近づいた核エネルギー?とも近いのかもしれない。

ミンク族が満月の月光を得て力を増幅させる、というのも絡んでいる気がするしw

そういう意味では、いよいよ月世界とのつながりにも触れられるようになるのかな?

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呪術廻戦 第265話 『あの日』 感想: 「存在しない記憶」の領域内でいきなりポエム風の思い出語りをしたと思ったら、宿儺に勝利宣言からの降伏勧告をする虎杖、マジで終幕が近い?

2024-08-05 21:08:09 | 呪術廻戦
感想2もあります)

前回までと違って、タイトルからして「閑話休題」って感じの溜め回。

虎杖が展開した領域の中での話だけど、どうやら原理的には、呪力が感情由来のものだから共感し得る、というのが宿儺による理解みたい。

もっとも、それとも違うとすぐに宿儺も覆しているけど。

とまれ、そうしてできた虎杖の領域の中で、虎杖同様、学生服を来た宿儺がしばし二人で語り合う。

前回は「存在しない記憶」といったけれど、この様子は、どちらかというと「精神空間の共有」って感じだな。

だからもしかしたら純然たる「領域」とはちょっと違うものなかもしれない。
(だとすると、虎杖が想定している「解」の必中、も確実ではなくなるのでヤバいことになるのだけど)。

でもこの領域のベースは、虎杖の記憶だから、その記憶の中に本来存在しなかったはずの宿儺がいるから、「存在しない記憶」といってもやっぱりいいのだろうけど。

どう考えても、かつて宿儺が虎杖とともに、弓矢を射たり、ザリガニ釣りをしたり、なんてことはなかったはずだからw

で、その領域の中で、ひとしきり虎杖は、自分の子どもの頃の思い出を語り始め、それに宿儺も特に抵抗せずに付き合う時間がしばらく続く。

虎杖が、亡くなった爺さんの話から思い出語りをしているのは、やっぱり爺さんの言葉や考えが、虎杖の行動基準になっているからなんだろうな。

確か、「悠仁、お前は頑丈だから、周りの人を守れ」とか最後に残した言葉に象徴されるような正義観や道徳観、倫理観。

その原点を振り返りながら、虎杖は宿儺に対して、今の自分の正義のあり様を語り始める、って感じ。

以前は、自分の役割を全うすることが大事だと思っていた、

そうした生き様が大事だと思っていたし、だから、正しい死に方があると感じていた、

だが、今は、そんな役割とか死に様なんかに拘泥せずにとにかく生きてきた、という事実が大事だと思い始めている。

つまりどんな矮小な人生でもそれはそれ自体で意味=価値がある。

で、呪霊との戦いを経て、そのような人生観に変わった虎杖からすれば、そんな人の生という価値をないがしろにする、無いように振る舞う奴らか許せない。

まぁ、多分、人間を搾取し蹂躙する真人との戦いを通じて少しずつこんなふうに感じてきたのだろうけど。

で、その、ある意味虎杖の決意とも思える新たな人生観を伝えたあたりで、今度は宿儺の方が苛ついてみせ、そんな腑抜けた考えに心底どうでもいいと所感を述べる。

どこまでいっても平行線で、宿儺とはわかりあえない。

まぁ、虎杖としては、宿儺の生殺与奪の権利を握っている今、こうして、人生にあらかじめいい悪いはない、その判断は第三者にはない、だから、宿儺がまだ生きたいと思うなら、伏黒と魂を分離させた後に、俺=虎杖の中にもう一度やどらせてやってもいいんだけどね!という慈悲の申し入れだったわけだけどw

いやいや、虎杖、回りくどいよ、それ。

宿儺じゃなくても、苛つくよ、そのもったいぶった言い方。

そもそもすでに強者宣言しているわけだしw

でも、虎杖としては、この思い出空間は、虎杖が展開させた「領域」だから、伏黒と宿儺の魂を切り離すことに特化した「解」は必中のはずだから、俺が絶対負けるはずがない、ということになる。

つまり、宿儺は虎杖の領域に取り込まれた時点で「詰んで」いる。

それが虎杖の理解。

で、そうした虎杖の「勝利宣言」まがいの降伏勧告に、当然、宿儺がブチ切れて終わりw

うーん、これどうなるんだ?

とりあえず、虎杖が切ろうと思っているカードはわかったけど、

ホントに宿儺と伏黒を分離できるのか?

仮に分離できたからといって、本当に宿儺は成仏?できるのか?

そもそも呪霊に生死ってあるの?

あとは、えーと、ここで天元様がなにか関わってくるんじゃないの?

だって、ここまでのお膳立てって、全部、羂索が用意してたものだよね?

そもそも虎杖が生を受けたのだって、羂索の謀の一環だし。

宿儺の器として用意された虎杖が、宿儺に最後通牒を突きつけるクライマックスw

ここまでの展開を羂索が読んでなかったとは思えないだよね。

ということで、仮に伏黒と宿儺が分離できたとしても、宿儺の魂は新たな生き場所として天元を選ぶんじゃないのかな?

そのための死滅回游だったんじゃないのかな?

とにかく、もう一段階上がった、最終決戦モードがあるような気がするw

さて次回、どうなる? 宿儺は消滅しかかるのかな?

最悪の場合、この「存在しない記憶」の領域が、いわゆる「領域展開」の領域とは異なるものだとしたら、ドヤ顔で最後通告を決めた虎杖が相当イタいことになるのだけどw

感想2へ)

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ワンピース-ONE PIECE- 第1122話 『イザッテトキ』 感想: 渾身の覇王色の覇気を古代機械兵エメトに託した男が、先代ニカのジョイボーイなんだよね?

2024-08-05 21:07:29 | ワンピ
感想2もあります)

前回は触れずに終わっていた自律した古代機械兵エメトの最期。

ということで、次回から、エメトの回想?によってジョイボーイの実像が描かれる、ってことかな?

少なくとも読者に対しては、ジョイボーイの情報が披露される模様。

ていうか、エメトの前に立っている御仁、あれはジョイボーイだよね? 麦わら帽子を被ってるし。

しかし、エメトはジョイボーイに完全に懐いているけど、これはこれでちょっと不思議。

もしかして、ベガパンクの分身?であるサテライトたちも、この古代機械兵であるエメトをベガパンクが研究する過程で生まれたのかな?

だって完全に自律型ロボだよね?

人格もあるし。

その上、覇気を収蔵できるってどういうこと?って思うし。

まぁ、そのあたりは、次回から始まるエメトの回想、追想、で明かされるとして。

謎だったのは、五老星がその巨大覇気によってかき消されたこと。

正確には、かき消された後に、イム様のもとに特に怪我もなく普通の格好で戻ってきているのだけれど。

となると、五老星は基本的に、覇気に準じたなにかのエネルギー体みたいなものなのかね?

気になるなぁ。

五老星が戻った先で、イム様は、その覇気がジョイボーイのものだと気づいて恨み節をあげていたし。

ということは、五老星をエッグヘッドに飛ばしたのはイム様の能力で、だから五老星が浴びた覇気がジョイボーイ由来のものであることに気づいたのかね?

そういう意味では、なぜサターン聖だけ、エメトの前で実体化していたのか?

先にルフィとボニーに倒されていて、エメトの覇気爆発とは異なる力で消滅させられていたからなのか?

それとも、サターン聖だけ、他の五老星とは身体の仕組みが違うのか?

今までの描写を見ると、サターン聖だけ彼独自の思惑があるようにも見えるから、イム様のもとにいるのも、他の五老星とは事情が違うのかもしれない。

まぁ、そのあたりもこれから描かれるのだろうな。

結局、これまでの数々の伏線回収をベガパンク放送がやってくれたけど、新たな謎がてんこ盛り、って感じだな。

ともあれ、さしあたっては、クロコダイルとミホークにシメられるバギーが気になるw

しかし覇気爆弾かw

覇王色の覇気、ってやっぱり別格だな。

ていうか、こうなるともう一つのエネルギーだよね? 覇気って?

感想2へ)

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杖と剣のウィストリア 第4話 『大祭前夜』 感想: この頃のユリウスってマジでいけ好かないやつだなw

2024-08-05 12:27:26 | ウィストリア
いや、ホント、登場した時のユリウスってホントに嫌な奴。

原作43話ではユリウス、めちゃくちゃ大変なことになってるのにw


まぁ、これだけイキってたらどこかの時点で手のひらを返すに決まってるんだがw

でないとただの当て馬のモブで終わってしまう。

それも含めて、キャラとしてはシオンと結構被ってる気がするんだけどね。

にしても、嫌な奴だな、ユリウス。


しかし、1週空けての第4話だったけど、いきなり作画はへたれ始めるし、大丈夫か?

一応、次回の大祭本番に向けて作画リソースを節約したいと思いたいけど、この手の第1話の作画でおおーと思わせた作品は、いわば作画の良さで引っ張るタイプの作風になるから、作画がへたった時点で下降スパイラルに入りがちなので、気をつけてほしいなぁ。

春の『第七王子』のように最後まで作画クオリティを保ってくれることを願うばかり。

そういえば、同様に作画維持できた『治癒魔法使い』の方も2期が決定したようだから、この手の作品は本気で作画が命なので。

ただ、正直なところ、それ以外として、ユリウスのCVがどうもね、一番苦手な人になってしまったので、結構残念。

あと、ストーリー的にも、いかにも『ダンまち』の作者が多用する、友人である他種族のプライドを傷つけられたことでマジで怒る主人公、というパタンだったのもね。

あのドワーフをかばったウィルは、異端児のウィーネをかばったベルくんそっくりだったからw

ということで、今回は、全体的にちょっと微妙だったかなぁ。

ぜひとも次回、盛り返してほしいところ。

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